こんにちは。コア・アド・インフィニティ編集部のトリュウです。
私が入社して間もない頃、外部のとある機関が開催する「ビジネスマナー研修」に参加しました。
大学を卒業したてでマナーのマの字も知らない私はビジネスのルールを学んで帰ろうと
似合わないスーツの襟を正して会場に向かいました。
会場には同じく社会人になりたての新入社員たちが大人しく席に着き、
就職活動の合同説明会さながらの空気に緊張したのを覚えています。
その緊張感を打ち壊すかのように不自然なハイテンションで登場した講師。
第一印象は「なんかいやだな」でした。
会社でうまくやっていくコツ
貼りついた笑顔のいかにもきな臭い講師が言うことには、
会社でうまくやっていくコツは「いかに上司に気に入られるか」だそうです。
私は動揺を隠せませんでした。マジか。
そりゃそうなんだろうけどそれ言っちゃうんだって思いました。
しかし新入社員向けビジネスマナー研修での第一声で言われるからには、
それはある種の常識であって真理なのだと思います。
では上司に気に入られる新入社員像とは?
講師の挙げたポイントはこうでした。
・素直であること
・元気であること
・人懐こく、あいさつがしっかりできる
・人の話が聞けること
・何事にも一生懸命であること
この内容には間違いないと思います。
これは上司のみならず対人で必要なスキルたちでしょう。
そう、これはスキルなのです。
コミュニケーション能力という言葉ができてから、
これらのことは性格というよりはっきりと「スキル」になった気がします。
講師は続けます。
逆に上司に嫌われる要素とは?
・言われたことができない
・指示をひたすら待つ
・時間を守らない
・言葉遣いがなっていない
・声が小さい
なるほど確かに。
「声が小さい」は「自信なさげにモジモジしている」と言い換えてもいいかもしれません。
私は声が小さいです。
特に慣れない人と会話するときは自分でも驚くくらい
低く小さな声しか出ず、酷い時はのどが詰まって発声すらままならなかったりします。
学生時代はそんな自分の特徴を「控えめ」と都合よく解釈して言い訳しながら
生きてきましたが、社会に出た今、これはすぐにでも改善すべき短所なのだと痛感します。
「上司に嫌われる特徴」として挙がるくらいですから短所も短所です。
しかしこの講師、上司に可愛がられようと努めた結果、
このようなきな臭さを得てしまったならそれもどうなんだろうという性悪な感想は押しとどめ、
私はこの日の話を社会の真理として受け入れることにしました。
その日会社に帰ってすぐ、デスクの引出しの中にこっそり貼った
「笑顔」「あいさつ」と書いたふせんは、粘着力が弱まってしまったため今はもう
ありませんが、心の引出しにずっと貼ってあります。
上司や同僚と仕事を共にするのも、お客様と接するにも第一にはコミュニケーションです。
これらのことがスキルと呼ばれるようになったということは、裏を返せば
性格が暗くても技術として努力で身に着けられるということだと思うのです。
そしてそれが習慣化すれば、本当の性格も明るくなっていくと信じたいのです。
いつか「元気だね、笑顔がイイね」と人から言ってもらえるよう、
心のふせんを貼り直し、今夜もひとり表情筋トレーニングと発声練習に励みます。
こんな独り言を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!(満面の笑み)
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EDITOR PROFILE
株式会社コア・アド・インフィニティ
大嶽 序斉
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企業の頑張りを発信して、世の中を元気づけていけたら。
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