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GCP(Google Cloud Platform)とは?主なサービスや特徴について解説
- [更新日]2023/05/17
- [公開日]2023/05/17
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- Physis合同会社
近年、クラウド利用が一般的になり、多くの企業でクラウドサービスが利用されています。その中でも、Googleが提供するクラウドサービス「GCP(Google Cloud Platform)」は、高性能なインフラと多数のサービスが提供されており、多くの企業で利用されています。
本記事では、GCPの概要や特徴、主なサービスについて解説していきます。GCPを利用することで、効率的なWeb開発や、大量データの解析、機械学習などが簡単に行えるようになります。GCPを活用した、ビジネスの強化や業務効率化についての参考になれば幸いです。
GCPとは?
GCP(Google Cloud Platform)は、Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称であり、従量課金制のサービスになっています。
GCPは、Googleが持つテクノロジーやインフラを利用したサービスを提供しており、Google検索やYouTubeの動画配信プラットフォームなども利用できます。
GCP ConsoleにはGUI(グラフィカルユーザインターフェース)が用意されており、サーバーの管理が簡単になっています。
GCPの主なサービス
さらに、GCPではさまざまなモジュール化されたクラウドサービスが提供されており、コンピューティング、データストレージ、データ分析、機械学習などのサービスがあります。
これらのサービスを利用することで、ビジネスを効率化し、コンピューティングやストレージの費用を削減することができます。
GCPには、Googleの堅牢で大規模なインフラや高度なセキュリティ機能、24時間365日のサポートなど、多くのメリットがあります。また、GCPのレポートやダッシュボードを使用することで、ビジネスの成果を確認することができます。
■主なサービス
●BigQuery:ビッグデータの解析 ●Google App Engine:アプリの作成・実行・管理 ●Cloud Machine Learning Engine:機械学習モデルの構築 ●Compute Engine:仮想マシンによるインフラ ●Cloud Storage:耐久性の高いストレージ ●Cloud Dataflow:大容量データの取得・分析 |
GCPの特徴とメリット
GCPは、Googleが提供するクラウドサービスであり、高速かつ安定したインフラ環境や強固なセキュリティなどの特徴があります。さらに、GCPはGoogleが自社サービスで利用している技術やインフラと同じものを利用できるため、信頼性や品質面でも優れています。
GCPの特徴の1つに、グローバル規模のネットワークがあります。このネットワークは、Googleが独自に開発した機器を使用しており、高速通信と負荷分散が実現されています。また、世界中に分散されたデータセンターが24時間365日稼働しており、高い可用性と安定性が魅力です。
また、GCPでは多数のサービスが提供されており、様々な用途に使われています。例えば、データ解析や機械学習、ストレージやデータベースなど、さまざまな分野で利用されています。GCPは、Webアプリケーションの開発や運用、ビッグデータの分析、IoTデバイスの管理など、多岐に渡るニーズに対応することが可能です。
GCPの活用例
GCPは、多くの企業にとって、ITインフラをよりスマートかつ拡張性の高いものにするための強力なツールです。特に、サーバーレスアーキテクチャを活用することで、さらにコスト削減やフレキシビリティの向上などのメリットが得られます。
例えば、富士通などの企業は、GCPを活用することでデジタル変革を促進しています。また、NTT西日本では、AIカメラとサーバーレスサービスを駆使して、リアルタイムな渋滞可視化やビッグデータの活用などを実現しています。
GCPの活用事例は、多岐にわたります。しかし、ツールやプラットフォーム単体での成功には限界があります。経験豊富なエンジニアとの協働や、顧客中心のデザイン思考を用いたサービス開発が、GCPによるデジタル変革を実現するうえで重要な要素です。
GCPとAWS(Amazon Web Services)の比較
GCPは人工知能や機械学習など、Googleが得意とする分野に特化しており、ビッグデータ分析にも強みを持っています。また、Googleが自社で開発した技術やツールを活用しているため、製品の統合性やクラウド全体の管理性が高くなっています。
一方、AWSはITインフラの構築や運用に特化しており、汎用性が高いため、多岐にわたるサービスの提供が可能です。また、世界中に豊富なデータセンターを持っており、グローバル規模での事業展開に向いています。
選ぶ際には、自社のビジネスニーズや課題に合わせて、サービスの比較・検討を行うことが重要です。比較検討においては、料金体系、セキュリティ、拡張性、サポート体制などにも注目する必要があります。GCPとAWSは、顧客にとって選びやすいサービスとなっているため、今後ますます市場拡大が期待されます。
「GCP(Google Cloud Platform)とは?」まとめ
GCPにはAWSやMicrosoft Azureといったライバルがいるものの、Googleが保有する様々なテクノロジーや機械学習技術を活用した強みがあります。
そのため、特にデータ解析や人工知能を扱うビジネスにおいて、GCPを使うことで高度なデータ解析や機械学習によってビジネス価値が高まると考えられます。
どのクラウドコンピューティングが自社に適しているか悩まれている場合には、システム開発やWEB開発会社に相談することをおすすめします。
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