多くの日本企業は、ターゲットを明確化することを好みません。
ターゲットを明確化することが、市場を狭めてしまうように感じるようです。
大きな会社ほどそのアレルギーがあるように思います。
本来、ターゲットを明確化すべき、という議論は1960年代から
行われてきました。STP理論を聴いたことはあるでしょうか。
実に古い話です。
しかし、ターゲットを明確化することによって、何がいいのか。
それに明確に答えられる人はそう多くありません。
その答えは、企業から発信するコミュニケーショが際立つということ。
それゆえ、目立つので、結果、狙ったターゲット以外の人が集まる、という図式です。
例えば、20代の異性を食事に誘ってください、と言われて、なんと回答するでしょうか。
20代の異性が誰を指しているのか、わからなすぎて、答えに窮するはずです。
しかし、隣の席の山田さんを食事に誘ってください、と言われたら、どうでしょう。
「山田さんは焼肉好きだったな?」とか「タバコの煙が嫌いだな?」とか
いろいろ思い浮かぶはずです。すると、
「◎◎に完全禁煙のおいしい焼肉屋さんがあるから今度いきませんか?」と
セリフを具体的に思い浮かぶはずです。
そしたら、それを聞いていた部長が「俺も行きたい!」と言って参加する。
よくある光景かもしれません(笑)。
こんなかんたんなことに、多くの企業が気づきません。
「パソコンでクリエイティブなことなんて誰がやるんだ?ただの計算道具だろ?」
と思われていたところにAppleがiMacを出した。瞬く間に人気商品になりました。
市場にほんの一握りかもしれない。でも彼らのためにiMacを出しました。
市場のほんの一握りのために、ターゲットを明確化すべきという話は
実はさまざまな理論があります。それはまたの機会に書くことにしましょう。
しかし、ターゲットという言葉、戦争用語なのでどうも敵対的な感じがしますよね。
一番愛されたい人は誰か?と言い換えると考えやすいかもしれません。
興味がある方はぜひ私たちの運営するBRAND THINKINGの下記の記事も
あわせて読んでみてください。
ご相談はこちらから
企画や要件が固まっていないご相談でも
お気軽にお問い合わせください。
-
01
相談する
-
02
要件ヒアリング
-
03
専門企業のご紹介
-
04
企業との
ご面談&見積取得 -
05
企業選定〜契約締結
サポート -
06
専門企業と直接
プロジェクト進行
※ステップ5以降はご希望に応じて
サポートいたします。
本サイトは、reCAPTCHAとGoogleにより保護されています。(プライバシーポリシー・利用規約)
EDITOR PROFILE
むすび株式会社
深澤 了
むすび株式会社代表取締役。ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター、BRAND THINKING編集長。2002年早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループ入社。広告代理店アドブレーン社制作局配属。CMプランナー/コピーライターとしてテレビ・ラジオのCM制作を年間数百本行う。2006年パラドックス・クリエイティブ(現パラドックス)へ転職。企業、商品、採用領域のブランドの基礎固めから、VI、ネーミング、スローガン開発や広告制作まで一気通貫して行う。2015年早稲田大学ビジネススクール修了(MBA)。同年むすび設立。地域ブランディングプロジェクト「まちいく事業」を立ち上げ、山梨県富士川町で「本菱」を、埼玉県戸田市で「かけはし」と、立て続けに日本酒をプロデュース。山梨県都留市ではネクタイブランドの立ち上げも行う。
むすび株式会社
東京都
●オンライン中
toB、toCマーケティング全般
ロゴ制作
広告コピー制作(キャッチコピー、ボディコピー)
他
むすび株式会社でできること
-
toB、toCマーケティング全般
-
ロゴ制作
-
広告コピー制作(キャッチコピー、ボディコピー)