今直ぐ見直せるモール型ECサイト売上げアップの秘訣【画像編】

3年間、ECサイトの運営やお客様対応、商品発送や商品の入れ替えなどECの実務すべてを現地で修行してきましたがその経験を活かし、ECサイトのコンサル業務を行っています。その中でもすぐに効果が現れる手法を幾つかご紹介していきましょう。

楽天やDeNAなどの商品画像に自由が効くモール型ECサイトの場合、商品画像一枚目の効果は侮れません。（Amazonは規格が決まっていますのでこの手法は出来ません）

商品画像1枚目は検索結果に表示される大事な1枚

楽天で商品を検索すると商品登録時の1枚目の写真が検索結果に表示されます。他店舗と同じ商品画像を作ってもあまり効果的ではないですよね。では、どのように写真を工夫すればいいのでしょうか。

モール型ECサイトだけでなく、商品写真やキャッチ画像は「人物」をいれると人の目が止まるというデータがあることをご存知でしょうか。

楽天で商品写真に人物が入っているもので有名なのは「食品」ジャンルが有名です。売れ線を走っている多くの店舗で写真に人の顔が入っていることが多いですね。人の顔といってもどうすればいいか・・・。

子どもの笑顔が効く

子どもの笑顔はお客様へ訴求効果が高いと認められています。極端な例を挙げると暑苦しくおじさんがラーメンをむさぼる写真よりも、子どもが美味しそうに食べている写真のほうがいいですよね。

商品ターゲットによっては「ウケ」を狙いに行くというのもひとつの手ではありますが、その場合お客様の期待度も上がりますから商品ページの充実が欠かせません。期待値が高まっていれば高まっているほど、商品ページでの「期待への解答」が求められます。

そのため「ウケ」を狙う写真の場合は普通に人物を使う商品ページよりも高度な作りこみが求められます。ですから、最初は子どもの笑顔という基本セオリーでやってみるとよいでしょう。

商品写真を変えることからやってみる

ECサイトで売上をあげようと考えた時、つい商品文章やキャッチコピーなど「変えやすいところ」から手を付けてしまうことが多く、つい広告などに頼ってしまいがちです。しかしながら広告も商品写真１枚目は重要ですし、イベント広告であれば専用の効果が出そうなバナーを作る必要性も出てきます。

まずは検索結果に出る１枚目の商品写真の作り込み。これをやってみましょう。

１．写真を魅力的に
２．商品説明の充実
３．検索上位を狙う

この順番でECサイトは編集をかけて行くと効果がわかりやすくなるはずです。

人は検索し、目で見て判断します。まずは入り口をしっかりしておかないと行けません。検索結果の商品写真はお客さまにとってお店への入り口です。

商品写真１枚目が入り口とすれば、商品写真２枚目以降は商品の詳細を伝えるものです。お客様は現物を手にとって検討するわけではありません。写真を撮る時に「現物が見れるわけではない」という当たり前を忘れないように心がけて撮影をしましょう。