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活きた競合店調査の進め方〜商品担当者用〜
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/07/14
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- 合同会社ステップトゥモロウ
洋服屋さんで長年働いてきた僕の、主に商品を軸にした競合店調査の仕方を書いてみます。
よろしければ参考にしてみてください。
まずはカゴの中身を見る
皆さんは、洋服屋さんが他のお店を見に行ったときに何を見ていると思いますか?
マネキンのコーディネート?
一番目立つ場所に陳列してある商品?
僕の場合は、まず最初に、お客様の買い物かごの中身を見ます。
これは、マネキンのコーディネートや良い場所に陳列してある商品は、お客様の買いたい商品である場合よりも、お店の売りたい商品である場合が多いからです。
もちろん、イコールの場合もありますが。。。
言い換えれば、余っている商品などをコーディネートで良く見せて、「売る」という意思が入っている場合があるという意味です。
これは、騙しているわけではなく、その商品のポテンシャルを最大に引き出しているのですから、それはそれで良いことなのですが。
でも、僕が知りたいのは、どのような商品がそのお店で支持されているのか?ということです。
つまり買い手は何に魅力を感じているのか?です。
であれば、実際に手に取られて、レジに持って行かれている商品は何か?を知ることが理にかなっていると思うからです。
そのコーナーに足を運ぶ
その次にやるのは、掴んだおおよその見当を元にそのコーナーに行ってみます。
そして、あまりかごでは見なかったが、もの凄く乱されている商品はないかをチェックします。
そのコーナーに行くというのは、そのお店が強い商品群のラインナップを見たいという意味を持っています。
かごで見ないが乱れているということは、支持されてはいるけど、購買につながらないということです。
であれば、なぜ購買につながらなかったのか?を知りたいからです。
売れ筋の色やサイズが品切れしているのか?
手に取ってみると、安っぽく見える?
あるいは、案外タイトすぎるシルエット?
そういう原因を特定できれば、商品の改善で売れ筋商品にできるからです。
本当にキャッチしなければならない情報は?
商品の担当者がキャッチしてこなければいけない情報は、お店の意思ではなく、お客様の意思です。
お客様の意思をキャッチするためにはどうすれば?
これをベースにして、何を見てくるのか?というプランニングをしてみましょう。
今回は商品を中心に書きましたが、また、違う角度からの競合店の見方も書いていきたいと思います。
お店の販売戦略の立案やブランディングなど、なにかお役に立てることがありましたら、ぜひご連絡ください。
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EDITOR PROFILE
合同会社ステップトゥモロウ
小田伸高
合同会社ステップトゥモロウ、代表 兼 CEOの、小田 伸高と申します。
ご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。
21世紀に入り、『個の時代』と言われるようになって久しくなりました。
この10年間で世の中も大きく変わり、変化のスピードが加速していく中、企業も個人もそのスピードについていくだけでは足りず、変化のスピードを追い抜くようなスキルを問われています。
そのような時代の中で、企業や個人に求められているのは、国や企業に与えられるものを待つ姿勢ではなく、国や企業、あるいはもっと大きく、世の中に対して、自分が何が出来るのか?を考え、実行していく事だと思います。
昨今は起業される方も増加しており、中学生や高校生で起業するような方も出始めています。
そのような方々の何らかのお役に経つ事が出来、そして、共に歩んでいく事が出来ればという想いをこめて、合同会社ステップトゥモロウは船出いたしました。
是非ともそのような多くの方とお知り合いになりたいと思います。
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