【初めてのホームページ制作外注】失敗リスクを防ぐ依頼準備の5つのポイント
- [更新日]2023/01/27
- [公開日]2019/04/18
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目次
【初めてのホームページ制作外注】失敗リスクを防ぐ依頼準備の5つのポイント
初めてホームページ制作を依頼するときはなかなか意識しづらいですが、実は、満足のいくホームページを制作するためには注意すべきポイントがあります。
「依頼準備はできているので、依頼先候補を探したい」という方は、ホームページ制作対応が可能な会社一覧をご覧ください。
リカイゼンでは、ホームページ制作実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
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ホームページを制作しようと考えたときに、まず気になるのが「いくらでできるのか?」という費用面ではないでしょうか。
そのような場合に、WEB制作会社に直接「ホームページを作りたいのですが、いくらになりますか?」と聞くと、大半が「どのようなホームページを検討されていますか?」という質問が返ってきます。
なぜ高い見積もりになりやすいかというと、最初にどのようなホームページが作りたいかという情報がないと、あとで「これもやってほしい」「あれも必要だった」と内容が膨らんだときに対応ができるように、高めに見積もりが作成されることが多いのです。
まず、どんなホームページを作る場合にもこれだけは抑えておいていただきたいという5つの項目を紹介します。
何のためにホームページを作るのか、その目的を共有しましょう。
ホームページにどのような人に訪れてもらいたいかを決めます。
ターゲットを設定することによって、デザインの方向性やテイストなどが定まりやすくなります。
主に、上記の目的を考えるとどのような人たちに訪れてほしいかが結果的に見えやすくなるでしょう。
できるだけ細かく設定できると、制作会社からよりデザインに関して具体的な提案をもらいやすくなります。
一口にホームページといっても機能を持っているサイトもあります。
「予算がわからないから問い合わせをしている」というのはその通りですが、おおよそ自社でホームページ制作に使える予算感というのを決めておくことは大切です。
もしくは、簡易的なWEB制作費用の概算シミュレーションサービスを利用するのもよいでしょう。ページ数や、希望する内容に応じて概算の見積もりを知ることができます。
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ホームページを制作する上で、最終的に予算面ややりたいことなどで条件をすり合わせるために、優先順位の判断が必要になる場合があります。
ここまで、ホームページ制作を依頼するにあたって、最低限準備しておきたい項目について紹介してきました。
デザインを決めるのは非常に難しい制作工程の一つです。なぜなら、全ての人が最初から合致するデザインは、ほぼ0に近いからです。また、「このような感じにしたい」というのが曖昧であるほど、デザイナーは迷ってしまいます。
ホームページの内容と関連性の高いキーワードを3〜5個程度のキーワードをピックアップします。これは、検索サイトでキーワード検索をされた際にホームページを上位表示させるためのSEO対策用キーワードとして使います。
素材というのは、ホームページ内で使用する写真やイラスト、テキストなどの情報です。ホームページ制作にあたって、特にコストを抑えたいという場合は、依頼者側がこれらのコンテンツを準備し、制作会社は枠となる部分を制作するというかたちで分けられることがあります。
サイト全体として、どのようなページを設けたいのか、リストアップしておくことです。発注者がホームページ制作に慣れている場合などは、必要ページをサイトマップとして作って制作会社へ渡すということもあります。
上記のページが主になりますが、ページ数が多いサイトは、商品詳細のページ数や事例ページ数、ユーザーの声などのコンテンツによってページ数が増えることが多いです。
最近では、ほとんどのホームページがスマホやタブレット対応を行うため、レスポンシブ化にする企業が増えました。ただ、ホームページのターゲットや方向性によってレスポンシブ対応する必要がない場合がありますので、社内確認をして決めることが重要です。
