飲料水のパッケージデザインを作るときに気を付けること

飲料水のパッケージデザインを作るときに気を付けること

パッケージデザイン

　商品ブランディングの要であるパッケージデザイン。顧客がその商品を手にとるか、とらないかはパッケージにかかっているといっても過言ではありません。今回はその中でも「飲料水」に焦点を当ててパッケージデザインについてお話します。

飲料水のパッケージデザイン

　もしも、飲料水にパッケージがついていなかったらどうでしょう？大半の人は、なんの商品か見分けることはできないと思います。その水が有名ブランドのものかどうかは、パッケージによって初めて分かりますし、 新規ブランドで新しいお客さんを獲得するためには、ターゲットとする人物像（性別や年代など）に合わせて パッケージデザインも工夫をしなければならないでしょう。

パッケージには季節感も大事

例えば、夏には「のどの渇きを潤す」ということを全面に打ち出したほうが飲料水は売れるかもしれませんが、 冬の場合、同じイメージでは消費者の購買意欲を駆り立てることはできないかもしれません。パッケージは商品のコンセプトをものがたり、消費者に対してイメージ付けを行います。場合によっては、季節ごとにデザインを変えることも、イメージ戦略のひとつになるでしょう。

商品を上手にPRするには

　商品を上手にPRするには、広告・宣伝の使い分けが重要になってきます。商品自体が完成したあと「誰に対してどういう見せ方をするのか」という部分については、パッケージデザインや広告で表現していくことになります。しかし、パッケージには色々と制約がありますので、伝えたい情報を全て載せるのは難しい場合があります。そこで、広告・宣伝の使い分けが重要になってきます。パッケージには必要最低限の情報にとどめておいて、イメージの方を重視し、PRのポイントやコンセプト、キャンペーンなどをさらに詳しく伝えたいという場合には、CM・広告・POPなどで表現をします。そのように使い分けることで、商品の良さを上手に伝えることができるのです。