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売れる商品は全てあなたのお客さんが知っている
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/11/22
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- 株式会社ファクトディール
長年連れ添った気が知れた恋人や夫婦であれば、
何も聞かずに、何も言わずに
その時に望むものを提供してあげられると思うんですが、
付き合ってすぐの時はそうはいかないですよね。
何が好きて何が嫌いかちゃんとリサーチしておかないと
相手が喜ぶプレゼントはあげられません。
もちろん、熟年のカップルであっても
長い間ずーっと良い関係を築いていくためには
「昔から好きなもの + 今現在好きなもの」
を、ちゃんと知って提供してあげる必要があるんですよね。
インターネットもリアルも、マーケティングの基本は、
お客さんが真に必要としているものを知り、
そこに自社特有のエッセンスを加えて商品を企画・開発し
「お待たせしました」とお客さんの目の前に差し出すだけです。
そして、その商品やサービスを使用してもらった感想を聞き、
その感想を元にさらに良い商品を企画・開発し
「もっと良いものを作りました」とお客さんに差し出します。
この繰り返しです。
ですが、現実は、自己満足の商品やサービスがほとんどで
超有名な大手企業ですらお客さんのニーズを無視しています。
お客さんの真のニーズをつかめない理由は、
「アンケート(ヒアリング)のズレ」とうことに尽きます。
アンケートのほとんどが意味のないもの
そもそも、アンケートをとっている企業自体が少なく、
実施していたとしても「YES/NO」形式のアンケートか、
あるいは、「良い/ふつう/悪い」といったような
お客さんのニーズの欠片も引き出せないような内容ばかりです。
そうなると、
「お客さんは●●に困っているはずだ」という”想定”で
商品をつくらなければならないので、
ギャンブルになってしまうのは言うまでもありません。
ギャンブルの商品を作らないにならないためにも
商品企画や商品開発をする前に、
正しくて意味のあるヒアリングを実施してみてください。
SPINを軸にヒアリングを実施する
正しくて意味のあるヒアリングをする上で有効な手法の一つが、
大型案件の成約のために使われることの多い、
「SPIN(スピン)営業術」という営業テクニックです。
この「SPIN」というのは、
1.Situation Questions(状況質問)
2.Problem Questions(問題質問)
3.Implication Questions(示唆質問)
4.Need-Pay Off Questions(解決質問)
の、頭文字を取ったものなんですが、要するに、
1.どんな状況ですか?(状況質問)
2.困っていることは何ですか?(問題質問)
3.それが引き起こすさらなる問題は何ですか?(示唆質問)
4.どうすれば上手くいくと思いますか?(解決質問)
というふうに、お客さんのニーズを
徹底的に掘り下げるためのヒアリング方法なんですね。
この方法で真のニーズを引き出すことができれば、
「当社はまさにその商品(サービス)を売っていますが、
もしよかった試してみませんか?」
だけで、フロント商品は問題なく売れてしまうわけです。
ホームページへの落とし込み方
このヒアリングで得たお客さんの貴重な声は、
リアルでもWEBでも、問題なく高い効果を発揮します。
例えば、ホームページなどで訪問者の動線を考えるときに、
1.●●という状況の方へ大事なお知らせです
2.▲▲ということに困っていませんか?
3.そのままだと■■になってしまうと思いませんか?
4.もし◆◆できれば凄く良いと思いませんか?
という流れで自社商品やサービスへの導線がつくれます。
想定ではなく事実を伝えるわけなので
共感性も高く、コンバージョンをアップできます。
もちろん、WEBやペーパーで行えるような、
数分で終わる簡易的なアンケートではありません。
多少の手間もかかりますし、
お客さんとの信頼関係がなければ答えてもくれません。
新規客に提供する商品を企画・開発する場合であれば、
情報発信などで見込み客と関係性を築く必要がありますし、
購入客に提供する商品を企画・開発する場合であれば、
厚いアフターフォローが必要になります。
慣れない場合はけっこう大変な内容だとは思うんですが、
だからこそ意味があります。
ライバルのほとんどが実施できていない内容なので、
一気に差をつけることができます。
ちなみに、WEB上で簡潔できるようなアンケートで、
かつSPINに劣らずニーズを引き出せるものもあります。
その内容については、また次の機会にお伝えします。
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EDITOR PROFILE
株式会社ファクトディール
服部慎也
それぞれのWEBの分野に求められるものというのは
もはや決まっています。
例えばホームページ制作であれば、
今風のオシャレなデザインで使いやすいサイトを
お客さんは求めます。
しかし、次のフェーズとして、
名刺やカタログ的な使い方をしたいのか、
WEB上の24時間戦える営業マンにしたいのか、
それはお客さんにとって様々です。
カタログで良いのであれば
出会った人や知らせたい人に見せるだけで良いですが
一方、ホームページやブログに
営業マンとしてガンガン集客して欲しいのであれば、
ホームページが完成してからがスタートになります。
ただホームページを作っただけでは、
無人島にポツンと露店を開くようなものですからね。
そこそこ人がいる有人島に出店できたのであれば、
そこに住む人や観光に来た人に
そこにいる理由や島に来た理由を聞き出せれば、
島外の人にアピールすべきメッセージがわかるので、
その内容で広告を打てば集客できます。
めでたしめでたし
、、、というわけにもいかないんですよね。
その島に観光客が増えてきたら
「あそこに出店したら儲かるぞ」と聞きつけた連中が
どんどん参入してきます。
そうすると、もっとお店の見た目を良くするとか、
また別の違う島を見つけるとか、
そもそも今までのお客さんはライバルにあげて
違うお客さんを集めるといったことが必要になります。
多くの企業や個人ビジネスをしている人は、
これらの仕事をバラバラに外注しているんですね。
デザインは●●社、マーケティングの仕組みは▲▲社、
WEB広告は■■社、SNSの施策は◆◆社、、、
という具合に。
まとまるわけがありません。
むしろ業者が増えれば増えるほど
コンセンサスが取れなくなってしまって
使うお金も時間もどんどん増大していき
自社のビジネスの強みや想いが伝わらないという
本来不必要なストレスも増大していきます。
これが一括管理されて、
1人に人間とやりとりをすればいいだけになれば、
どれだけ楽に成果につながるかがかわかりますよね。
それこそが私の存在価値であり、
FACTDEALという会社の市場価値でもあります。
コンサルタントという堅苦しい関係性ではなく、
いつでもクビを切れるWEBマーケティングのプロを
1人雇うという感覚で活用してもらえればと思います。
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