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デジタル時代の革新的サービスChatGPTとは?企業の活用方法をご紹介
- [更新日]2023/05/15
- [公開日]2023/05/14
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- Physis合同会社
近年、急速に発展するデジタル時代において、人工知能(AI)は中核的な技術となっています。自然言語処理や機械学習の飛躍的な進歩により、自動化されたカスタマーサービスからバーチャルアシスタントまで、AIを利用したサービスを色々なところで見かけるようになりました。
こうしたサービスの1つが、OpenAIのGPT-3自然言語処理エンジンをベースにしたAIを使ったチャットサービス「ChatGPT」です。
今回は、ChatGPTとは何か、どのように機能するのかを説明するとともに、企業の活用方法などをご紹介します。
ChatGPTとは?概要と特徴
ChatGPTとは、OpenAIのGPT-3自然言語処理エンジンをベースとしたAI主導の会話サービスです。OpenAIは、2015年にTwitterのCEOを務めるイーロン・マスク氏らによって設立された人工知能の研究機関です。
ChatGPTとのやり取りにおいては、自然かつ分かりやすい文章で迅速に回答が得られます。人間同様に情報を処理し、機械的な単語の羅列だけでなく、コミュニケーションに必要なニュアンスを理解し、人間的な文章を生成できます。
技術的な情報についても、ChatGPTは、表や目次などを自動的に作り、要望に応じた回答を提供することが可能です。これは、ChatGPTが学習した内容を元に行っているものであり、高度な情報の整理に役立ちます。
ChatGPTがもたらすデジタル時代の変革とは?
ChatGPTは、お客様との会話を自動化・効率化することを目的とした、AIを活用した新しいサービスとなります。自然言語による人間の会話を自動的に認識し、応答することで、ChatGPTは顧客との対話のあり方に革命を起こすでしょう。
ChatGPTは、AIを活用した自然な会話を可能にすることで、顧客の不満の解消、効率化、コスト削減を支援します。さらに、ChatGPTは、AIが顧客の行動を理解し分析するように設計されているため、企業が顧客についてより深く知ることができるようになる可能性があります。これにより、企業は製品やサービスのターゲットをより絞り込むことができるようになります。
ChatGPTがもたらすビジネスの可能性とは?
ChatGPTは、自然言語処理における新しい技術であり、今後ますます重要性が高まっていくと考えられます。この技術は、AIの進化に伴い、非常に注目を集めています。
ChatGPTは、今後高度な自然言語処理のタスクに活用されることが期待されます。
例えば、より複雑な対話システムや、高度な機械翻訳などが挙げられます。また、カスタマーサポートの分野において、AIによる顧客対応が一般化すると予想されます。DXにおけるAI活用も期待されており、小売業界やEC分野でも注目を集めています。
ただし、ChatGPTは万能ではありません。文章生成において、誤りや事実誤認が発生することがあり得ます。今後もさらなる研究や技術の進歩が必要とされ、大規模なトレーニングデータや高度なアルゴリズム構築などが求められます。
企業のChatGPT活用方法
ChatGPTのビジネス利用はさまざまな角度から検討されていますが、現段階で主に活用されている方法は、以下のようになります。
文章の作成 |
ChatGPTは、与えられた命令に基づいて文章を自動生成することが可能です。これまでにも、文章作成のための人工知能ツールは存在していましたが、ChatGPTは日本語の文章を自然で読みやすい形で生成することが最大の特徴となっています。
ただし、テーマによっては一定の手直しが求められる場合があります。ChatGPTを文章作成のために活用する場合は、推敲やファクトチェックなどの追加の作業が必要です。 |
要約 |
ChatGPTは提示されたテキストデータから、概要を抜き出し、新たな文章を生成することが可能です。しかし文章作成と同様に、要約された内容に誤った情報が入り込む可能性があるため、人間の目で検証・確認をする必要があります。 |
翻訳 |
ChatGPTは翻訳機能も備えており、日本語、英語を含む多岐にわたる言語へ対応をしています。また、同サービスは継続的に言語モデルのトレーニングにより改善され、翻訳品質の向上が期待されます。 |
質疑応答 |
ChatGPTは、適切な返答を提供する人工知能チャットボットです。ビジネスのカスタマーサポートなどに活用することで、問い合わせ対応の効率化につながります。過去の問い合わせから学習することで、自動化によるユーザーサポートも可能となります。ただし、高い精度を保証するためには、時間が必要です。 |
アイデア作成 |
ChatGPTは、新規事業におけるビジネスモデルの開発に活用されることがあります。ビジネスプランの作成に必要な土台を自ら掘り下げるよりも、ChatGPTを用いて作成することで、作業時間を大幅に短縮できます。一回の質問だけでは、質の高いビジネスプランを作成することはできません。しかし、細かく質問内容を練り上げることで、効率的かつ質の高いビジネスプランを作成することが可能です。 |
ChatGPTの企業活用事例
ChatGPTは新しいサービスですが、すでに多くの企業がカスタマーサービス業務に活用しており、今後も導入する企業が増えていくと思われます。
また「文書作成」機能を活用する企業も増えてきています。
note株式会社が提供する「note」は、Webコンテンツをプラットフォーム上で売買できる、企業および消費者向けのサービスです。同社では、2023年2月に note AIアシスタント(β) を発表し、ユーザーが希望する記事のテーマに沿った構成案を提供しています。記事作成においては、構成案の考案に多大な時間がかかる場合があるため、AIがこの重要なタスクを代替してくれることは大きなメリットがあります。
「ChatGPTとは?企業の活用方法をご紹介」まとめ
ChatGPTは、カスタマーサービスに革命を起こす、人工知能を活用した画期的なサービスです。ChatGPTは、自然言語による人間の会話を自動的に認識し対応することで、顧客の不満の解消、効率の向上、コスト削減に貢献しています。
企業はChatGPTを活用することで、より深い顧客満足を得ることができ、顧客とのやり取りを効率化できます。また、ターゲットマーケティングや予測応答、自動化されたカスタマーサービスにも利用できます。
ChatGPTの可能性は非常に高く、近い将来、より多くの企業がこのサービスを導入することが予測されます。
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