ロゴが変われば商品は売れるのか

ロゴが変われば商品は売れるのか

商品の売れ行きが低迷していたり、企業に悪いイメージがついてしまった際に、ロゴを変えることで売上げはあがるのでしょうか。一旦ついてしまったイメージを変えることはなかなか難しいところがあります。しかしロゴを変えることでそこから脱却する手がかりになるかもしれません。 こんな事例があります。 今では日本を代表するトップブランドのユニクロですが、一時期経営不振に陥ったことがあります。登場した当時から高い品質とリーズナブルな値段で人気がありましたが、なぜかダサいファッションのイメージがついていました。ユニクロを着ていることを知られたくないということからユニバレという言葉もうまれ、ダサいというイメージを拭いきれないまま徐々に売上げも下がっていきました。 そこでダサいというイメージを一新するべく、ロゴを新しく変えることを決意します。 当時のユニクロのロゴデザインは、赤に少しえんじがかった色の正方形に、太いフォントでUNIQLOの白抜きロゴでした。そして新しく出来たロゴは、くすみの無い真っ赤な色にオリジナルフォントの白抜きロゴです。以前のものに比べ、重たいイメージはなくなりスタイリッシュな印象を受けるものに仕上がっています。新ロゴには原点をもう一度見つめ直して、ユニクロを再建していくという意味が込められています。 またロゴだけでなく、広告面でもクリエイティブを見直すことで、ダサいユニクロのイメージからオシャレなユニクロのイメージ変更に成功したのです。良いイメージがついたことで売りあげも伸び、今では海外にも進出する大企業となりました。 このようにロゴを変えることで企業のイメージを一新し、商品の売上げに繋がることがあります。今まで使用していたロゴを変えるのは勇気がいりますし、変えたとこで必ずしも良い方向にいくとも限りません。だからこそロゴを変える際は、依頼するデザイン会社は慎重に選ぶ必要があります。しっかりヒアリングを行い自社の特徴や理念を理解し、じっくり考えそれを形にしてくれる制作会社を探しましょう。また地域の特性によってそこでうけるデザイン、印象づけやすいデザインがあるでしょう。そういった意味で共感や理解がしやすいという点では自社の近辺のデザイン会社に依頼するのが良いかもしれません。例えば神戸にオフィスがあれば神戸のデザイン会社もしくは近辺にある京阪神のデザイン会社に依頼するのが良いでしょう。企業理念だけでなく地域性を活かしたロゴデザインを制作してくれるはずです。