ホームページは、制作することを目的にしてしまうと求める効果として失敗しやすい傾向が多いです。それは、ホームページはリリースしてからが本番だからです。ですので、リリース後の社内の運営体制について確認しておくことが必要です。
特定のキーワードでGoogleやYahooなどの検索エンジンからの検索結果に自社ホームページを上位表示させるためのSEO対策ですが、WEB制作会社の中にはSEOを得意とする会社と、不得手な制作会社(もしくは対応範囲に入っていない場合)があります。
事前に、競合他社となる企業のホームページをチェックしておく必要はあります。また、どのようなキーワードが使われているのか、どのようなページ構成になっているのか、どのようなコンテンツを設けているのかを知ることはとても大事なことです。競合が行なっている施策などが見えたら、真似をしてみることも一つの方法です。
RFPとは「提案依頼書」の略称で、制作会社側に上記のような共有事項をまとめて渡す際に使用される書類です。
上記のRFPも簡易的なものにはなりますが、用意しておくと制作会社とのコミュニケーションがスムーズかつ、見積もりの精度が上がります。
上記内容が揃ってくると、相談をすべき制作会社像が見えてきます。ホームページ制作にとって、依頼先探しは成功を左右する分かれ道といっても過言ではありません。
「ホームページ制作」や「ホームページ制作 東京」などのキーワードで検索すると、SEO対策をしている会社が上位に上がってきます。
ホームページ制作を依頼するときは、事前準備にて決めたデザインの方向性、もしくは目的の内容にあった実績のある制作会社に相談した方がよいでしょう。
このように、事前準備を行いながら、非常にたくさんあるWEB制作会社の中から、検索によって自社の条件に当てはまる会社を探すのは至難の業です。
もし、制作会社選びに挫けそうになった際には、「リカイゼン」にご相談ください。
せっかく予算をかけて作るホームページだからこそ、できる限り失敗のリスクを少なくし、満足のいくホームページにするために、事前準備を行いましょう。
「そんな時間がないから外注している」という方もいらっしゃるかと思いますが、事前準備をせずに外注してしまうと、あとで修正を繰り返すことになったり、トラブルが発生しやすくなるなど、逆に時間を取られてしまうケースが多いからこそ、事前準備の実施をおすすめします。
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1.なぜホームページ制作の事前準備が必要か
社内で実施に向けて予算を確保するにも、見積もりが必要になるケースが多いと思います。また、逆に予算ありきで対応できる会社を探すという場面もあり得ます。
ホームページなどの見積もりは、基本的にはデザイナーやコーダー、ディレクターなどホームページ制作に関わる人たちの「人件費」によって決まります。
つまり、ホームページの見積もりを作るためには、まずは「どのようなホームページを作りたいか」の情報がないと、どのくらいの作業ボリュームになるかが把握できず、見積もりを作ることができないのです。
また、その状態で無理やり見積もりを作ってもらうと、多くの場合、想定よりも高い見積もりが出てきてびっくり、ということがあります。
その正確ではない見積もりを見て、「この高い見積もりでは予算確保ができない」となってしまうのは、非常にもったいないことです。
意味のある見積もりを作ってもらうためにも、ホームページを外注する前に、事前準備が必要なのです。
2.これだけは抑えておきたいホームページ制作の事前準備5つの項目
①ホームページの目的
この目的があれば、制作会社側もまずどのような提案をすればよいかという方向性を見つけることが可能です。
よくあるホームページ制作の目的を下記にまとめましたので、参考になりましたら幸いです。
名刺代わり
取引や契約、申請などの関係で取り急ぎホームページが必要という場合。
会社情報や代表情報があり、所在が分かればよいというだけのもの。
採用強化
会社の新卒社員や中途社員の採用を強化するために、ホームページを作成したいというもの。
会社の事業内容や社員の声などのコンテンツが必要になる。見た目の印象も重要。
売上強化(既存顧客向け)
既存の取引先との関係性強化やアップセル・クロスセルなどを目的とするもの。
サービス内容や事例などのコンテンツを拡充したり、注文や問い合わせをしやすい動線設計が必要になる。
集客強化(新規顧客獲得)
新規顧客を獲得するためにWEBからの集客を強化することを目的とするもの。
