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オウンドメディア制作における「事業コンセプト」の重要性
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/05/29
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- 株式会社Lifelong Kindergarten
企業の事業企画やコンセプト設計等に携わる中で、よくあるお悩みや課題を
たびたびお聞きしています。
今回は、ここ数年ぐっと注目されている「オウンドメディア制作」について
お話いたします。
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「作ること」が目的になっていませんか?
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目的がはっきりしていないものを発注してはいけない、と私は思っています。
よくあるのが、「ECサイトを作ってほしい」とか「ECサイトの検索表示順位を
上げてほしい」もっと言うと、「インスタに上げてほしい」などなど・・・
という声。
何のためにそれを作りたいのか実施したいのかが、明確になっていないことが多いのです。
では、目的を明確にするにはどうしたらいいのでしょうか?
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「そもそも論」で本質を探る
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例えばECサイトの場合は、「なぜ商品のネット上での販売が必要なのか?」
インスタグラムの場合は、「なぜ投稿して人に見てもらう必要があるのか?」
と、本来の目的を明確に理解した上で、目的に合わせて必要なものを作るべきです。
何かをはじめる前に、それが本当に必要なのか、何を実現するために必要なのか、
またその手法を選んだ理由を問い直してみましょう。
さらに言うと、自分たちの商品が「客観的に分析するとどのような存在なのか?]
と、そもそもの存在自体を問い直すことは重要です。
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本来必要のないものに対し、クリエイティブを作るのは無駄
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例えば毎月ウェブサイトのコンサルを入れている場合、
もちろん本当に必要な場合もありますが、そもそも不要なのであれば
無駄な経費をつぎ込んでいるようなもの。
特に大手企業では担当者が変わってそのまま引き継いでしまったり、
そこの問い直しができていなかったりと、うやむやな状態のまま無駄な経費を
投下し続けてしまうケースも多く見受けられます。
皆さまは、毎月なんとなくコンサルフィーを払ったりしていませんか?
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そもそもコンセプトとは?
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コンセプト(consept)とは、本来「概念」を表す言葉です。
日本語でコンセプトを用いる場合は、「全体を貫く基本的な概念」を表すことが多いようです。
事業を進め成功に導きたいと考えるならば、一番大切なものは「コンセプト」
の設計です。
さらにいうと、ベンチャー企業にとっては特にコンセプトが必須!なのです。
なぜならベンチャー企業では、新しい分野でのビジネスを開拓する中で、
「事業創造を可視化」することが求められるからです。
また、スピード感を持って物事を進めることが求められる中で、決断する機会が自然と多くなります。
スピード感と的確な判断が求められる中で、コンセプトが明確にあれば、
ブレずに考えることができるのです。
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コンセプト設計に時間を割く余裕がない!という方へ
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コンセプトの大切さはわかっているものの、なかなかそこに時間を割けない
という方は多いのではないでしょうか。
パターン1)コンセプト設計を外部の企業に依頼する
自社でコンセプト設計の時間を割くのが難しい場合、事業戦略やコンセプト設計を
外部に依頼するという選択肢があります。
これは自社で工数を掛けられない際の打開策という意味もあるかと思いますが、
第三者の客観的な視点で自社を分析するため、より市場からの反応を予測し
制作することができます。
パターン2)制作に特化した企業に依頼する
とにかく制作物を完成させなければ、というシーンもあるかと思います。
その際には、制作部分に特化した制作会社はたくさんいらっしゃいます。
そのような企業様に相談することで、要望に合わせた制作物を作ってくれることでしょう。
パターン3)コンセプト部分と制作部分に分けて依頼する
なかなか時間や工数を割けないものの、コンセプトもしっかりと設計したい・・・
という場合もありますよね。その場合は、コンセプト部分には時間を割き、
骨子が定まったら、具体的な制作物は制作会社に依頼する、という方法があります。
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お互いがハッピーになるためにやるべきこと
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他にも、「効率化」という面においてもコンセプトの設定は非常に有効です。
軸を設けることにより、そこを基準として何が必要かなどを効率的に考える。
現在、情報過多な社会ですから、判断指標がないと本来必要のないものまで
求めて浪費してしまいかねません。
なので、私の場合は客観的に「必要・不必要」かどうかをはっきりと伝えるようにしています。
もちろんこれは非常に言いづらいことで、正直嫌われてしまうこともありますが・・・
本質的に不必要なものに経費をかけ続けるのは発注企業にとってもよくないですし、
私たちクリエイティブ会社にとっても不要な労力をかけてしまうという
お互いハッピーではない状況になってしまいますよね。
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まとめ
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オウンドメディアは自社の顔となるため、企業にとって非常に重要なものです。
最近では重要性を知る企業も増えているため、様々な趣向が凝らされています。
その中でも趣向に流されず、本当に必要なものは何かを定め(コンセプト)、
自社の状況に見合う方法で制作することが大切です。
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株式会社Lifelong Kindergarten
鈴木 智記
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