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脱思考停止!論理的思考のコツは「感情から問いかける」こと
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/06/06
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- 株式会社Lifelong Kindergarten
よく、大人になるにつれ脳が衰えていくという話を耳にすることがありますよね。
今回は、企業の経営と幼稚園の運営を行う中で見えてきた、ちょっと深い話をしてみます。
なぜ皆子供だったはずなのに、大人になる中で衰えてしまうのでしょうか?
0〜5歳の間は自我の欲求を中心に行動していき、小学校に入学する6歳からは
社会性を帯びていくと言われます。
その発育の中で、自我に基づく決断と社会の決断のズレを感じるシーンが発生し始めるのです。
例えば、「先生によく見られたいから手をあげる」。
これは周りが挙手をしない中、自分の本当の意思では「間違えたら恥ずかしい」と
思っているものの、よく見られたいから意に反した行動をしています。
そもそも海外では、「君の考えはどうなの?」と問いかける人が多いため、
意に反せず自然と発言できるのです。
問いかけの仕方が違うことで、思考の方法に違いが出ているのです。
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日本人にありがちな「自我と社会性のギャップ」
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自分が心の中で思っていること、やりたいと思うことと、世の中的に見たときにどうあるべきか、
という狭間で悩んだり葛藤したりする方は多いのではないでしょうか。
日本人は特に自分と社会とのギャップが大きいと言われています。
日本人の社会性をネタにしたような広告や商品が世の中に多いのはそれを自覚しているからです。
自我のみで動いていた子供時代から、他者と関わり始め社会性が広がる中で、
自分の感情の整理ができていないから、社会性に引っ張られていってしまうのです。
社会性は一度身についてしまっても治せますが、大人になればなるほど直すのが難しくなります。自分の行動や考えが自我から離れていくと、どうでもよくなってしまいますよね。
それが思考停止につながるのです。
仕事も同じで、「自分ごと」でなくなってしまうと、思考停止してしまいます。
では、どうすれば自我と社会性とを両立することができるのでしょうか。
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部下には「感情」から問いかける
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企業でいうと、上司は部下に対し「感情」から問いかけをすることにより、
事実が整理できていきます。整理ができてから、論理的に話をすることが大切です。
例えば部下が企画書を提出してきたときに、「これでなにができるのか?利益は上がるのか?」
と聞くのではなく、「なぜ企画書を作ったのか?」と聞くのです。
すると部下は「稟議を通すために作った」「社外に対し提案するために作った」
などと問い直すことで思考していきます。
かつ、この問いは自分の内にあるものを問うため、自分の答えは全て正解ということになります。だからこそ、問いに答えることによって自己肯定感が得られるのです。
さらには、部下はこの経験により自信を付け、自ら考え動くようになるという効果もあるのです。
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まとめ
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私たちは、大人になるにつれ「自分の意思」と「社会性」との間にギャップができ、
社会性に流されることによって思考停止に陥りがちです。
論理的思考をするためには、まず相手や自分自身の「感情」を問いかけることが近道です。
まずは身近なシーンから、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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EDITOR PROFILE
株式会社Lifelong Kindergarten
鈴木 智記
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