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【企業内映像需要に応える①】コンプライアンス啓発のための映像
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/11/13
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- 株式会社マツオ計画
需要が高い、企業内の「広告用でも販促用でもない」映像の制作
弊社が受けるご相談の中で、最近、特に多くなっていると感じるのが、「用途としては広告でも販促でもないんだけど、事業活動にとって必要な映像」です。
会議や研修のための資料映像などが良い例で、簡単なものなら自作できますが、大掛かりになると専門家に依頼しなければなりません。
そんな大作をいきなり上司の方に「手配しなさい」と言われても、困ってしまうのではないでしょうか。一般的なビジネスパーソンのみなさんは、どこに相談を持ちかければいいのか、ご存じないのがふつうだと思います。この記事では、そんな「企業内の映像需要」に対し、弊社のような映像系制作会社がどうやってお応えするのかをご紹介していきます。
実際の事例についてお話しする前に、自己紹介を少しだけさせてください。
弊社マツオ計画は、TVCMやプロモーションビデオ、ミュージックビデオなどを手掛けており、撮影・編集を含めてトータルに制作することができます。
弊社代表はもともとプロダクションマネージャーとして映像制作に関わっており、受注案件によって前職の頃から付き合いのある外部の優秀なクリエイターを
スタッフィングする、という方法を採っています。
ピクトグラムを使って制作したコンプライアンス啓発用映像
最初にご紹介する事例は、コンプライアンスの啓発を行うための映像です。これは、ある日本企業が、買収したいくつかの海外企業の社員たちに対し、
本社の法令遵守についての理解を深めてほしいという趣旨で制作されました。条件としては、とにかくわかりやすいもの。
対象となる企業はヨーロッパ、アジア、北米と世界各国にあり、従業員の教育環境も千差万別なので、テキスト主体で作るのは難しいのではないか、
テキストだと読まれないのではないか、というクライアントの方の懸念がありました。
そういう背景を考えたうえで提案させていただいたのが、ピクトグラムでした。イラストや写真とは違い、表現としてシンプルなので、
万国共通のわかりやすさがありますし、差別的な要素を排除することもできます。さらに、YES / NOのクイズ形式にしたことで、より親しみやすくなっています。
不正解の場合は、ごく端的にまとめた解説コーナーを読めば、すぐに理解できます。できあがった英語バージョンが好評をいただいて、
先日、中国語バージョンも制作しました。
ピクトグラムのヒントになったのは、高校・大学での海外生活でした。その頃、広告の勉強をしていたのですが、「多様な人種が暮らしている国では、
ピクトグラムが多用されているんだな」という印象が残っていました。この案件の打ち合わせをしている時に、ふと当時のことを思い出しました。
プレゼンの際は、通常の映像制作の提案で使われる絵コンテではなく、ビデオコンテという、サンプル映像を作成し使用しました。
担当者の方が、あまり映像制作に詳しい方ではなかったので、より仕上がりがわかりやすく、判断しやすいようにと考えた結果です。
サンプルを作ってから作業を進めていくと、たいてい修正が少なくて済みます。これは、受注側、発注側の双方にとって大きなメリットだと思います。
制作にかかった期間は、トータルで3ヶ月くらいでしょうか。実質的な作業には3週間くらいしかかからなかったと思いますが、内容が法令遵守ですから、
細かいところまでチェックが入りますし、仕方ないところです。先方とシナリオを担当したライターとのやりとりが、想定よりも長くかかってしまいました。
お願いしたライターは、信頼しているエディターからの紹介だったのですが、コンプライアンスについての深い理解がある、優秀な方でした。
さて、最初の事例は「ピクトグラムで学ぶコンプライアンス」でしたが、いかがだったでしょうか。次回は、二つ目の事例をご紹介します。
一言でまとめると、映像による取扱説明書となるでしょうか。ぜひごらんください。
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EDITOR PROFILE
株式会社マツオ計画
松尾 弘匡
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