DTPの歴史
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2014/03/13
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目次
DTPの歴史
DTPデザインとは
DTPデザインとは、主にパソコン上で印刷物の編集やレイアウトなどのデザインを行い、データから印刷・出版することを指す言葉です。 現代でこそパソコン上での作業に違和感はなくなりましたが、DTPデザインの手法が確立するまでには様々な背景がありました。 今回はDTPデザインの歴史についてご紹介します。
DTPデザインの歴史
DTPの登場は1985年前後とされ、パソコンがオフィスに普及し始めたのと同時期とされています。 それ以前の印刷前工程は、まずデザイナーがレイアウトを決め、その後写植オペレーターと呼ばれる人が 文字組版を作成し、その後製版オペレーターが製版を行うという風に、段階に応じて専門家に依頼するのが通例でした。 DTPの誕生に大きく貢献した要素は、大きく分けて二つです。
DTPの誕生①
一つはApple社が開発した「Macintosh」の登場です。 それまでのパソコンは基本的にキーボード入力でしか操作できませんでしたが、 Macは「GUI」、つまりマウスを使ったパソコン操作を可能にしました。 また、「WYSIWYG(ウィジウィグ)」と呼ばれる、画面上のデザインとプリントアウト時のデザインが 一致するシステムも実装されていました。
DTPの誕生②
もう一つは「PostScript(ポストスクリプト)」の存在です。 Macintoshの誕生と同時期に、アドビシステムズがページ記述言語「PostScript」を開発しました。 それまではパソコンでデザインを作成しても、プリンターとの通信速度が遅く、印刷物のクオリティが低くなってしまうことが課題でした。 しかし、PostScriptの登場によってプリンター側での計算と描画が可能になり、品質を落とさずに印刷することができるようになりました。 PostScriptを初めて実装したのはApple社が開発したモノクロレーザープリンタ「LaserWriter」で、 Macintoshとの互換性も合わさり、商業レベルのDTPデザインが実現していきました。 その後、各種ソフトや機械の高性能化・低価格化、環境の整備が進み、今ではほとんどの印刷物のデザイン 作業がDTPデザインによって行われるようになっています。
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