SEOなどの流入施策が重視されることが多い。
受け皿(CV獲得)
ブランドサイト、キャンペーンサイトなど、WEB検索以外からの流入をメインにサイトに訪れ、購入してもらったり、申し込みをしてもらうことを目的としたもの。
サイトのイメージ合致や問い合わせまでの動線づくりが大切になる。
②ターゲット
③ホームページの機能の有無
機能を設けるときは、いわゆるデザインを得意とするWEB制作会社ではなく、システム開発などの対応を得意とする制作会社を見つけた方がよい場合があります。
相談するべき会社を間違えないためにも、下記のような機能が必要かどうかを考えておきましょう。
問い合わせ機能
デザイン系WEB制作会社でも対応可能な場合が多い
CMS(ブログやニュースなどの更新機能)
簡易的なものであればデザイン系WEB制作会社も対応している場合が多い
予約機能
予約後、予約管理などを行いたい場合は開発もできる会社の方がよい
EC機能
EC機能はEC制作を得意とする会社の方がよい
会員機能
ログイン機能を設け、会員だけが閲覧できるページを設ける場合は開発もできる会社のほうがよい
マッチング機能
マッチングなどのサイトに訪れる人同士のやり取りをできるようにする場合は開発会社に依頼するほうがよい
④予算・納期
ホームページ制作については、リッチに作ろうと思えば青天井のような世界なので、予想を超える見積もりは、見積もりを受け取る側にとっても、制作会社側にとっても、意味がないものになってしまいます。
ホームページ制作は、フリーランスから専門の制作会社まで依頼先が広がったからこそ、希望費用に応じて相談をするべき依頼先も異なります。
また反対に、20〜30万、50〜100万、200〜300万、1000万以上など、ホームページにどのくらいの予算をかけられるかも会社様によって異なります。おおよそ想定している見積もりを伝えることは、あとでミスマッチを防ぐためにも大切なことです。
目安にはなりますが、ホームページ制作の相場観を知りたい場合は、「【目的別】HP(ホームページ)作成の費用相場を解説」の記事をご覧ください。
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⑤優先順位
主に以下の項目の優先順位を決めておくと、判断に迷った際によいでしょう。
3.これが分かるとより正確な見積もりが分かる!追加で準備したい8ポイント
ここからは、より正確な見積もりを作ってもらえる、準備が可能であれば用意しておきたい内容について紹介していきます。
①デザインの方向性
「プロの意見を参考に」と言いながらも、出てきたデザインを見て「思っていたのと違う」という反応をしてしまう発注担当者さまがいらっしゃるというのは、もはやあるあるです。
(「思っていたのと違う」デザインだったとしても、デザイナーさんが依頼内容から得た情報でデザインの裏付けや方向性がある場合は、そのプロの意見を聞いてみるべきではありますが…)
「思っていたのと違う」となり、デザインの修正を行うことは、1回分のやり取りを無駄にしてしまうため、もしイメージがあるのであれば、共有しておいた方が制作会社側とのコミュニケーションを円滑に進めるためにもよいでしょう。
参考にしたいサイトのURLをいくつかピックアップしておく、もしくは手書きなどでもワイヤーフレームでラフを描いてみるなど、いくつかイメージのつくものを準備しておきましょう。
②検索キーワードのピックアップ
特にホームページの目的で、「集客強化」を選んだ場合には、これらを準備しておくと、より制作会社側からの提案の質がアップします。
③素材の用意
素材のボリュームによって、配置やレイアウトも変わることがあるので、自社で依頼をするときはできるだけ早めに素材を共有できるようにしておきましょう。
素材制作自体を制作会社に依頼したいという場合は、素材制作も見積もり項目に含まれることになるため、事前に共有しておきましょう。
④必要なページのリストアップ
ホームページの中で主に用意されるページとしては下記が一例ではありますが、ケースによってはこれらの情報を1ページにまとめた1ページもののホームページを作りたいという場合もあるかと思いますので、ページ数を想定しておきましょう。
⑤スマートフォン対応等の有無
⑥運用体制はどうするか
ホームページが正常に動くようにサーバーの監視をしてもらったり、既存ページの更新・新規ページの追加なども定期的に実施したいという場合は、保守・運用などの相談も可能な制作を選ぶ必要があります。
