O2Oから生まれた新たなマーケティング「O2O2O」

O2Oから生まれた新たなマーケティング「O2O2O」

O2O（Online to Offline）

コンピューターの普及とネットワークの発達により、今やWEBサイトで商品を購入するのは当たり前となっています。 そんな中、O2O(Online to Offline)という概念が生まれました。 O2Oとはネットを通じて実際の店舗へ消費者を誘導する仕組みで、WEBと実店舗の両方で商品を販売する小売業などで取り入れられていました。 また、今ではより大規模なビジネスの場でもO2Oの考え方が活用されています。

O2O2O

そのO2Oを更に発展させた概念として話題なのが、「O2O2O(Onair to Online to Offline)」です。 ここで言う「Onair」とはテレビのことを指し、テレビとネット、そしてリアルな店舗の3つを関連させたマーケティング手法です。 例として挙げると、以下のようなものがO2O2Oに当てはまります。 ・CMを見た人にネットでの検索を促す ・スマートフォンアプリと連動したテレビ番組を企画する ・テレビ番組内のクイズにスマートフォンで投票してもらい、正解者にクーポンをプレゼントする

O2O2O2の利点

O2O2Oの利点は、3つの観点からデータが主計できることです。 テレビの視聴者とサイトの閲覧者、実店舗を訪れた客層などを把握すれば、それぞれのメディアがどんな人に利用されているかという幅広いデータを集めることができます。

O2O2O2の利点②

また、そのデータを活用することでそれぞれの取り組みの関連性を図ることもできます。 テレビの放送時期とWEBの閲覧数、店舗の集客数が連動していれば相乗効果が期待できますし、逆に関連性が薄ければいずれかに課題があるということが分かります。 O2Oにテレビというメディアを加えることで、より戦略的なマーケティングを行うことが可能となります。