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AWS(アマゾン ウェブ サービス)について|ビジネスに取り入れるメリットとは
- [更新日]2023/05/15
- [公開日]2023/05/11
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- Physis合同会社
近年、業務効率の向上やコスト削減を目的に、多くの企業がクラウドサービスを導入しています。中でも「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」は大規模なインフラと多数のサービスを提供しており、多くの企業で利用されています。
そこで本記事では「AWSをビジネスに導入するメリットや代表的なサービス内容」などについて解説します。AWSについて詳しく知り、ビジネスに役立てる方法を発見するためにぜひお読みください。
AWSとは?
AWSは「Amazon Web Services」の略で、ビジネス向けのクラウドコンピューティングサービスです。AmazonがECサイト以外に、クラウドコンピューティングのサービスを提供していることには、多くの人が驚くかもしれません。
しかし、2021年ではAmazonの営業利益の55%はAWSから上がっており、主力サービスとして成長しています。AWSはパブリッククラウドのグローバルシェアでもトップの位置を獲得しています。
AWSはAmazonが提供するクラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングは、ITサービスにアクセスする方法を革新しました。このサービスでは、データベース、ストレージ、アプリケーションなどの多数の機能が、インターネットを通じてオンデマンドで利用できます。
もともとは、自社で設備を導入するために多額の初期投資やリソース、メンテナンス、仕様計画などが必要でしたが、クラウドサービスを利用することでそれらを削減することができます。また、人的リソースを費やす必要もありません。
AWSは、Amazonが提供するサーバー、ストレージ、データベースなど200以上のサービスをクラウド上で管理することができるプラットフォームの1つです。このサービスは2006年から提供されており、非常に高いシェアを誇っています。
GoogleやMicrosoftを含め、同じようなサービスを提供する企業がいくつか存在しますが、その中でもAWSは、世界最大のシェアを誇るNo.1のクラウドサービスです。
AWS導入のメリット
世界で最も包括的で広く採用されているクラウドコンピューティングであるAWS導入には、つぎのような多くのメリットがあります。
●コスト削減 ●ビジネスリスクの低減 ●業務効率の向上 ●機動性の向上 ●イノベーションの迅速化 ●新たな収益源の創出 ●顧客や従業員のエクスペリエンス(これまでになかった体験など)の改革 |
従来のオンプレミス(自社)設備に投資するよりも、インフラの構築や管理にかかる時間やリソースを節約できるため、費用対効果の高い選択肢となります。
クラウドへの移行を検討している企業にとって、AWSはすぐに使えるサービスで、ほとんど即座にオンラインプレゼンス(WEB上での存在感)を提供することができ、企業のITインフラのスケーラビリティ(拡張性)と柔軟性を提供し迅速な成長を可能にします。
AWSがあなたのビジネスに与える影響について
AWSを導入することで得られるメリットは、単にコストを削減するだけではありません。システム障害も発生しにくく、インフラの制約がないこと、クラウドベースのソフトウェアの組み合わせにより、プロセスを簡素化し、より効率的な運用が可能になります。
AWSの高いセキュリティと組み合わせることで、企業はデータ保護の面でも時間を節約することができます。AWSは、災害時のデータ損失を防ぐためのバックアップとリカバリソリューションも提供しています。
また、顧客データの安全な保存と処理に関して、変化する業界の規制や基準に企業が準拠することも容易になります。
AWSの代表的なサービス
先にAWSについて説明しましたが、ここからはAWSが提供するサービス内容について簡単に紹介し、AWSでできることを分かりやすく説明します。
1)シンプルストレージサービス(S3)
Simple Storage Service(S3)は、AWSによって提供されるオンラインストレージサービスで、様々な種類のデータを保存・保護することができます。
S3は、セキュリティが高く、わかりやすいデータ転送と高い拡張性のあるAWSのメリットを活かしたサービスです。Webサイトやアプリケーション、バックアップ以外にも、多岐に渡る用途で活用することができます。また、わかりやすく使いやすい管理機能と、安定したパフォーマンスを発揮します。 |
2)ラムダ(Lambda)
Lambda(ラムダ)はサーバーレスコンピューティングサービスです。サーバーの管理なく自動的にコードを実行します。利用者はプログラムコードだけを用意すればアプリケーションをすぐに実行できるため、非常に高速なアプリケーション開発が可能になります。 |
3)エラスティック コンピューティング クラウド(EC2)
Elastic Compute Cloud(EC2)は、AWSが提供する、仮想的なサーバーレンタルサービスです。EC2を用いたWebサイトの運用により、事前投資を必要とせず急なアクセス増加にも迅速に対応可能な、柔軟で高機能なサイト運用をすることができます。 |
4)リレーショナルデータベースサービス(RDS)
Relational Database Service(RDS)は、AWSにおけるデータベースサービスです。このサービスを利用することで、情報データベースの管理が効率的でわかりやすくなります。例えば、顧客や商品のリストなどのデータに簡単にアクセスできます。 |
「AWS(アマゾン ウェブ サービス)をビジネスに取り入れるメリット」まとめ
AWSは、誰もが認めるリーディングクラウドサービスであり、パブリッククラウド市場において最高品質を保証しています。
企業による導入事例が多数あり、高水準のセキュリティ、柔軟性、および拡張性を備えています。また、AWSはサービス環境が充実しており、あなたのビジネスを向上させるために積極的な取り組みを行っています。
AWS環境の構築、移行、および運用に関してお困りの場合は、システム開発やWEB制作会社にご相談いただくことをおすすめいたします。
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