スタジオで声優さんの録音をするとき、僕はディレクター役になって、キューとかやり直しとか、あっ今のベリーナイス!とか、さまざまな指示を出すのですが、その動画(映像)の内容にクビまでどっぷり浸かってしまわないと、いいお仕事はできません。
以前、アフリカの恵まれない子どもたちにプレゼントを贈りましょう、という企画の動画の吹替えをさせていただいたときのことですが、主人公は東南アジアのある国に住む小さな女の子、日本でいえば小学3、4年生ぐらいでしょうか。
その子の家族は、お父さんはいなくて、病弱のお母さんと妹。
一家の生計を立てるため、自ら小舟を漕いで小魚を採り、お母さんと妹を支えているのです。
毎日がとても苦しくて大変なのに、しかし、その子の瞳には希望の光がキラキラと輝いていました。
収録中、声優さんのあまりの迫真の演技に、胸がキュッと熱くなって、目じりから涙の粒がこぼれ落ちました。
今も、この文章を書きながら、その子を想い出して、僕は少し泣いています。
客観的な立場で制作している人間が、感情を突き動かされてしまうぐらいだから、その動画の出来が素晴らしかったのはいうまでもありません。
こういうお仕事をしたときは、とても幸せな気持ちになれます。
まあ、製品のプロモーションビデオで泣くことはあまりないでしょうが(^-^;
株式会社エムストーン
藤原祥隆
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(字幕、吹替え、動画制作、翻訳はおまかせください。)
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EDITOR PROFILE
株式会社エムストーン
藤原 祥隆
映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。
沿革:
■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。
■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。
■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。
■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。
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