webデザインを発注する際の注意点

webデザインを発注する際の注意点

・デザイン発注の際の傾向

webデザインを全く受注会社に依頼の経験がない会社には、いくつかの傾向があります。例えば、デザインという理由で、詳細な案件内容を提示するのではなく、抽象的な指示を受注会社に出す事で受注者を困らせるケースです。受注者がwebデザイン制作に優れていましても、抽象的な指示では発注会社の要望に対して適切な対処が困難になるはず。なぜなら、技術を持ち合わせていましても、その技術を生かせるかどうかは発注会社次第だからです。発注者のイメージを引き出す事もwebデザイナーの仕事ではありますが、発注者が理解していないものを受注者は理解する事は出来ません。

・相談前の下準備

デザインというものは人それぞれ感性が異なりますので、必ずしも口頭での説明のみで、双方の解釈が同じになるとは限りません。自身のデザインのイメージを共有できるように具体例を見せるなどしてみましょう。例えば、他会社のwebデザインを参考にすることで初めてwebデザインを依頼する方でも、考えが明確になるはずです。

・参考の際の注意点

この場合、注意点が2つあります。まず1つ目は、会社のイメージとは何かです。既存のwebデザインの参考は自身の案件内容を明らかにする上で、良い手段になるはず。 しかし、そのイメージは本当に会社が制作依頼するwebに適切かどうか。このデザインはクールだからまたは可愛いからこの感じにして、という意見を投げかける発注者もいますが、最終的にそのイメージは会社のイメージや制作中のweb にはそぐわないケースがあります。ですので、その点にまず注意してみて下さい。

・参考の際の注意点②

2つ目ですが、著作権です。他のwebサイトで良い写真などを掲載していた場合、それを真似したくなるものです。無料の素材なのかどうかを調べずに無断でコピーするのは大変危険です。なぜなら、その写真は著作権の問題が関係してくるからです。ですので、そのような場合は、著作権がどうなのかをまず調べましょう。無料で使用できる素材もありますので、その素材の活用も手段の1つです。

まとめ

デザインというものは人によって非常に曖昧なもの。効率よくwebデザイン制作の依頼を進める上で、まず自身の考えを固める事は非常に大事です。なので、webデザイン会社に依頼の際は上記の内容を考慮する必要があります。