WEBサイト制作の内製と外注の違いとは?外注依頼のポイントまとめ│
- [更新日]2024/07/12
- [公開日]2019/04/24
- 4814 view
目次
WEBサイト制作の内製と外注の違いとは?外注依頼のポイントまとめ│
一般的な企業のホームページ制作は、デザインや機能の品質を求めて外注することが多いでしょう。しかし、自社にWEB制作ができるデザイナーやコーダーがいる場合は、自社制作するケースもあると思います。外注と自社制作にはそれぞれ特徴があり、どちらを選ぶかは会社の方針によります。
リカイゼンでは、ホームページ制作実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
お電話でのご相談は
080-7948-5770
どのようなサイトであっても、ホームページ制作の大まかな流れは共通しています。まずは一般的な制作手順をみてみましょう。
最初に作成するホームページの目的と内容を決めます。
例えば料理のレシピサイトであれば「冷凍を活用した時短料理をメインに紹介。ターゲットは共働き家庭の20〜40代の女性。自社商品の認知を広げたい」や「珍しい海外の料理を日本の家庭向きのレシピにして紹介。ターゲットは料理を趣味としている20〜40代の男性。最終的に自社サービスの有料会員になって欲しい」といったかたちです。また競合サイトを調査も、この段階で行います。
サイトマップ・サイト構造を作る工程です。企画した内容に応じて、ホームページに必要なページを洗い出します。ホームページは、TOPページ→階層1→階層2と階層状に作るのが一般的です。企業のコーポレートサイトであれば「TOPページの下層に会社概要や事業紹介などのページを配置し、事業紹介の下にさらに事業ごとの詳細ページを作る」といったかたちです。
ホームページのページデザインを作成する工程です。また、必要な画像やイラスト、アイコン、テキストも用意します。
ホームページが出来上がったら、ドメインを取得し、アップロードするサーバーを用意します。自社サーバーの企業もありますが、多くはレンタルサーバーを利用することになるでしょう。
ホームページ制作は、制作会社やフリーランスに外注する場合と、すべて自社で制作する場合の2通りあります。
自社制作の特徴は、以下の2つです。
デザイン修正やレイアウト変更、機能追加など、外注では難しい途中変更も自社制作なら自由に行えます。また、継続的に自社で制作を進めると技術やノウハウが社内に蓄積され、「リニューアルしたい」「新規でもう1サイト作りたい」といった場合にも対応しやすくなるでしょう。
ホームページ制作を外注する特徴は、以下の3つです。
自社でホームページ制作を行う場合、工数がかかるうえに通常業務が圧迫される可能性があります。その点、外注ならばそのような負担を減らせます。
ホームページ制作の外注をご検討されるならリカイゼンにご相談ください!リカイゼンでは、希望条件などをお電話で熟練の専任スタッフがお伺いし、ご要望に応じて適した制作会社のご紹介や、見積もりのご案内を完全無料でさせていただきます。まずはお気軽にご連絡ください!
お電話でのご相談は
080-7948-5770
今回は、ホームページ制作の流れから、外注と自社制作の特徴、外注の方法について解説します。またホームページ制作の外注で失敗しないための注意点もまとめて説明します。
ホームページ制作会社の一覧を見たい場合は、「見積依頼が可能なホームページ・WEBサイト制作の会社一覧」をご覧ください。
企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
受付時間:平日10:00~18:30
1. ホームページ制作の手順・流れ
① 企画
競合と差別化できそうなポイントを探りつつ「料理の動画を一緒に掲載する」や「海外の調味料やキッチングッズを一緒に紹介する」のようにサイトに入れたい内容を整理します。企画の良し悪しで、そのサイトの未来が決まるといっても過言ではありません。慎重に企画しましょう。
② サイト設計
ホームページを訪問したユーザーが、なるべく少ない手順で目的の情報へたどり着けるよう、わかりやすさと周遊のしやすさを重視してサイト構造を考えます。サイト設計の段階で、どれくらいの規模のサイトになるかがはっきりします。
③ デザイン制作・素材制作
サイト設計を元に、どのページにどのデザインを適用するか決めていきます。TOPページは単一のデザインで、下層ページはいくつかのレイアウトを使い回す場合が多いでしょう。
デザインが決定したら、その内容に合わせてコーディング作業を行います。コーディングとは、HTMLやCSSを使ってブラウザ上でも見える形にデザインを再現すること。自社にコーダーがいるなら、デザインだけ依頼してコーディングは自社で行う場合もあります。
④ 公開準備
最後にホームページのファイルをアップロードして公開です。
2. ホームページ制作の自作と外注の違い
自作する
近年、WordpressやJimdo、wixなど専門的な知識がない人でもホームページを簡単に作れるツールが増えています。なかには無償で利用できるものもあるため、「予算があまりかけられない」「とりあえずサイトが必要」という場合は上記のツールを利用するとよいでしょう。
外注する
