採用ホームページや採用パンフレットって
就職活動している学生たちにとってどんな存在なのか。
10年間、企業の新卒採用のお手伝いをしてきた経験から
採用メディアの役割や目的を綴ろうかなと思います。
就職活動初期において最も重要なメディアは就活サイトです。
企業は自社の存在を学生たちに知ってもらう大切な場。
有名企業以外の企業にとって重要なことは「認知」してもらうこと。
どんな出来の良い採用ホームページを作っても
企業名を知られていない以上、検索エンジン経由の訪問は殆どありません。
学生も就活サイトを通して無名企業との「偶然の出会い」があります。
でも、まだこの段階で学生は本気で企業研究しようとは思っていません。
学生にとって就活サイトはあくまでも「エントリー」が目的。
多くの企業もエントリーさえしてくれたらそれでよい、と考えています。
採用活動はエントリーがスタートです。
就活サイトでエントリーすると、
学生にはさまざまな情報が送られます。
採用ホームページのマイページ機能が使えるようになったり、
採用パンフレットが自宅に届くようになります。
就活サイトはフォーマット媒体だから記事内容で他社と差を付けるのは難しい。
だから企業は就活サイト以外の媒体(ホームページ、パンフレット等)で
クリエイティブにお金を投じて他社との差別化を図ろうとします。
じゃあ出来の良い採用ホームページとパンフレットを作れば
学生のその企業への入社動機が高まるのかというと実はそうではありません。
ホームページ、パンフレットはあくまでも「興味関心」を高めるツールです。
ここで興味関心をたかめ、説明会に参加する動機を形成します。
就活中盤になると学生と企業が直接出会う場が増えます。
いわゆる各企業の会社説明会が始まります。
企業の採用広報において、最も重要なのが会社説明会です。
毎年学生に対して実施しているアンケート結果を見ても、
企業説明会で志望動機が増していることが明らかです。
今どきパワポでダラダラ説明する説明会は流行りません。
説明会用の映像を作って流したり、
採用ホームページと連動した社員を登場させたり、
参加した学生だけが手に入る何かを配ったり。
特に今の採用活動は短期決戦です。
説明会の重要性はますます高まっています。
だから我々クリエイティブが採用広報に関わる際に考えることは、
いかに会社説明会を軸にしたメディア展開ができるか、だと思います。
採用ホームページだけ、採用パンフレットだけ、
という考え方では結果がついてこないと思われます。
長くなったので今回はこのへんで。
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株式会社クーネスト
清本 秀樹
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