女性グラフィックデザイナーと
男性グラフィックデザイナー
人が違えば感性だって違うのはあたり前のこと。
感性が違うのだから出来上がるデザインだって違う。
十人十色なのは誰もが理解していることだ。
しかし面白いのは、
個人に起因するデザイン感覚の違いではなく、
性差によるその違いである。
男性デザイナーが女性用化粧品の広告デザインをつくるとする、
女性っぽさを出そうとしても、どこか男らしさや硬さを感じてしまう。
一方、女性デザイナーが産業機器の広告をデザインするとする、
重厚感を出そうとしても、なぜかライトで柔な部分が出てくることがある。
こうした感覚。デザイン業界に携わっている方なら
ほとんどの方が感じている事実ではないだろうか。
デザインする前段階の企画・構成内容から、
具体的なところでは、フォントや画像の選択、色使い、アクセントや処理、
ケイ線1本とっても性差が出たりもする。
これを上手く活用して、クルマの販促ツールに女性デザイナーチームを組んだり、
女性専用シャンプーの広告に男性デザイナーを起用して
ちょっと異なる、目にとまるデザインを展開するケースだって当然出てくる。
ところで、サンプルに添付したロゴ「ヤクルトのある生活」は、
私どもが制作担当し毎月発行された
乳酸菌飲料メーカーのミニ健康レシピのロゴだが、
当初は百戦錬磨の男性ADが制作を担当していた。
そのときは小花のあしらい等は無く、フォントもシャープなものだった。
なかなか思った所に定着せず、引き継いだのが女性デザイナーであり、
添付のもので目出たく採用となった。
私どもの強みのひとつが
女性がつくるデザインであること
男である私は今朝もまた、
女性デザイナーが上げてきたデザインを見ては、
『なるほど、そうきたか・・・』と
うれしい裏切られた感を覚えた。
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EDITOR PROFILE
株式会社アドギャラリー
菅野仁
ビジュアル中心、イメージ先行で進めがちなデザインではなく、
きちんとしたコンセプトのもと、
キャッチフレーズ始め、しっかりメッセージを伝えるクリエイティブをお届けします。
『人に喜ばれるデザイン』を社是に掲げる私のデザインポリシーはここにあります。
<菅野仁はこんな人です>
●山形県出身で今年55歳になる田舎者です。 ●小さなベランダでガーデニング。今年もメジロのつがいが梅花の蜜を吸いに訪れてくれてホーホケキョ(鶯ではないので本当はこんな鳴声ではない)。 ●狭いリビングに小さな水槽が6つ。熱帯魚の世話で癒やされるこの頃です。特に4匹のベタにべた惚れ! ●クルマ好きで、ちょっとした渋滞なんてなんのその。ハンドルさえ握っていればずっと平常心? 人の運転ではガチガチ緊張! ●中学、高校と「国語」が大の苦手だったにも関わらず、コピーライターになった自分が未だに信じられない。 ●信じられないと言えば、以前は年間150本くらい映画館で映画を観ていたが、いまでは数年に1本観る程度に(黒澤明監督の助監督募集に応募したほど映画好き、なはずの私です)。 ●自他ともに認めるワイン好き! 最近は498円のチリ産赤ワイン、648円のカリフォルニア産白ワインにはまっている。「この2本のハイコスパワインは、一流ソムリエもはまるはず!」と豪語してやまない今日この頃である。
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