一般企業では、かなりのボリュームのWEB制作物がないと、社内に制作チームを抱えるのは難しいのではないでしょうか。自社にWEBの知見がまったくない場合は、外注に依頼した方が結果的にコストをおさえやすいうえ、最新の技術情報やノウハウも活かせます。
受付時間:平日10:00~18:30
3. ホームページ制作外注の進め方
それでは、WEB制作を外注するときの流れを紹介します。この流れは、外注先候補選定が終わり、外注する制作会社が決まったところからの流れとなります。
① RFP作成
RFPとはは、Request For Proposalの略で、提案依頼書を意味します。開発の依頼元が必要とする要件をまとめ、外注先にそれら要件をもとに提案書を作成してもらうための文書になります。RFPがしっかりまとめられていると、発注者と外注先の認識のズレがなくなり、希望に添ったホームページを作りやすくなります。
以下にRFPに必要な項目を説明します。
- ● 基本項目
- サイト制作名、サイト制作の背景と目的、ターゲット、課題、予算、スケジュール、競合など制作における基本項目を記載します。
- ● 提案依頼内容
- サイトマップ、サイトデザイン、見積もりなどが含まれます。
- ● 制作関連
- 対応するデバイス、CMS有無、解析タグ、広告タグの設置有無、プラグイン導入などWEB制作に関する確認事項の項目になります。
- ● 法務関連
- 基本契約書、機密保持契約書など、法律や規約に関わるものが含まれます。
この他、提案書の提出方法、提出期限についても記述しておいた方がよいでしょう。
RFPの内容はどのような依頼をするかによって変わってきます。トラブル防止のためにも、可能な限り記述できるものは盛り込んでおきましょう。
② ヒアリング、打ち合わせ
発注者と外注先で打ち合わせを行います。この打ち合わせでは、RFPをもとに外注先から発注者に対して詳細なヒアリングが行われ、制作するホームページの目的やイメージ、必要な機能などの内容を固めます。ここでコミュニケーションがうまくいかないと、イメージにズレのあるホームページになってしまうでしょう。提案に入る前に双方の価値観を合わせておくことが大切です。
③ 企画提案
ヒアリングした内容をもとに、具体的なサイト提案が行われます。見積もり提示はこの段階で行われることが多いでしょう。依頼している要件が満たされるかどうか、見積額の内容が明確かについて確認を行います。
④ サイト構成、システム設計
サーバー、ネットワークの構成などを含めて、制作に入る前に全体構成をまとめます。ワイヤーフレーム(サイトの設計図)の作成し、全体の項目やキャッチコピーなどの確認を行う工程ですね。システム設計が必要な場合もこの工程で行います。
⑤ 原稿作成、デザイン&コーディング制作
提案した企画内容をもとに、ホームページのデザイン案、原稿などが作成されます。デザインやレイアウトチェックなど、いくつかの確認作業が入ってきます。
また、作成したデザインをWEBサイトとして表示させるために、コーディング作業を行い、HTMLファイルを作成します。
⑥ システム開発
データの入出力、CMS導入などを行う場合は、バックエンドのシステム開発が必要になります。フロントエンド開発と連携しながら進めます。システムが不要なホームページの場合は、この工程は飛ばします。
⑦ 確認、公開
コーディングが完了したらホームページとして公開作業を行います。コーディングを行って完成したHTMLファイルをWEBサーバーにアップロードします。ファイルをアップロードする際にはFTPソフトと呼ばれる専門のソフトを使用して行います。
アップロードができたサイトを確認し、挙動の不具合やデザインの表示崩れなどが発生していないか最終確認を行って問題がなければ、完了となります。
4. ホームページ制作の外注費用
ホームページ制作を外注した場合の費用や内訳について解説します。
ホームページ制作の費用相場
ホームページ制作の相場には幅があり、明確にこれと決まっているわけではありません。サイト規模(ページ数)や導入したいシステムによって変動し、10万〜20万円で外注できる場合もあれば100万円以上かかるサイトもあります。
あえて目安を出すと、一般的には30万〜50万円程度が多いでしょう。外注先についても、個人事業主やフリーランスなら安く、大規模サイトを手掛けるような大きな制作会社・広告代理店に依頼すると高額になります。
費用差が生まれる理由
制作費用は、基本的に以下の要素で決定されます。
- 全体のページ数
- 必要とする機能(システム)
- 企画・構成
- 素材づくり
- ● 全体のページ数
-
TOPページと下層ページを含めて何ページ分のオリジナルデザインが必要なのかで、デザインとコーディングの工数が変わってきます。デザイン数が多ければその分だけ費用は高くなりますし、逆に既存テンプレートを利用できれば費用を抑えやすくなります。
「ページ数が増えると高くなる」というより「デザインが必要なページ・箇所が増えると高くなる」と考えてください。なおページデザイン費用は作り込み具合によっても前後し、一般的にTOPページは高く、下層になるほどコストは下がります。 - ● 必要とする機能(システム)
-
ホームページにはさまざまな機能がついています。検索機能、メールフォーム機能、CMS機能、いいね機能、チャット機能、ECカートなど。つける機能の数が多いほど、費用は上がります。
