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理念が同じ人の見分けかた 〜ネーミングとCIのもうひとつの役割
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2018/06/26
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- 有限会社ゲイル
何かを一緒にする人、特に会社経営における共同経営や上司と部下の関係だと、理念が同じ、志が同じ、できれば美学・哲学レベルでも共有できる人がいてほしいなと思います。
それが一発でわかる方法があります。
もう何度も体験しているので、確信を持って言えますが、新しいことを始めるときに、ネーミングやロゴを一緒に選ぶことなんです。
このプロセスで、あなたは一発で同志を発見できます。
では、具体的になにが起きるのか。
私はネーミングを行う前に、その主体となる人に結構なインタビューを実施します。共同経営などだと二人にインタビューします。人によって1時間で終わることもあれば、2日、3日かけることもあります。私が探しているのは、その人自身の「本来性」みたいなものだと思います。
なぜその事業が生まれたのか。なぜ、そのサービスを行うのか。それをその人の内から発するものでとらえる。まだコトが始まる前だからこそ、できることでもあります。コトが始まってからだと現実や結果に即して考えてしまうから。
そうして生まれたネーミングをチームで選ばれるとき、100%の確率で核メンバーは同じネームとロゴを選択されます。
気心の知れた協力会社や、チームメンバーを集めて、一緒にワイワイ賑やかに選ばれることもあるのですが、間違いなく核メンバーだけは同じものを選択されます。
だから、新規事業や新製品を世に出す際に、名前をつけるというのはとても大切なプロセスです。「名前は自分でつけなきゃ」と思っている方もおられますが、それは違う、と私は思います。
自分で名前をつける、という行為は願いや志を独占するものだと思うのです。自分でつけても人につけてもらっても、どちらも世に出ますし、ものがよければヒットもします。ではなにが違うのかといえば、事業を共にするプロセスが違ってきます。
「社長がつけた名前」だと、結局、社長主導の事業や製品。周りは従ってくれる人。
「一緒に選んだ名前」だと、情動レベルで理念を共有し共働する人たちと取り組める。
同じ名前を選んだ、と分かった時の同志の表情は忘れがたい目に見える瞬間です。その瞬間、とても晴れ晴れして嬉しそうな表情を互いに見せてくれます。
ネーミングやロゴを選ばれるとき、ぜひ「選択」を共働する、というプロセスを入れてください。
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EDITOR PROFILE
有限会社ゲイル
村松 葉子
ただこうした技術は、達したい目的があって磨かれてきたものでもあります。社会には埋もれた思いや埋もれた人がたくさんいます。自分から声を出さないけれど、人々が生み出すものには思いがこもっています。だから、編集者がちょっと背中を押して一緒に発見し一緒に認めて、デザインで表現し、見る人の心が動かされるような、勇気や優しさや愛情や希望を持てるような思いをつなぎたいと思ったのです。
雑誌や企業広報誌の経験豊富な編集者たちと、プレゼンや多彩なジャンル・アイテムで鍛えられたグラフィック・エディトリアルの高い技術を持つデザイナーたちで、人々の優しさを世の中を動かす強さに変えたいと思っています。
現在までに、特色ある周年誌、PR誌、自治体等の広報マテリアルなど企画・制作物で賞をいただき、好評を得てきました。
また、創業以来、ブランディング、事業全般のクリエイティブ・ディレクション、経営におけるビジョン策定から見える化まで、多彩なご依頼をいただいています。社内外のコミュニケーションを変革する企画視点は、自治体の議会資料、経営会議資料として引用いただくこともあります。
印刷物の編集デザインにとどまらず、博物館などの展示編集、映像編集、WEBサイトの設計・デザインやサイン・ロゴ、ポスター、パッケージまで。「思いを媒介できた」「来場者から喜びの声をもらった」「泣いた」といただく反響が私たちの喜びです。これからも、デザインと編集、そして思いを聴くインタビューのチカラを掛け合わせて、事業や経営の価値をクリエイティブで高めていきたいと考えています。
経営理念は「志を媒介し 共に幸せを拓く クリエイティブへ」。
その理念を、以下の3つの「共に」で実現します。
・大切なパートナーと共に
・優しさと強さと共に
・楽しさと感動を共に
人々の思いや営みの間にイノベーションにつながる方向性を見つけてプロデュース。「しっくりくるのに新しい」「行動したくなる」「やさしくなれる」。弊社がご提供するデザインや言葉に触れた人たちが、そんな一条の光を受けて輝けるような媒介になることが私たちの願いです。笑顔と感動の元になるクリエイティブを、これからもクリエイターたちと共に提供いたします。
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