【2019年】採用活動を行う企業が必ず押さえたい基礎知識

【2019年】採用活動を行う企業が必ず押さえたい基礎知識

ここ数年の採用難が続く中、企業では良い人材を確保するために様々な施策を試行錯誤しています。仕事を探したり、会社を探したりする際、求人媒体とサイトを作る企業が増えています。ここでは、採用市場を押さえた上で効果的なサイトの特徴をご紹介します。

■2019年の採用市場

2018年度に引き続き売り手市場が続く予想。2018年度の大学生就職内定率は10月1日時点で92.7%（株式会社ディスコ発表）と過去最高です。マイナビは、国内企業を対象に「2019年卒の採用の見通し」を調査。7割以上が「厳しい」と回答しました。 しかし、厳しい状況の中でも２割の企業は採用数を増やすことを検討しています。2018年卒で目標に達しなかった分を、次年度で取り戻そうという姿勢が見受けられます。そのため2019年はさらに過酷さが増すと思われ、各企業は着々と準備を進めているのです。

■採用手法について

採用難にある現在、採用手法も多様化しています。今までは、求人媒体や、人材紹介、採用会社が主催する合同説明会に出展することが主な採用手法でした。しかし、近年企業が直接個人にアプローチをする手法が多くなりました。例えば、ソーシャルリクルーティングという方法。企業がSNSを活用して個人に呼びかけたり、常にポテンシャルのある優秀な人材をネット上で探したりしています。 また、社員が持っている人脈を元に、採用を行うリファラルリクルーティングという手法も増えてきました。社員と関わりのある人材であれば、信頼関係が築きやすく、採用の可能性もその分高くなると言われています。

■企業が採用にかける平均コスト

採用活動を始めるにあたり、担当する社内人員の確保や外部媒体の費用、研修等の場所取りなど様々なコストが発生します。「2017年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」によると、採用費総額の平均は499万で、そのうちの広告費平均は212万となり、費用の約43％が広告費を占めます。 調査に協力した企業が新卒採用に注力していると想定しても、新卒採用１人あたり、「40万~50万円」の費用がかかる想定です。

■採用ツールの種類

採用活動を行う際、学生などの求職者に「企業の正しい情報を伝えて興味を持ってもらう」ための採用ツールは必ず準備したい重要なものです。 そこで、毎年必ず用意するべき基本の採用ツールを4つご紹介します。

１.パンフレット（会社案内）

意思を持ってアクセスしなければならない、ウェブブツールと違い置いているだけで目に入る認知拡大に最適なツールです。 企業紹介・ヒストリー紹介・採用コンセプト・などが一般的な内容です。 「企業を好きになってもらう」ためのブランディングをパンフレット作りをしている会社も増えています。

２.採用動画

動画では、言葉・出演者・音楽など全てを組み合わせることで、写真だけでは伝えきれない会社の雰囲気をダイレクトに伝えることができます。したがって、会社の個性を表現し最大限に伝えることのできるツールと言えるでしょう。

３.採用特設サイト

求職者の80％以上が採用サイトを訪れています（株式会社ONE調べ）。採用でもインターネットの活用は当たり前と言えるでしょう。企業をより深く理解すると共に、応募者数の増加も見込むことができます。また、常に掲載情報を最新にする必要があるため、CMSの導入やアクセス解析などを考慮しなければなりません。

４.会社説明会用パワーポイント

１日に複数の企業の説明を受けている求職者も少なくありません。正確にかつ迅速に伝え、まずは興味喚起することが重要です。そのため、パワーポイント制作の際はデザインや文章はもちろん、構成や視覚効果も考慮する必要があります。 その他には求職者の目を引くようにイベントブースの装飾品するのも効果的です。ノベルティグッズを配り求職者に印象を与える方法もあります。就職活動生は就職期間を通して数多くの企業をみています。その中でいかに短い時間でも印象強く覚えてもらえるかというのが重要なポイントではないでしょうか。

　まとめ　

ますます採用活動が激しくなる中、自社が求める人材を採用するのは容易いことではありません。様々な採用手法・採用ツールの特性を理解し、うまく利用必要していく必要があります。自社での活用シーンに合わせ必要なツールを決めたら、依頼する制作会社を探しましょう。 制作会社によって得意分野やかかる費用は異なりますので、複数社へ問い合わせし比較検討を行うことが大切です。以下から要件を相談することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。