パラシュート株式会社

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【DM販促】決定的に違う紙DMの強みと活かし方 後編

前編では、紙DMの代表的な3つの強みについて
・フィジカル刺激で情動的感覚想起
・ポスト内競争力の高さ
こちらの2点をご紹介しました。

後編では、残り1つの強味と、紙DMの活かし方について解説いたします。

◆強み③ 行動喚起力の高いメディア
販促に於いてはとても重要な特徴です。
せっかくオトク情報をお届けして、認知いただいたとしても、実際に商品やサービスを購入・利用していただかないことには、目的達成とは言えません。

「お客様感謝祭!この情報をお届けしたお客さまだけ30%OFFでご購入いただけます!」

例えば、こんなヘッドコピーがあったとします。
PCやスマホの画面で表示しても、紙に印刷したもので表示しても、文字は同じですので、意味は同じですよね? もちろん、情報の意味は同じです。
しかし、頭の中では同じように情報処理されているわけではなさそうなのです。

このお話しをお伝えする時によく参照されるのがこちらの検証結果です。
同じ情報でも、ディスプレイで表示されたものを見ている時と、紙に印刷されたものを見ている時とでは脳の活性領域が違うというものです。
紙に印刷された情報を見ている時の方が、前頭前皮質の活性が高いことが見てとれます。

前頭前皮質の活性が高いことは何を意味するのかというと、インプットされた情報を元に未来のことを考えていると言われています。
オトク情報を認知し、その情報が自分にどのようなメリットをもたらし、自分の幸せにどのように貢献するか?といったことを想像しながら情報を認知しているということです。

未来を想像するということは、差し向ける注意の量も増えますし、それ故に記憶にも残ることになるでしょう。
記憶に残るということは行動する可能性も高まるわけです。

そう。まさに、AIDMAの法則とリンクする流れになっているわけです。

もちろん、100%すべてがそうなるものではありませんし、ディスプレイメディアを見て行動することも普段私たちは行っています。

ですが、同じ意味の情報であって、脳での捉え方・活動に違いがあることは事実です。
極端に言えば、ディスプレイ情報は見えているけどあまり分かっていない。紙に印刷された情報は見えていて、理解が深い。
という違いとも言えます。

「やっぱり本は電子ブックじゃなくて、紙の本の方がいいな」という声を耳にすることも多いと思いますが、特に物語を読む時、ヒトは読み解いた文字情報から情景や心情を想像、楽しむわけです。 うまく説明もできませんが、私も、本を読むならiPadやキンドルよりも、紙の本を読む方が、読んだ感覚も高いですし、理解度が深いように感じており、経験的・感覚的にそうだなぁと思っていたことも、脳科学的な実証も踏まえて考えると、うなずけることが多いと思います。
以上より、ディスプレイ情報と比べて紙のDMの方が、行動を喚起する力が強いことは、脳の活動という視点からも言えそうです。


◆紙DMの活かし方
ここまで、紙DMの代表的な強みを3つお伝えしてきました。
逆に弱みはというと、やはり手間とコストの高さ、そして、紙面都合による情報量の制約という点があります。

ハガキであれば、紙面は裏面/裏面の限りですし、封筒DMにすると情報量を増やすことはできますが、青天井に情報量を増やすことはできませんし、動画で伝えることもできませんし、制作単価も上がります。

ではどういう風に紙DMを活かせばよいでしょうか?

指針は
1.周知ではなく、クロージングに使え
2.組み合わせて使え
この2つです。

紙DMは、eメール訴求と比べると圧倒的に単価が高いですが、コンバージョン率はeメール訴求よりも高い傾向です。
紙DMは圧倒的多数に伝えるにはコスト効率はよくありませんが、狙ったターゲットには響き易い性質があります。
「広い認知には向かないがクロージングには向くメディア」ということになります。

逆に広い認知や頻回に接触する必要がある場合は、eメール訴求は紙DMにはない強さを持ちます。
多数に情報を伝えることもできますし、1通当たりのコストが非常に低い分、何回も訴求できます。
こういったeメール訴求の良さを組みあわせて、1回目もしくは2回目まではメールでキャンペーン告知を行うが、3回目は紙のDMで行うと、紙のDM1回やったよりも、もしくはeメール訴求を2回やったよりも、最終的な利益が高くなることもよくあります。

いかがでしょうか。
紙のDMは手間がかかって高いという印象があるかもしれませんが、ここ数年の通販企業のカタログ・紙DM回帰トレンドもあり、紙DMへの注目も高まっています。
デジタル情報orアナログ情報といった二者択一な発想ではなく、両者のよい性質を組み合わせて販促に取り組むことが今後ますます求められているように思います。

特にWeb系・Webプラットフォームで活躍してきた企業様には新鮮な切り口ともなりますので、その際は当社までぜひご相談いただければと存じます。

参考:https://www.parachute.co.jp/blog/2017/07/dmdm-1.html

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EDITOR PROFILE

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田中 研治

パラシュート株式会社 代表取締役の田中です。

当社に興味をもっていただきありがとうございます!



当社は情報デザイン思想をベースに、販売促進施策の企画・実行を主な事業ドメインとしているマーケティングカンパニーです。

通信販売企業様や飲食店などのリアル店舗運営をされているお客様、カーディーラーや不動産業界様などのお客様の経営課題について解決策をご提案しております。



◆どのような経営課題を解決しているか?

・売上/利益の改善をしたい

・新規顧客を獲得したい/リード獲得したい

・既存顧客のリピート利用を促したい

・離反防止策で顧客の流出を止めたい

・休眠顧客を復活させたい

・新しい販促アイデアが欲しい

・経営戦略、事業戦略の策定

こういったお悩みについてお応えしております。



◆当社の得意領域

上記の課題解決手法は多数ございますが、当社は

1.DMを使った販促

2.DM×Web・LP

主に、この2つの手法でもってお客様の経営課題を解決いたします。



オムニチャネル時代。

販促も複数の媒体や手法を連携させて取り組まないと効果的なアプローチになり得ない時代です。



当社は、上記2つの範囲を得意領域としていますが、

・購買履歴や行動履歴の分析

・メールマーケティング

・マス媒体との連携

・経営戦略の見直し

これらの要素も踏まえ、ケースによってはご提案に組み込み、最も効果的な販促プランをご提案しておりますので、「木を見て森を見ず」といったことにはなりませんので、この点はご安心ください。



また、私の活動となりますが近年は、販促セミナー講師として既に1000時間以上の講演実績がございます。

全国各地で出会った販促事例を糧に、お客様にフィットした販促プランをご提案いたしますのでお気軽にご相談くださいませ。

きっと良い解決策をご提案いたします。

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