クリエイティブ制作
ロゴ制作

ロゴタイプはストーリー好き!

［更新日］2020/11/19
［公開日］2017/08/09
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ウープス有限会社

oops Inc アートディレクター/デザイナーの高橋です。

起業しよう！新商品を発売しよう！

または、新しいロゴにして会社やブランドを刷新しよう！

と、いろいろなシーンでロゴマークを作成される機会が多いのではないでしょうか？

ロゴには、ネーミングや形に意図があるものとないものがあるのに

人はなぜ、さも意味や意図があるように思ってしまうのか。

それは、意味や意図がある方が、ストーリー性を感じて共感や納得を得やすいから、

というのが私なりのひとつの答えです。

いままで制作にたずさわった仕事の中で、一番に思い出深いのが、Edyのロゴマークです。

独立前にデザイナーとして、ネーミングの打ち合わせから参加させていただきました。

電子マネーというのが、まだ未知の時代で、どんなネーミング案がでるのか、非常に楽しみでした。

私が聞いただけでも百以上の案があったと記憶しています。

その中で、Deyという案が出て、

「Dollar、Euro、Yenの頭文字を取ってDay。新たな基軸通貨を目指して。」、と告げられると、

一人が、語順を変えて人の名前のようにEdyというのはどうだろう、と。

すると、あたかも決定したかのような雰囲気が会議室に拡がったのを覚えています。

こういう由来がしっかりいる名前だと、アートディレクターからもすぐデザイン案も出てきます。

Edyの文字上に3つの縦長の球。3通貨のコインのようにも未来の通貨が流通していくようにも

とらえられるマークのラフ書きになっていました。

サービスの理想の未来を的確に頭文字に封じ込められたネーミングが、プレゼンで発表される場を想像してみてください。

クライアントの方々が納得した顔で、会議場から出てきそうです。

ロゴマーク制作において、意味より先に直感として形ができることも、もちろんありますしそれが駄目というわけではありません。

ですが、クライアントやユーザーが誰かにロゴの話をする時、スピーチができるほど素晴らしいストーリーがあったら。

そんなことを教えてもらったのが、Edyのロゴ制作でした。

ロゴタイプはストーリー好き!

意味や意図がある方が、ストーリー性を感じて共感や納得を得やすいから。

oops Inc　アートディレクター/デザイナー　高橋　 http://oops.jpn.com/

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多くの人たちのおかげでたくさんの仕事をさせて頂きました。

ほぼ、広告です。新聞広告、雑誌広告、ポスター、電車中吊り、サイネージ、マークなどです。

また、パッケージもかなり作ってきました。

ありがたいことに、広告・パッケージともにいくつか賞をいただき、

クライアントの方とともに喜びを分かち合いました。

最近は、ブランディングの仕事もさせて頂いております。

いままでの経験を活かし皆様のお役にたてるよう、いまも日々アイデアを考えております。