⑦SEOやサイトの分析レポートはどうするか
SEOを想定したホームページ構造やコーディング・マークアップなども依頼するかどうかも確認しておきましょう。
⑧競合他社の調査確認
制作会社側にも競合サイトのホームページを共有しておくとよいでしょう。
4.スムーズな依頼を可能にする「RFP」を作成する
上記のように事前準備ができたら、RFPのかたちで書面(ドキュメント)にまとめておくと、いくつかの制作会社に見積もりの依頼をお願いする際に、共有事項を一元管理できて便利です。
RFPは以下のような項目で作成しましょう。
プロジェクト名
プロジェクト名を記載(ホームページの新規制作など)
ホームページ情報
新規制作orリニューアル
ホームページ制作の目的
目的を記載
ホームページ制作依頼の背景
ホームページを制作するに至った理由を記載
解決したい課題
現状ホームページが抱えている(もしくはホームページがないことによって生じている)課題を記載
事業内容
自社の事業内容について記載
ターゲット
ホームページのターゲットを記載
必要な機能
必要な機能について記載
想定しているページ数
ホームページのページについて記載
デザインの方向性
希望するデザインのイメージや参考にしているURLを記載
素材提供の有無
ホームページの素材制作について記載
スマホ対応
レスポンシブ対応について記載
SEO対策
検索キーワードやSEO対策を求めるか否かについて記載
保守・運用
保守・運用について依頼するか否か記載。依頼する場合は求める範囲を記載
サーバー等への希望
現在使用しているサーバーがあるか否か、クラウド、レンタルなどの希望
競合
競合サイトについて記載
予算
想定している予算を記載
納期
想定納期を記載
提案について
提案時に提案してもらいたいものについて記載
例)
・サイト提案書(デザインの方向性、簡単なサイトマップ、対応範囲、体制図等)
・見積書(一括ではなく、項目明細あり)※対応範囲別に松竹梅提案希望
提案提出期限
●月●日●時まで
5.注意したいホームページの依頼先の探し方
日本国内には、WEB制作会社が17,000社以上あると言われており、WEB制作会社によって得意領域なども異なります。どこにお願いしても同じというわけではありません。適した会社に依頼することが必要になってきます。
見積もりの相談をするWEB制作会社の依頼先を探す際のポイントについて共有します。
検索順位だけで判断しない
上記でも見たとおり、WEB制作会社の数は非常に多いため、上位に出てくる会社はほんの一部です。
SEO会社に強いという視点も視野に入れている場合は、この表示順位も選定ポイントの1つになりますが、基本的に上位に上がってくるWEB制作会社は大規模系の制作会社が多い傾向があります。
大規模制作会社は、その立地や抱えているスタッフの人数などから、管理維持費なども関係し、制作費用が少し高くなる傾向があります。(ただし、その分手厚いサポートを行っている会社も多いです)
検索上位の会社だからと言って、作りたいホームページの制作会社としてマッチするとは限らない場合があります。
また、腕は確かなWEB制作会社でも、普段の請けている案件の関係で自社サイトを更新する時間がなかなか取れず、サイト自体を見つけづらいというケースもあります。
実績について確認する
他社の制作経験からの提案や、ノウハウを所有しているケースが多いからです。
ただし、注意したい点として、WEB制作会社のホームページにある実績事例の制作範囲が、その制作会社がすべて対応しているとは限りません。WEB制作会社によっては、事例として実績のキャプチャ画像だけがあり、対応範囲が記載されていない場合もよくあります。
実績事例のイラストの雰囲気がいいなと思っても、そのイラストは自社制作ではないかもしれませんし、デザインやレイアウトは指示があって制作だけを対応しているものかもしれません。
また、WEB制作会社によっては実績は豊富にあるものの、クライアントの関係からホームページ上に実績を掲載することができず、打ち合わせ時などやクローズドの環境であれば実績事例を共有できるという会社もあります。
6.ホームページ制作の依頼先をもっと手軽に探したい方へ
途中で諦めて、とりあえず出てきた会社に相談してみようかな…となってしまうお気持ちもよくわかります。
ただ、世の中にはよりマッチする実績があり、よりジャストな費用感で相談ができるWEB制作会社がきっとあるはずです。
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