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世界がリニューアル!そして、仕事も私もデザインも!
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/08/10
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- 株式会社オレンジボックスナイン
足し算で進んでいった時代は、テクノロジーの発達により、
速度を増し、掛け算となって、より加速する。
※とはいえ現状は1.2カケ(×)程度だと思いますが。
情報の取得は、視覚からが全体の87%、
聴覚から7%、触覚が3%、嗅覚2%、触覚1%と割合で行われています。
視覚から情報の取得がいかに重要なポイントを理解した上で、
今年の秋にはソニーから発売されるVR(バーチャルリアリティ)に注目してみます。
ゲーム体験をさらに豊かにするバーチャルリアリティ(VR)システムは、
ゲームだけにとどまらず、360度カメラ(全天球カメラ)と組み合わせることで
ドローンや自分だけの仮想空間の作成、
そして、海外の代理旅行など、あらゆる領域で広がりをみせることでしょう。
VRの世界(仮想空間)では、現実の世界と違って、制約がありません。
つまり、想像できることはすべて可能空間内であれば実現が可能となります。
※ちなみにVRを全世界に広げているのはフェイスブックです。
もちろん!テクノロジーは融合はWEBデザイン、店舗デザインからロゴデザインにまで
影響を及ぼしてきます。
VRと組み合わせた360度で体験できる仮想空間と化す、WEBデザイン。
MRと組み合わせる店舗デザインによる非日常体験。
ARと組み合わせることでロゴデザインすら拡張します。
それらはまだまだ先の時代の話ではなく、すでに始っているのです。
ほとんどの職種がロボット化が進んでいくことで、徐々に淘汰されていきます。
私が所属する業界では
25年前にグラフィックデザインはMAC化することで、「写植」屋さんが廃業となりました。
その後、CTP・オンデマンド印刷の誕生により価格破壊が起き、「御用聞き営業」という職種が全滅し、ネット印刷が主流となり、今まであった印刷会社は変容し(ある意味では進化)、形を変えることができた会社のみが生き残っています。
それ以上の変革が様々な業界で今起ころうととしています。
我々が今できること。
デザイナーという職種が生き残るために必要なことを自分なりに考察してみました。
(WEBデザイナー、グラフィックデザイナー、店舗デザイナーなど)
デザイン力にプラスαが必要な時代です。
1.デザイン力+企画力(プランナーの技術)
2.デザイン力+コピーライティングの力(コピーライターの技術)
3.デザイン力+撮影する力(カメラマンの技術)
4.デザイン力+イラストの力(イラストレーターの技術)
※いきなり未来的な話から現実にもどって恐縮です。
クリエイティブな仕事はAIロボットに奪われないと自分は断言しています。
※だだしオペレーターのような仕事はなくなります。
しかし、テクノロジーの発達により、多くの素人がデザイナー化してきています。
そこで「素人のデザイナー」と「プロのデザイナー」の差が徐々に狭まっていると実感しています。
※だだし「キャリア2年未満のプロのデザイナー」と「素人のデザイナー」の比較において。
もちろん1万時間以上の経験のあるプロと素人デザイナーでは
比較するのも失礼なくらいに実力に差があります。
こう比較した場合はどうでしょう?
1.「経験約2年/プロのデザイナー」VS「素人デザイナー(本業プランナー)」
2.「経験約2年/プロのデザイナー」VS「素人デザイナー(本業コピーライター)」
3.「経験約2年/プロのデザイナー」VS「素人デザイナー(本業カメラマン)」
3.「経験約2年/プロのデザイナー」VS「素人デザイナー(本業イラストレーター)」
正直、費用対効果のみに焦点をあてた場合は、いい勝負すると思うのです。
つまりいいたいことは、
デザイン力にプラスαが必要ということ。
2000年あたりから大手広告代理店がディレクター制度を導入し、
クリエイティブディレクター、アートディレクター、デザイナー、アシスタントデザイナー、コピーライター、カメラマン、プランナーと分業化されるのが当たり前になってきましたが、それまでは一人のデザイナーがコピーも書くし、企画考えるし、写真も撮り、デザインもするという方が多くいました。
※現在はそのようなスペシャリストは稀です。
デザインワークのクラウドソーシング化が進むつれて、分業されていたクリエイティブワークが逆に統合した能力(デザイン力にプラスα)のあるクリエイターに人気が集まる傾向が見られるようになっています。
また、「ユニバーサルデザイン」を徹底することができるデザイナーは今も昔も少なく貴重な存在です。
「ユニバーサルデザイン」における知識・考え方は時代を超え、
ありとあらゆるサービスに精通するモノであり、
グローバル化が進むなか、「ユニバーサルデザイン」に焦点をおく、
クリエイターが一人でも多く現れることを強く願います。
以上です。
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EDITOR PROFILE
株式会社オレンジボックスナイン
瀬口隆志
圧倒的な情報量の現代社会、我々が普段目にするものを生み出すために、さらに圧倒的な量の思考が巡っています。
その中で私たちができることは、クライアントと消費者、地域と人々を繋ぎ、
新しい時代のニーズにあったデザインを提供することで、相対性のある新しい思考領域を広げ、
カタチとして次の世代へ残していくことです。
デザインは芸術ではありません。
そして、製作者の自己表現でもありません。
伝えたい情報を!伝えたい価値を!
写真やイラスト、文字情報を用いて
わかりやすく!伝える手段と考えています。
なるべく伝えたいことと無関係なモチーフは省き、
直接的な表現をすることで、
伝えたいターゲットに対してダイレクトに発信することだと考えます。
代表 瀬口 隆志
山口県下関市出身。
1999年上京。表参道で露天商として生活。
半年後、総合広告代理店でディレクター兼グラフィックデザイナーとして4年間勤務。
2004年4月からフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動。
現在、オレンジボックスナインとして
社内の常駐スタッフ4名と私の5名で活動中。
株式会社オレンジボックスナイン
株式会社オレンジボックスナインでできること
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