既存のプログラムを使えれば導入費用のみで済む場合もありますし、大掛かりなカスタマイズや新規開発が必要になるとコストが高くなるでしょう。 - ● 企画・構成
- 「目的を達成するためにはどのようなホームページにしたらよいか」という企画部分を外注すると、企画費がかかります。企画費には幅がありますが、競合分析やユーザー調査などを行ってくれる制作会社の場合は、リサーチに工数がかかるため費用も高額になるでしょう。構成に関しても、SEOの内部対策などに費用がかかります。
- ● 素材づくり
-
ホームページ内に使用する写真画像やイラスト、アイコンをオリジナルで用意してもらう場合は、制作費用がかかります。また、テキスト・コピーの原稿についても、制作を依頼するとインタビュー費、ライティング費が必要です。
制作する点数に応じて金額が加算されるため、自社で素材を提供したり、フリー素材を利用したりすると費用を抑えられます。
制作会社によって、上記のどの部分から提案するかが異なります。「そこまで依頼するつもりはなかったのに…」もしくは「ここは依頼していたつもりだったのに…」という認識の違いを減らすためにも、RFPや打ち合わせが重要です。
作業範囲が不明瞭な場合は、見積もり段階できちんと質問し、疑問を解消してから正式に依頼しましょう。
ホームページ制作の見積もりを取得するならリカイゼンにご相談ください!リカイゼンでは、希望条件などをお電話で熟練の専任スタッフがお伺いし、見積もり相談可能な制作会社のご案内を完全無料にて対応致します。まずはお気軽にご連絡ください!
お電話でのご相談は
080-7948-5770
受付時間:平日10:00~18:30
5. ホームページ制作の外注で失敗しないための注意点
ホームページ制作を外注する際は、前述したとおりRFPでしっかり要望を伝えることが重要です。そのほか、いくつか注意したほうがよいポイントがあるので紹介します。
スケジュール設定の確認
制作したいホームページのボリュームに対してタイトすぎる納期設定は、なるべく避けたほうがよいでしょう。
制作の作業自体がずさんになり、クオリティの低いサイトが出来上がってしまいます。また制作時間が短かすぎると不測の事態にも対応できません。余裕を持った作業ができるスケジュールの設定が必要です。
ターゲット、自社のセールスポイントを明確にする
ホームページのデザインは、ターゲットとなるユーザーやKPI(達成したい目標)などによって大きく変わるため、自社のセールスポイントやターゲットを明確にして外注先へ伝える必要があります。うまくコミュニケーションが取れなければ、イメージと異なるホームページが出来上がってしまうでしょう。
サイト運用及びSEO対策について
すべてのサイトは、リリースしたら終わりではなく、リリースしてからが本番です。日々のコンテンツ更新やニュースのアップデートなど含めて運用業務が必要になります。また、企業のホームページとして稼働するならば、SEO対策も重要です。
ランニングコストが発生する部分になるため、これらの保守・運用作業を自社内で行うのか、それとも外注した先へ運用も依頼するのか、開発前にあらかじめ決めておく必要があります。
ホームページ制作をお考えならリカイゼンにご相談ください!リカイゼンでは、希望条件などをお電話で熟練の専任スタッフがお伺いし、見積もり相談可能な制作会社のご案内を完全無料にて対応致します。まずはお気軽にご連絡ください!
お電話でのご相談は
080-7948-5770
受付時間:平日10:00~18:30
6. ホームページ制作のまとめ
ホームページ制作の流れ、自社制作と外注の違い、外注の進め方と費用目安、そして外注する際に注意するべきポイントについて説明してきました。ホームページ制作と言っても、静的なページのみで構成されているサイトもあれば、データの入出力が必要なシステム開発が入るサイトまでさまざまです。
どのようなサイトを制作したいかによって制作チームの構成も変わりますし、費用もまったく異なってきます。
自社制作よりもコストのかかる外注ですが、いつでも必要なスキルとツール、最新の情報を持っているチームに依頼でき、実現したい企画・構成に添ったホームページを高いクオリティで制作できる点は大きなメリットといえるでしょう。
ただし、外注へ依頼する際は、自社で実現したいことをRFPでまとめ、しっかり要望を伝える必要があります。小さくない予算を動かすプロジェクトになるため、制作会社とうまくコミュニケーションをはかりながら成功に向けて動くことが大切です。
ホームページ・WEBサイト制作の依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!
ホームページ・WEBサイト制作の依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?
- 会社の選び方がわからない
- 何社も問い合わせるのが面倒くさい
- そもそも依頼方法がわからない
- 予算内で対応できる会社を見つけたい
発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!
ホームページ・WEBサイト制作の
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!
まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。