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まだレンタルサーバー使ってるの?AWSへの移行で年間350万浮く可能性も。
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2018/03/02
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- 株式会社リアルインベント
株式会社リアルインベント 編集部です。
今回は、クラウドコンピューティングサービスを活用して、大幅に費用を削減できた事例を紹介させていただきます。
まず、クラウドコンピューティングサービスについてあまりご存じない方に、簡単に説明しましょう。
PCには、OS(基本ソフト)のほか、さまざまなアプリケーションや、データを保存するためのストレージ(ハードディスクなど)が内蔵されています。そして、PC単体で処理しきれないデータを扱う企業では、大型コンピュータを設置します。このように自社内(データセンターなど別の建物を含め)でリソースを管理する方法を「オンプレミス」と呼びます。
ですが、中小企業でこれを行なうのは、経費の面で無理があります。そこで利用されているのが「レンタル(共用)サーバー」というもの。プロバイダなどが設置する「サーバー」と呼ばれる大型コンピュータが、大容量のデータを保有したり、社内のPCなどからの指示に従って処理を行なったりしてくれます。「レンタル」の言葉からわかるように、一般的には「月にいくら」というサーバー使用料を支払うことで利用できます。
近年、主流になりつつあるクラウドコンピューティングサービスは、インターネットを経由したレンタルサーバーの一形態です。
これにはさまざまな利点がありますが、そのひとつが、処理するデータ量の増減に対応しやすいこと。
レンタルサーバーでは、複数のユーザーがひとつのサーバーを共有するため、たとえ処理するデータ量が少なくても、まとまった使用料を支払わなければなりません。また、アクセス数が急増してサーバーの処理能力などを超えたときにサーバーがダウンする危険性もあります。
対してクラウドコンピューティングサービスでは、サーバーを仮想的に複数つくることができることから、処理するデータ量が少なければ使用料も低くなり、逆に多くなったときの増設も簡単に行えます。
●実質的な差は使用料に表れる!
ご紹介する事例は、スマートフォンアプリの制作(アンドロイド版からiPhone版の追加作成)と、インフラ構築です。弊社は、社員の多くがインフラ系の業務を得意としていることから、主にインフラ構築を担当しました。
お客様はこれまでレンタルサーバーを使用しており、その使用料金は保守・運用費と合わせて50万円/月ほどでした。スマートフォンアプリはアクセス数が一定ではなく、データを処理する量が少ないときには、この費用のかなりの部分が無駄になってしまいます。
そこでご提案したのが、クラウドコンピューティングサービスのひとつである「AWS(アマゾンウェブサービス)」への移行です。「AWS」は、使用するデータ量やサービスに応じて料金が決まる従量課金制で、アプリへのアクセス数が少なければ少ないなりの料金を支払えば済むのが、ひとつのメリットです。
この事例で、具体的にどれくらいの使用料になったかというと、わずか10万円/月です。その他、弊社のシステム構築費用として請求したのはおよそ10万円。そして弊社で運営・保守を行なう場合の費用として、10万円/月程度の見積もりを出しました。
つまり、これまでレンタルサーバーに支払っていた1カ月分の金額で、システム構築の費用までまかなえ、その後は(運営・保守費用を支払っても)30万円/月程度の経費節減になったのです。また、先述の通り、アプリへのアクセス数が増えたときにサーバー(メモリ、CPUなど)を増設することも、クラウドコンピューティングサービスなら簡単です。
近年は、大企業もオンプレミスやレンタルサーバーからクラウドコンピューティングサービスへと積極的に移行を進めているのが実情です。短所といわれていたセキュリティ面も、一部の企業(高いセキュリティが求められる証券系や銀行系)以外にとっては心配するに当たらないレベルまで強化されています。
自社のサーバーをクラウドコンピューティングサービスへ移行することを考えてらっしゃる方は、システム構築の経験が豊富な弊社に、ぜひ一度ご相談ください。
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EDITOR PROFILE
株式会社リアルインベント
株式会社リアルインベント 編集部
我々リアルインベントは、お客様に寄り添い、共に考え・生み出し・成長していくことを常に考え行動する企業です。 また、お客様によりご満足頂けるよう、「自主」「創造」「開拓」の精神で貢献してまいります。 社名、企業理念でも掲げている「創造」、何かを生み出す(創造する)とき、必ず大きな力が必要になると考えております。 その力が必要となったとき、弊社の社員一人一人がお客様と一丸となり、創造していくことに全力で貢献いたします。 そのためには、お客様との信頼関係はもちろんのこと、社員同士の連携も大切だと考えており、それらを重視し、社員一人一人が物事に対してクオリティの高さを意識し、常に向上し続けられる企業でありたいと考えております。 また、弊社社員は常に「PDCA」サイクルを意識し業務に取り組みます。 中でも「P:Plan」を特に重要視しており、どのように計画を作るかについて考え、我々が何のために業務に取り組んでいるのかを見失わないよう努めております。 その為にも「D:Do」「C:Check」「A:Action」を感覚ではなく、実績に基づき会社に蓄積し社員に共有することで、社員全員がより良い業務クオリティを実現致します。
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