ストライダーというキッズキックバイクを覚えているでしょうか?聞いたこと無いや、という方はちょっとお話になりません。子ども向けのペダルのない自転車で、自転車に乗れない小さい子どもむけのトレーニングバイクとして鮮烈なデビューをしましたね。
三輪車よりも自転車よりで、しかも足でけるから足の力がつく。さらに補助輪などがないので自転車のバランス感覚が身につくということで爆発的ヒットとなりました。
その後ストライダーは様々なパクリ商品が生まれ、今では成長に合わせてペダルが付けれる!というキックバイクまで出る始末。一つのヒット商品が多くのメーカーにインスピレーションを与え、新たな市場を生み出した瞬間です。
優れたプロダクトはパクられる
優れたプロダクトは必ずパクられます。逆に言えばパクられないプロダクトは、魅力のないプロダクトとも言い換えることができるでしょう。2013年ごろから、大人向けの10インチBMXが流行っているようです。
Bounce mini BMX、Rocker mini BMXといったUK産BMXや、Fatboy BMXといったアメリカ産のBMXが主力製品となっています。どれが最初か、というのはわかりませんが見てみるとどれも同じコンセプトの製品なのですね。
プロダクトをパクって次の市場を作り出す
ただ単にプロダクトをパクるだけでは、能なしです。国内や海外のBMXメーカーでは子ども向け12インチBMXを準備しています。これはストライダーからの本格的なBMXへの移行を促進し、新しい市場を作り出しています。
ストライダーをパクったメーカーは、ペダル付きやブレーキ付きを作りました。これは日常生活や公道でも使いたいというニーズを具現化したものと言えます。
新しい価値を付加してプロダクトをパクり、新たな市場を作るとともに既存市場も伸ばす。これがパクリの理想像です。ただ単に見た目だけをパクって価格を抑えたものは破損問題で回収騒ぎにもなりました。
モノが溢れる世の中で
海外のキックスターターなどを見ても、似たような、どこかで見たような製品が多いことに気がつくはずです。しかし「何かしら新しい価値」が提案されていることに気がつくはずです。
モノづくりだけでなく、WEBのサービスなどでも同様です。車輪の再発明は無駄ですが、新しい価値の提案は必要不可欠な要素です。マーケティングで言うベネフィットがドンドンと高まっていきます。
自分のいる業界からちょっと外を見ると新しい発見があるかもしれません。
さぁ、みなさんもBMXやりましょう!
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淵上 喜弘
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