ウェブルーミングで若いお客の来店が増加？！これからはネットで調べてから店舗で購入。

ウェブルーミングで若いお客の来店が増加？！これからはネットで調べてから店舗で購入。

ウェブルーミングとは、お店に行く前にスマートフォンやパソコンで商品情報を下調べして、お店で購入する消費行動です。 商品情報は機能などのスペックや、カスタマーレビューなど。最近ではYouTubeなどでの商品レビュー動画、ハウツー動画など色々と商品情報を手軽に調べ、手に入れることができるようになりました。 これまでは、店舗で商品を確認し、その場では購入せずスマートフォンなどでAmazonなど価格の安いオンラインショッピングで商品を購入するショールーミングが取り沙汰されていました。みなさんも家電量販店などで冷蔵庫やエアコン、テレビなどを購入するとき店舗で商品を確認しつつ、スマホで他店の価格を調べたり比較した経験はありませんでしょうか。同じ商品を購入するなら、少しでも安価な場所で購入したいと思うのが消費者思考だと思います。 「ショールーミングで売上が奪われる」 そんなショールーミングですが、実際には店頭で見てウェブで買うお客よりウェブで調べて店頭で買うお客の方が多いようです。つまり、ショールーミングで失われるお客より、ウェブルーミングで得られるお客の方が多いようです。ウェブで調べるためのスマートフォンの保有率も64%を超え、20代では90%以上の人が所有しています。つまり若い世代へ来店を促すことも可能です。 それでは、具体的にウェブルーミングでどのようにお客の来店・購入を確保すれば良いのでしょうか。 実店舗を持つ小売店は今後、ネット販売（ECサイト、オンラインショッピング）を強化し、販売経路を増やすことで（オムニチャネル化）、お客の求める多くの選択肢を提供することができるようになります。実店舗を持たずウェブだけで展開されている店舗も増えてきていますが、実店舗を持つ小売店だからこそできる販売経路の拡大に取り込みましょう。