広告デザインにおける視線誘導のテクニック

広告デザインにおける視線誘導のテクニック

広告制作と視線誘導

皆さんは、広告制作において、視線誘導のテクニックがあるのをご存知でしょうか。 広告のレイアウトを考える前に、まず制作物のゴールを設定する必要があるようです。 ただし、ゴールと言っても2種類あり、 ① 目的のゴール　と ② 目標としての視線誘導のゴール　に分かれます。 ポスターやチラシなどの広告デザインをする際には、このゴール部分に視線を誘導できなければ、 効果が薄いことは明らかであるようです。

目的のゴール

この「目的のゴール」とは、集客、シェア拡大、収益アップといったような、その制作物のゴールのことを言います。 最終的に、ポスターやチラシなどの制作物が、その目的の設定値に達していれば、良いデザインであると言えます。

目標値の設定

次に、その目的を達成するための目標値の設定が必要となってきます。 この目標値とは、例えば目的が「お客さんに電話で問い合わせしてもらうこと」であれば、 目標としてのゴールは「電話番号」ということになります。 また、目的が「携帯電話からの予約」であれば、「QRコード」が目標のゴールということになります。 実際に広告デザインを作成するためには、これら2種類のゴールを設定する必要があります。

実際の視線誘導

まずはアイキャッチで視線を惹きつけ、キャッチコピーへと誘導。 その後、第一のゴールである目的の基本情報部分へと誘導します。 ここでキャンペーン、プレゼントなどの情報、つまりこの広告の目的を認知してもらった後、 第二のゴールである、電話番号やQRコードなどへと最終的に誘導して行動を促します。 このように計算されたレイアウトでなければ、広告物の結果は出ないとまで言われています。