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レスポンス率アップに貢献する、新聞15段・記事体広告のメリット


新聞1頁(15段)の場合、
一般的な配分は10段:5段

皆さんは、新聞広告の中でも「記事体広告」という言葉を聞かれたことはありますか。
略して「記事広(きじこう)」と呼ぶことの方が多いかも知れません。
私どもで担当した記事広の1つをサンプル画像にしてますので、
記事広と呼ばれるものがどういった体のものかおおよそ見当がつくかと思います。
簡単に言ってしまえば、広告をあたかも新聞記事かのような体裁で構成するものです。

新聞1頁を全面使った記事広の中にも、様々なタイプが存在します。
サンプル画像のように、1頁(全15段)のうち上10段分を記事にして、
下5段分を普通の商品広告にするパターンが王道パターン。
1頁全部を記事風にするもの、
上5〜7段を記事にして残りを純粋な広告スペースにあてる場合もあります。

この記事広。特に

化粧品や健康食品などの通販広告でよく使われる手法

です。
なぜ、よく使われるのか。
それは、新聞広告で一般的と言っても過言ではない5段広告では、
商品の良さを伝えるには余りにもスペースが狭いということ以上に、
化粧品や健康食品の商品広告では薬事的に表現できないことが多く、
それが出来ないがために商品の良さを伝えにくいという点にあります。
5段の商品広告では表現しにくいことを、上段で記事にして魅力を語るわけです。
もちろん語るとは言え、記事風に仕立てても広告は広告ですから、
薬事的な表現の縛りから解放されるわけではありません。
そこをいかにかいくぐり、商品特徴をより深く分かりやすくアピールするか、
コピーやデザインの力の見せどころということになります。

新聞読者の多くはご年配者層
記事を読むことに抵抗無し!?

もう1点、忘れてはいけないことがあります。
新聞購読者には、60歳以上の方が多くいるという事実。
通販広告のターゲット層もまた60歳以上の方をコアにしていることが多く、
この年代層の方は活字に接することに抵抗が少ないと思われます。
つまり、買ってほしい人たちへ商品の良さをきちんと伝えるのに、

新聞15段記事広はうってつけ

と言えるのです。
少しでも多く商品特徴を理解してもらえれば、商品により期待を持ってもらえる。
期待やメリットを感じてもらえれば一層レスポンスにつながっていきます。

*参考として付けたサンプル画像(記事広)は、
 CPOでかなりの数値をマークした成功事例の1つです。

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EDITOR PROFILE

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菅野仁

コピーライターである私が代表を務めるデザイン会社のため、

ビジュアル中心、イメージ先行で進めがちなデザインではなく、

きちんとしたコンセプトのもと、

キャッチフレーズ始め、しっかりメッセージを伝えるクリエイティブをお届けします。

『人に喜ばれるデザイン』を社是に掲げる私のデザインポリシーはここにあります。



<菅野仁はこんな人です>



●山形県出身で今年55歳になる田舎者です。 ●小さなベランダでガーデニング。今年もメジロのつがいが梅花の蜜を吸いに訪れてくれてホーホケキョ(鶯ではないので本当はこんな鳴声ではない)。 ●狭いリビングに小さな水槽が6つ。熱帯魚の世話で癒やされるこの頃です。特に4匹のベタにべた惚れ! ●クルマ好きで、ちょっとした渋滞なんてなんのその。ハンドルさえ握っていればずっと平常心? 人の運転ではガチガチ緊張! ●中学、高校と「国語」が大の苦手だったにも関わらず、コピーライターになった自分が未だに信じられない。 ●信じられないと言えば、以前は年間150本くらい映画館で映画を観ていたが、いまでは数年に1本観る程度に(黒澤明監督の助監督募集に応募したほど映画好き、なはずの私です)。 ●自他ともに認めるワイン好き! 最近は498円のチリ産赤ワイン、648円のカリフォルニア産白ワインにはまっている。「この2本のハイコスパワインは、一流ソムリエもはまるはず!」と豪語してやまない今日この頃である。

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