ホームページ制作の相場を目的別で自己診断！適した費用目安で依頼しましょう

ホームページの作成にかかる費用相場は、ホームページを作る目的、依頼範囲、ページ数などによって作業のボリュームが変わるため、一概にいくらという表現が難しいものです。
ただし、「どのようなホームページを作りたいか」ということがはっきりしていれば、おおよそ必要な費用目安が見えてきます。

今回は、目的や条件にあわせた、ホームページの費用相場について紹介していきます。
前半では、診断チャートと逆引き表を使ってホームページ制作全体の相場を確認、後半で費用を左右するポイントについて紹介していきます。

ホームページ制作の依頼相談ができる会社をお探しという場合は、ホームページ制作会社一覧をご覧ください。

1.　ホームページ作成にかかる費用相場

ホームページの作成の費用というのは、本来「どんな目的でホームページを作りたいか」から考えるのが王道です。
とはいえ、あらかじめ予算が決まっているというケースもあるのではないでしょうか。

予算が決まっていると、予算額が制作会社が稼働できる工数になるため、結果的にどのようなホームページが作ることができるのかが見えてきます。
そこで、ホームページの目的から費用相場を見つける診断チャートと、予算から制作可能なホームページを見つける逆引き表を作成しましたので、こちらをご参考ください。

【目的別】ホームページの作成にかかる費用相場の診断チャート

ホームページ制作は、目的によってどのようなホームページを作るのかが変わるもの。
「ただ、どのように目的を整理していけばいいかわからない…」「何が相場が変わる要因になるの？」という方に向けて、診断チャートを作成しました。
頭の整理や、目安として、設問にYESかNOで答えて、下記にある逆引き表でどのタイプになるかご参考にしていただければと思います！

【逆引き表】予算から見るホームページ作成の費用相場

ここでは、予算からどのようなホームページがつくれるのかを逆引きのかたちでまとめました。
作りたいと思っているホームページは予算内でできそうか、もし予算オーバーになってしまったら内容を変えるか予算を変えるかなど、1つの目安としてご活用いただければと思います。

上記はあくまでも目安となります。
制作会社によっては、予算内にて上記に記載されている対応範囲よりも広いこともありますし、案件の難易度によっては予算が増えることもあります。

実際のところは、依頼者側でホームページの依頼内容をまとめ、実施する際の優先順位を決めた上で、制作会社に実際に問い合わせてみることが必要です。
ホームページの依頼先は、「リカイゼン」で簡単・スピーディに見つけられます。
「実績」「予算」「納期」など、希望条件に合致する制作会社のみ、無料で紹介してもらえるので、依頼先探しにかかる時間を大幅に削減できます。「無料相談フォーム」からお気軽にご連絡ください。

参考：外注先による費用の違い

なお上記はあくまで制作会社へ依頼した場合の目安です。HP作成の外注先は、代理店、HP制作会社、フリーランスと幅広く、価格帯にも差があります。

●　代理店

10〜30%ほどのマージンが取られるものの、制作会社とのやり取りはすべて任せられるため、本業に集中できる。

●　HP制作会社

会社の規模によって価格帯が変わる。中小規模の制作会社なら小回りが利きやすく、また費用もおさえやすい。一方、大規模なHPを作成したい場合は、人材豊富な大手の方が安心して任せられる。

●　フリーランス

簡易的なHP制作や、コストをとにかく安くしたい場合にメリットがある。ただし、あくまで個人への依頼になるため、突発的なトラブルで納期に遅れたり、クオリティの低いものが納品されるリスクも考慮して依頼すべき。

上記を踏まえ、ホームページ作成を依頼したい場合は、目安の金額を参考にしつつ、複数の制作会社から概算見積もりを集めることをおすすめします。希望するホームページの内容と、出てきた見積もり金額を比較して適正価格を把握することが、失敗しないホームページ作成の第一歩です。

上述の観点でHP作成の依頼先を探したい場合は、リカイゼンにお任せください！
リカイゼンでは、熟練のマッチングスタッフが、希望条件に応じて適した方法、また対応可能な制作会社候補を選定し、無料紹介いたします。
まずはご相談からでもお気軽にご連絡ください。

2.　HP作成費用を左右するポイント：目的

ここからは、HP作成費用を左右するポイントを「目的」「依頼範囲」の2つにわけてより詳しく解説します。

ホームページ作成の目的による

会社を紹介する目的のHP

顧客に対する会社紹介の位置付けでHPを作成する場合、キーワード検索ではなく、会社名で検索されることを想定したHPになります。
会社名での検索流入のみを狙う場合、SEO対策に関しては最低限のことを盛り込めばよく、そこに費用を投下する必要はさほどありません。

さらに、HPのコンテンツが会社概要や事業紹介くらいであれば、定期的なデータの入出力など更新頻度も高くなく、必要な複雑な機能もいりません。CMSも不要か、WordPressのように安価な既存CMSの導入になるでしょう。

しかし、HPは会社イメージに影響するため、デザイン性は重視した方がよいでしょう。例えば、素材は自社で用意した上でデザインテンプレートを利用した場合は10万円くらいが相場、オリジナルデザインにこだわって作成する場合は30万〜100万円くらいが相場になります。

