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ワークライフバランス 女性が活躍できる会社環境を整えるために必要なこと。
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/01/15
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- 合同会社ステップトゥモロウ
近年注目されてきている、ワークライフバランスや女性の企業での働き方の問題。
皆様の会社ではいかがでしょうか?
先日ある機会にこの点についていろいろお話を聞く機会がありましたので、簡単にご紹介しようと思います。
出産後に女性が戻ってくる制度が稼働しない理由
女性が働きやすい職場を作るためには、いろいろな方がお話されていましたが、まずは、男性の働く環境を変えていくことが重要だそうです。
これは、例えば営業の部署だったとした場合、数字は全員達成することが必須ですよね?
そんな中、男性は、あるいは独身の女性の方もそうですが、みんな夜遅くや休日返上みたいなことをやって数字を取ってくるような環境であったとしましょう。
このような状況のときに、いくら出産後に戻ってこれる仕組みを導入して、実際に戻ってきていただいたとしても、みんなと同じように、夜遅くや休日返上というような働き方はできません。
そうなってくると、他のみんなより勤務時間が短い分、どうしても目標達成の足かせができてしまいます。
その結果、
・みんなよりも働く時間が短い分、働いていないように見えてしまう。
・実際に数字も作れていない
という状況になり、結果居づらくなってしまい、やめてしまう。
こういうことが起きてしまい、制度がなかなか定着しないそうです。
まずは、男性の働き方を変えていこう
では、どうするのか?
全員が残業がなく、休日出勤がなく、育児休暇は男女関係なく取れる。
そういう職場環境にしていきましょうというのが提案内容でした。
出産後に戻ってきた人と、他の人で、時間などの諸条件が変わらない、イーブンな環境を作っていきましょう。
そうすれば、イーブンな中での競争なので、本当に本人のスキルなどで勝ち上がっていくことも可能になり、女性が真に社会で活躍する環境が整うというお話でした。
これは女性だけの話ではありません
このお話を聞いていて、ふと思いました。
これは、女性に特化した話ではないなと。
そうです。我々男性も一緒です。
例えば、大きな病気をしたり、交通事故などで不慮の入院をすることもあるでしょう。
退院後に復帰といっても、しばらくは時間に頼ったような働き方はできないでしょう。
案外、男性でも同じような理由で退職されている方が多いのではないでしょうか?
そう、年齢・性別などに関係なく、誰にでも起こりうるお話なのです。
理想論で終わらせないために
「そうは言ってもそれは机上の空論ですよね?」
そのような言葉が聞こえてきそうです。
何もしなければ、それはおっしゃる通りです。できる方法を考えて実践していかなければ変わりません。
近年、僕がサラリーマンやっていたときに勤めていた会社にもありました。
ノー残業デー。
そう、この日は絶対に定時で帰りましょうという仕組み。
こういうのも良いでしょう。
また、クラウドを使ったグループウエアサービスもだいぶ広まり、使いやすいものも広がってきています。
これにより、在宅勤務もやりやすくなったでしょう。
実際僕も、ミャンマー事務所とのミーティングにビデオ会議は欠かせません。
このように世の中のツールをフル活用することも良いと思います。
最終的に僕が大切だと思った2つのこと
いろいろお話を聞く中で僕なりに考えた、実際に進めていくために本当に重要なことは、大きく2つあると思います。
■取捨選択をおこなう
例えば今、毎月40時間残業しているとしましょう。
そしたら、残業しないと決めたら、40時間分働けなくなるわけです。
それをどうするかということです。
1.今やっていることを棚卸する
2.全部洗い出した段階で、重要度で優先順位をつける
3.各業務、部分的にでも良いのでシステム化できるところを洗い出す
4.そして、やらなくても良いことを思い切って捨てる
こういうことをやっていきましょう。
3.はシステム化の他にもアウトソースもありだと思います。
例えば、月給20万の人が残業したら時給で1,420円くらいになりますよね?
だったら1,000円くらい(都内なら)でアルバイト雇った方が安いのです。
そして、4.が重要です。
特に、サラリーマンの方、どっちか迷う業務があったら、思い切って2週間サボってみる。
それで、上司に怒られなかったら、やらなくても良かったんだ。
くらいの勇気が必要かもです。
■8時間で終わるコミットをする
これは、コミットをするというよりは、8時間で終わらせる風土を植え付けるという考え方の方があっているかもしれません。
与えられた業務は、8時間×5日のペースで終わる内容なんだから、その時間内で終わらないのもスキル不足。
ちょっと語弊のあるようにあえて書きましたが、そういう風土をつくるということも重要です。
定時までに終わらせる。これも期限を守る。
そういうマインドが必要なのかもしれません。
長時間働いた人が頑張っている人ではなく、期限(定時)までに完結した人が頑張っている。
そういう風土をつくるということです。
これからの時代、働き方のシフトチェンジはとても重要です。
もし、お手伝いができることがありましたらお気軽にお声掛けください。
■合同会社ステップトゥモロウ お問い合わせメール
info@step-tomorrow.com
■合同会社ステップトゥモロウ ホームページ
http://step-tomorrow.com/
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EDITOR PROFILE
合同会社ステップトゥモロウ
小田伸高
合同会社ステップトゥモロウ、代表 兼 CEOの、小田 伸高と申します。
ご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
21世紀に入り、『個の時代』と言われるようになって久しくなりました。
この10年間で世の中も大きく変わり、変化のスピードが加速していく中、企業も個人もそのスピードについていくだけでは足りず、変化のスピードを追い抜くようなスキルを問われています。
そのような時代の中で、企業や個人に求められているのは、国や企業に与えられるものを待つ姿勢ではなく、国や企業、あるいはもっと大きく、世の中に対して、自分が何が出来るのか?を考え、実行していく事だと思います。
昨今は起業される方も増加しており、中学生や高校生で起業するような方も出始めています。
そのような方々の何らかのお役に経つ事が出来、そして、共に歩んでいく事が出来ればという想いをこめて、合同会社ステップトゥモロウは船出いたしました。
是非ともそのような多くの方とお知り合いになりたいと思います。
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