株式会社プラスディ

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東京都

マンモスはいつでも狩れるとは限らない

ある日のこと。

ここは都内に事務所を構えるWEB制作会社、ハンティングファースト株式会社。
その社長である狩猟一郎は元大手制作会社の敏腕ディレクターだったが、
懇意にするクライアントや同調する仲間たちからの支援もあって昨年独立した。

会社は設立当初から多くの案件を受注し、ビジネスは順風満帆かと思われていたが
ここ最近依頼される案件の数が減り、思ったような売上が上がらずに苦労している。

彼は自分にこう言い聞かせて踏ん張っていた。
「いつかまた依頼があるだろう。頑張って仕事を獲りに行けば大丈夫だ」

しかし、待てど暮らせどクライアントの担当者から連絡はない。
それまでのツテをたどって仕事を模索するも、どうもタイミングが悪いのか案件がない。
Lan○ersやクラウド○ークスなどで仕事を探すも、地雷の臭いが強くて手が出せない。
そうこうしているうちにキャッシュフローが底をつきかけて、ついに月末が来た。

その時、彼はこう思った。
「こんなはずではなかったのに…」
・・・と、これはあくまでもフィクションですが、
あなたがもし何らかの制作会社の社長ならこう思ったことはないでしょうか。
「定期的に顧客から制作の仕事を請けているから安泰だ」
もしそういう希望的観測だけで制作会社を運営しているとしたら、
近い将来必ず会社を閉鎖するはめになります。
起業した会社の30〜40%が1年以内、70%が3年以内に倒産すると言われていますが、
この考え方で経営しようとしてしまった事が大きな原因のひとつでしょう。
その手の会社の社長はクチを揃えてこう言っていました。
「いま定期的に仕事が来ているから当面大丈夫だろう」
「稼ぎの良い仕事が来れば2〜3ヶ月は食いつなげるだろう」
「あそこの担当とはしょっちゅう飯を食ったりゴルフも行ってるから大丈夫だろう」
本当に大丈夫でしょうか。
仮に年次契約をしていても翌年以降も継続してくれる保証はありません。
仕事を出してくれる会社の方針の変化などは知る余地もありません。
予算が厳しくなればもっと安い業者に替えられるかもしれません。
良く考えてみると、実は何も安泰な理由はないのです。
そして「今月は売上が少ないけど、来月の売上でなんとかしよう」という
場面に度々遭遇しますが、それでも一時的に回復するとすっかり安心してしまい、
日々の忙しさに身を任せてしまいます(これがなんとも心地よいのです)。
ところが、それを続けているうちに少しずつ、かつ確実に先細る時が来ます。
つまり、起業家が失敗するのは「何もやっていない」からではなく、
「間違ったことをやっているから」なのです。
このようなビジネスを「狩猟型」と呼びます。
マンモスを狩りに行く原始人と同じ発想で、獲物(需要)を追いかける形です。
思い当たる方はちょっと背筋が寒くなったかもしれませんが、
実はそのビジネスモデルを行っている行為よりも怖い事があります。
それは、狩猟型ビジネスは依存性が強いことです。
「ここに行き、こういう方法を取れば捕れるはず」の獲物を狩りに行く。
そこには何も確実な要素はないのに、前回そういう方法で狩りが成功したから
またやってみようという「ただの勘」だけに頼っている事に気がついていません。
マンモスはいつでも同じ場所に行って同じ方法で狩れるとは限らないのです。
さらに、たまに失敗しても「場所」を変えようとか「手法」を変えようとは考えますが、
狩猟型ビジネス自体の罠にはまっているという事は考えません。
あるいは、薄々気がついてはいても見て見ぬ振りをしてしまいます。
「だって、そういうやりかたで成功した事があるから」という、ただそれだけの理由で。
これが狩猟型ビジネスの依存性です。
ここまで話を聞くと、何かの感情に似ている事に気がつきませんか?
そう、ギャンブルですね。仕事が獲得できる可能性に賭けているだけなので、
考え方としてはギャンブルと同じ発想で会社を運営している事になります。
だから依存性が起こり、感情を支配してしまうと考えると腑に落ちるでしょう。
しかし、心配する事はありません。
社長は今まで見てきた他の会社(又は独立前の会社)の手法を真似しているか、
あるいは表面上のノウハウをビジネス手法として解釈していただけであり、
それを実行している「行動派」なので元々行動できる素質は持っているはずです。
従って、その気にさえなれば依存症は治療できます。
狩猟型ビジネスによる依存症を克服できれば経営は安定化をし始めます。
来月どころか、来年の売上予測が立つようになります。
利益が増え、社員や自分の収入を増やすことができます。
時間に余裕が生まれ、余暇を楽しんだり新しいビジネスを考える事ができます。
狩猟型ビジネスの具体的な治療法にご興味がある方は、
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社プラスディ セールス・マーケティング スーパーバイザー 吉浦 努
お問い合わせ先:biz@ps-d.net

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EDITOR PROFILE

株式会社プラスディ

吉浦 努

初めまして。

株式会社プラスディの代表、吉浦と申します。



昨今、デジタル環境を取り巻く・・なんて堅い話は止めておきまして、

まずは自己紹介させて頂きます。



私、岩手県釜石市出身、東京育ちの生粋の日本人です。

ワーナー・ブラザースやマーベル・エンターテインメントなどの外資系を渡り歩き、1998年頃からこれまで一貫してIT系に専従しております。

パソコンは初期のマッキントッシュ(アップル)から使っておりますので同世代のオジさまよりは知識がある方だと思います。

(仕事柄当たり前ですが…)



お陰様で、今はそれが同世代のオジさまにデジタルの仕組みや技術などを

分かりやすくご説明することに少なからず役立っておりますし、それが私に課せられた社会へのご奉仕だと信じております。



現在はとにかく末永くお付き合いができる制作会社を目指し日々奮闘しております。

規模を拡大するより「これ、今回もあそこに頼もうか」と言われる会社になりたい。

それが我々のモットーです。



宜しくお願い致します。

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