- ビジネス支援
- toB、toCマーケティング全般
「ブランディング」の進め方をマジメに解説してみた。 vol.5
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/02/02
- 2026 view
- 株式会社クリエイティブ・ユニティ
ターゲットに響く「最適なPR」とは?
決め手は『独自の魅力』のアピール強化
第5回/『何を』
〜独自の強みを抽出し 魅力あるメッセージに翻訳する (前編)
ファン獲得のための「最適なコミュニケーション」構築プログラム。
ふたつめのステージは、最も重要かつ難しい課題である『何を』…
ターゲットへのアピールとして何を発信の中核に置くのかについて。
多分…今回からの『何を』編がこの連載のヤマ場かもしれません。
ポイントは「行動喚起」。
ターゲットの「いいね!」を刺激し、
会いたい、話を聞いてみたい、買いたい、契約したい…を引き出すコンテンツ、
いわゆるモチベーションをジャストミートする「引き」がそこには必要です。
ではその「引き」となり得るもののテーマをどう抽出するか?
まずはその決め手となる『USP』という考え方の解説を。
■選ばれる理由=『USP』
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが…
『USP』という理論。提唱したのはアメリカのロッサー・リーブス。
広告の世界で50年以上も前から大切にされている古典的な概念です。
何かを訴求しようとする時、『USP』(= Unique Selling Proposition)、
つまり「独自の売りとなる提示要素」をはっきりさせることが最も大事。
その具体的な定義は3つ。
●提示された側が利益・良い結果を得るものであること
●他にない独自性の高いものであること
●提示された側を動かせるパワフルなものであること
ここからは自分としての意訳。
プレゼンやセミナー講演の際に使っている冒頭の図解とともに、
ひとことでまとめ直すと…
ターゲットのニーズや期待にフィットし、かつ競合と差別化でき、
オリジナリティを感じさせる「独自の強み」をきちんと設定したうえで、
アピールのコアとすれば人は動くはず。
…という感じでしょうか。
もっとシンプルに解釈すると…
提供できる「ならでは」の付加価値は何?
自分たちの「らしさ」をグッと絞り込んで発信すれば、
強い「引き」(=行動喚起とモチベーションの刺激)になる。
…とも言えそうです。
ということで、『何を』=「引き」を顕在化するにあたり、
改めてこの『USP』に強くこだわるべし…というのが今回の結論。
「強み」ならあるよ。
確かに…。
では、その「強み」は、他にない優位性のあるものなのか?
そして、それはターゲットの必要性にちゃんとマッチしているのか?
この独自性と客観性が、『USP』最大のポイントです。
さて、『USP』をどういった順序で具体化していくのか?
その抽出・仮説化の手順については、少々長くなりそうなので次回へ。
ということで続きます。
ご相談はこちらから
企画や要件が固まっていないご相談でも
お気軽にお問い合わせください。
-
01
相談する
-
02
要件ヒアリング
-
03
専門企業のご紹介
-
04
企業との
ご面談&見積取得 -
05
企業選定〜契約締結
サポート -
06
専門企業と直接
プロジェクト進行
※ステップ5以降はご希望に応じて
サポートいたします。
EDITOR PROFILE
株式会社クリエイティブ・ユニティ
坂田 旅魚
株式会社クリエイティブ・ユニティ
株式会社クリエイティブ・ユニティでできること
-
パンフレット・カタログ制作
-
toB、toCマーケティング全般