「デ・ブランディング（Debranding）」とは何か

「デ・ブランディング（Debranding）」とは何か

大手・有名企業から中小ベンチャー企業まで規模問わず、昨今は会社として自社ブランディングを意識することが当たり前になってきました。その背景には、SNSをはじめとしその企業に直接関わりがなかったとしても、簡単に他社情報をwebを介して事前調査ができるようになってきた点があります。

その中でも2013年頃からキリンビバレッジ等大手をはじめとする企業がCSR活動を強化し始め、ラッシュジャパンが動物実験禁止を強化する等のソーシャルグッドといわれる動き自体もブランディングの一環として捉えられますが、まだまだどういった方向性で自社をPRすると良いのか見えていない企業が大半だそうです。

そこで、2017年になり企業側で騒がれ始めているのが「デ・ブランディング（Debranding）」。 意味は、ブランディングに「分離」を意味する「de」をを付けたもので、「脱ブランド化」と訳されます。 一例として、今まで長らく使用していたロゴマークに文字が入っていたものを完全になくす、もしくは中心にあった文字をあえて位置を変えるなど、そのロゴマークが持つ印象をがらりと変えていくというものです。

まだ、認知度が低いブランドは特にシンプルな色や形で視覚に訴えかけるイメージが逆に強く印象に残るというケースがあります。また、SNSなどで情報が広まりやすい昨今はビジネス色が強すぎても消費者に嫌煙されがちであるというのも、デ・ブランディングを企業が意識し始めた一つの要因かもしれません。 ブランディングの一つの手法だと思いますが、まずは、ブランディングについて造詣が深い方に相談してみてはいかがでしょうか。