集客を目的とするHP

集客用のホームページを作成する場合、お問い合わせや会員登録など、売上につなげるための作り込みが必要になります。
特に検索エンジンからの流入を狙うなら、自社のサービス・製品に関連したあらゆるキーワードでのSEO対策が必須です。またデザイン重視のHP作成とは異なり、サイトを訪れるユーザー導線を考えたサイトデザインも重要です。

ユーザービリティを意識したHP構築を考えると、相場は最低でも20万円、HPの規模によっては100万円以上を見ておく必要があります。加えて、制作会社の中でもWEBマーケティングの分野に強く、SEO対策をどのように行うべきかしっかりと提案してくれる会社を選んだ方がよいでしょう。

ネットショップ（EC販売）を目的とするHP

ネットショップを作成したい場合、相場が一般的なHPよりも上がる傾向があります。
というのも、ネットショップの場合はカート機能や決済機能など一般的なHPにはない機能を搭載する必要があるためです。よってゼロからオリジナルでネットショップを構築しようとすると、最低でも200万円〜が相場になってきます。

一方、BASEやShopifyのような月額費用の支払い契約でネットショップを開設できるサービスを使えば、数万円以内での作成も可能。もちろん自由度は低くなりますが、まずは小さく始めたいというなら月額制サービスを活用するのも1つの方法です。

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3.　HP作成費用を左右するポイント：依頼範囲

HPの作成にあたって、どこまで依頼するかという依頼範囲の差でも費用が変わります。依頼したい範囲を「素材作成」「SEO対策・アクセス解析」「保守・運用」にわけ、費用がかかるポイントをまとめます。

素材作成

素材とは、写真や画像、文章といったHPに掲載する中身部分。ここの作成まで依頼範囲に含めると追加で費用がかかります。

• 写真撮影：撮影時間で金額が決まることが多い（1日3万円〜）
• 記事作成：インタビューの有無、SEO対策の有無で変動する（1記事2万円〜）
• イラスト作成：内容やサイズで変動する（1枚5万円〜）

SEO対策・アクセス解析

SEO対策などの集客支援も依頼したい場合、コンサル費用や対応費用がかかります。

• 内部SEO：HPの設計やコーディングで必要になる対応（無料〜5万円程度）
• SEOコンサル：集客するためのキーワードやコンテンツの改善点などをアドバイスしてくれる（月額5万円〜）
• アクセス解析：HPのアクセス数に関する簡単なレポートや改善提案など。対応範囲で金額が変わる（月額1万円〜）

保守・運用

HPの保守・運用を依頼する場合は、月額5,000円〜のランニングコストがかかります。
最近は、HPの無料作成と年間契約での保守運用をセットにしている制作会社もあります。HP作成費用ではなく、ランニングコストで収益をあげていくビジネスモデルが該当します。

もし”初期費用無料”や”無料制作”などのワードを見つけた場合は、ビジネスの仕組みをよく確認してください。「月額費用と契約年数で計算したら、むしろ割高だった」というケースもあるので注意が必要です。

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4.　HP作成の外注先選定のコツ

HP作成の相場と費用のかかるポイントを踏まえた上で、HP作成の外注先を選定するコツを紹介します。

何を重視するか

上述したとおり、HP作成の目的と依頼範囲によって、作成・運営にかかる費用は変わってきます。

• 予算内でHPを作成したい
• 目的達成のためには多少予算が増加しても対応できる

上記どちらの方針でHPを作成したいのか、外注先を選定する前に自社の判断基準を決めておいた方がよいでしょう。
「写真素材や画像は自社で用意し、SEO対策に外注費をかける」「デザイン部分の予算オーバーは許容する」などの判断がしやすくなり、希望に近いHPが作成できます。

実績・対応体制を確認する

制作会社の過去の実績を確認する際は、キャプチャ画像だけ見るのでなく、どのように制作対応をしたのかという流れやSEOなど効果を期待する場合は、その効果実績などもヒアリングするとよいでしょう。

• ディレクションの有無
• 素材提供の範囲
• 制作にかかった日数
• サイト集客効果数値

上記のような内容が分かれば、自社のHPを依頼する際のイメージがより具体的になります。
また、もしデザインが気に入って依頼を考えている場合は、制作を担当したデザイナーが自社HPも対応可能かどうか確認しておく必要があります。

面談の実施

HP作成を正式に依頼する前に、依頼先と面談を設けましょう。
HP作成は形のないものを作り上げていく作業です。何度も制作会社とやり取りする必要があるため、コミュニケーションの取りやすさも重要な選定ポイントになります。

面談では「受け答えはスムーズか」「こちらの要望に対して誠実に回答してくれるか」「過去の経験を踏まえた提案をしてくれるか」などもあわせてチェックすることをおすすめします。

ホームページの外注先選定のポイントについては、「知って損はない！ホームページ制作会社の依頼先選びで失敗しないポイントとは」にてより詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

5.　HP作成費用に関するまとめ

ホームページ作成依頼に関する費用相場と、相場のバラつきについて説明してきました。いずれにしても、自社でイメージしているホームページの規模や内容によって、妥当な規模の制作会社へ依頼することをおすすめします。
とはいえ、ニーズに合った制作会社を見つけ出すのは難しいものです。BtoBに特化した受託型のビジネスマッチングサービスを使うというのも一つの手法です。