2月25日-26日の2日間、医薬系の国際会議で、機材の設置運営から通訳者さんのアサインを含めた同時通訳一式を、弊社でお手伝いさせていただきました。
会場には各地から研究者の方が200名あまり、そして海外からは約20名が参加されました。
2日間で計28セッション。初日のプレゼンテーションでは、アメリカ・ワシントンからもリモートで入っていただきました。
実はこのワシントンからのプレゼン、当初Skypeで入ってもらう予定が、突然ネット接続できなくなり、急遽、電話に切り替えたものの、途中でプツプツ切れて、音質も劣悪で、殆ど聞きとれない。
(後できくと、近所で車の事故があって停電になり、ネットはもちろん固定電話もつながらなくなったのでやむなく携帯で入ったらしいのですね。そのせいで音声がききづらかったのです。)
通訳者さんたちの焦りといらだちと怒りの毒矢がビュンビュン飛んできて、極めて危うい状況。
途中でギブアップ、やめるか、いや、やめられない、とにかく最後までやり抜かねばと、通訳者さんたちに拝み倒して、無事、なんとか終えることができました。
エベレストの頂上でダッシュするような酸欠状態で、通訳者さんたちはよく頑張ってくれました。
音質が劣悪なのは場内スピーカーで聴衆の皆さんもよく分かっていたので、逆にとても喜んでいただき、結果的には高い評価を得ることとなりました。
同時通訳・逐次通訳を含めて、通訳というのは、リアルタイムで進行し、戻ることも止めることもできない、非常にリスクの大きいイベントです。
そのため、準備には万全を尽くすのですが、予期せぬ事故もあり、失敗することも多々あります。
それだけによけい、滞りなく最後までやり終えて、クライアント様にも満足していただけたときの喜びは、言い表せないものがあります。
今回、ワシントンでの停電事故というアクシデントを乗り越えることができて、実感したことは、どんな逆境にあっても、あきらめず、全力を尽くせば、幸運の女神様は決して見放さないということでした。
株式会社エムストーン
藤原祥隆
info@mstone.co.jp
(翻訳・通訳から字幕、吹替え、動画制作はおまかせください)
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EDITOR PROFILE
株式会社エムストーン
藤原 祥隆
映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。
沿革:
■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。
■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。
■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。
■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。
株式会社エムストーン
株式会社エムストーンでできること
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