- 映像・動画制作
- 動画制作(撮影・編集・制作)
トマ・ピケティ氏「21世紀の資本」日本語版動画~朝日新聞デジタル
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2015/04/01
- 2076 view
- 株式会社エムストーン
1月に来日された経済学者トマ・ピケティさんの講演動画が、朝日新聞デジタルアーカイブに公開されました。
この翻訳と吹替えを、実は弊社で制作させていただきました。
<朝日新聞デジタル>
http://www.asahi.com/topics/word/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3.html
ピケティ流、富の再分配とは
~シンポジウム「広がる不平等と日本のあした」
世界的ベストセラー「21世紀の資本」の著者でパリ経済学校教授のトマ・ピケティ氏を招いたシンポジウム「広がる不平等と日本のあした」(主催・朝日新聞社、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、協力・みすず書房)が1月29日、都内で開かれた。ピケティ氏が基調講演し、日米欧の各国内で所得や資産の…
(朝日新聞デジタルより)
フランスなまりの英語を、息継ぎする間もなく延々と数十分間も、早口で大量の英語をしゃべり続けるエネルギーには圧倒されました。
吹替えの場合は、そのまま翻訳するとどうしても日本語訳の方が長くなりすぎて、台詞がこぼれてしまいますが、ピケティさんの英語はあまりにも量が多かったので、通常よりもかなりの工夫が必要でした。
その一つが訳文。
原文の意味を省略せずに、短い日本語でできるだけ正確にいかに表現するかというのが、翻訳時の工夫です。
これは翻訳者さん及びリライターさんの日本語表現能力によるところが大です。
そしてもう一つの工夫が、吹替え収録時です。
声優さんは事前に台本を読み、準備に準備を重ねた上でスタジオに現れます。
そして収録に入る前に、滑舌とトーン、速度の最終チェックをします。
では、どうしても台詞がこぼれるところはどうするか。
少し前後にずらそうかとか、このフレーズは不要だから削ろうとか、言い換えようとか、直前まで台詞の修正をします。
そしてリハーサルを重ねた後、映像の動きに合わせて録音を開始します。
収録後は再度、映像の動きに合わせて編集・調整し、映像に音声を焼き付けて(実際は合成ですが、「焼き付け」といった方がイメージに近い)、最終編集をして完成させます(完パケ)。
今回は、収録時の演出を私がさせていただきましたが、とてもスリリングで楽しい経験でした。
この動画をみていただいて、ピケティさんの真意がうまく伝わっていれば幸いです。
ピケティさんの発言は次の3か所です:
(1)0:06:57~0:53:40
(2)1:32:35~1:51:42
(3)2:16:52~2:28:50
株式会社エムストーン
藤原祥隆
info@mstone.co.jp
(翻訳・通訳から字幕、吹替え、動画制作はおまかせください)
ご相談はこちらから
企画や要件が固まっていないご相談でも
お気軽にお問い合わせください。
-
01
相談する
-
02
要件ヒアリング
-
03
専門企業のご紹介
-
04
企業との
ご面談&見積取得 -
05
企業選定〜契約締結
サポート -
06
専門企業と直接
プロジェクト進行
※ステップ5以降はご希望に応じて
サポートいたします。
EDITOR PROFILE
株式会社エムストーン
藤原 祥隆
映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。
沿革:
■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。
■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。
■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。
■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。
株式会社エムストーン
株式会社エムストーンでできること
-
toB、toCマーケティング全般
-
動画制作(撮影・編集・制作)