ランチタイムの過ごし方（単独行動編）

弊社のランチタイムは、時間設定が自由な方だと思います。
通常だと12:00～13:00までと比較的決まっているところが多いようですが、
私たちは13:00～13:30の間にランチタイムを取ることが多いです。
単独行動をこよなく愛する私（営業部　女）は、
ランチタイムを一人で好き勝手過ごすことも多いです。

残念なことに、会社の最寄り駅の泉岳寺近辺には、ランチのお店が多くありません。
特に和食系が乏しいです。
美味しい和食が食べたくなった日は、泉岳寺のお隣、田町まで繰り出します。

ランチに出かける

会社から田町までは、お店の場所にもよりますが徒歩１０～１５分くらい。
行き帰りにかなり時間がかかりますから、スピード勝負です。
ゆっくり食事をしたい日は、行き帰りのタイムロスをどれだけ短縮できるかが、その日のランチ満足度を左右します。

午後13:00、迅速に会社を出た私は、
忙しくてお昼に出られなそうな仲間に若干の後ろめたさを感じつつ、田町に向かって歩き始めます。
頭の中はご飯のことでいっぱいですから街並みをノンビリ眺めて「いい天気ですね」と思う余裕はありません。

事務用のペッタンコシューズでせかせか歩くわけですが、
これはハイヒールが早歩きにはどうしても向かないためです。
足を長く見せたいとか、オシャレになりたいとか、大分前からどうでもよくなっています。

ランチを食べながら思うこと

お店につくと、私用を片付けたり、本を読んだりと自由な時間を過ごします。
最近お気に入りの本は『はじめての柴犬との暮らし方（日東書院本社著）』です。
柴犬を飼える予定は今後もありませんが、
“もしも柴犬を飼えたとしたら”というテーマで妄想するのはとても楽しいです。

待ちにまったご飯が運ばれてきました。
一人で黙々と食べていると、隣の席の会話が嫌でも耳に入ってくるものです。

ある日、右隣りの女子社員２名は、怒涛の如くしゃべりまくっていました。
皆さん、フラストレーションが溜まっているのですね。
初対面の私には背景の分からないことですから、不躾な邪推はよしましょう。
脳内でアレコレ想像しないようにして、シャットアウトしておきます。

ある日、左隣の女性は一人でランチに来ているようでした。
手を合わせて食べ始め、食べ終わるとまた手を合わせました。
終始身のこなしが上品だった彼女は、食べ終わるとサッと机の上を片付けて、
長居することもなくスマートに帰っていきました。
食べ物や作り手に感謝し、お店への配慮ができる、こういった素敵な習慣は自然に出来るように、
身に付けておきたいものだと思いました。

くだらないことではありますが、単独のランチにも感情を動かされることや学ぶことは割とあります。
こうしてゆっくりお昼の時間を取れる日があることはとてもありがたいです。
出来るサラリーマンの方々であれば、ランチタイムのスキマ時間を決して無駄にせず、
仕事のメール処理や勉強、資格の取得などに励んでいらっしゃるのかもしれません・・・。
自分は怠惰なのかもしれないという焦りを感じつつも、
自由に過ごせるこの時間をとても嬉しく思っています。