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パッケージデザインを外注する時に抑えるべきポイントは?
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/03/28
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- 株式会社アドギャラリー
パッケージは商品の顔である
特にフェース(正面部分)は重要で、どんな商品なのかを伝える部分となります。
伝えるべき(表示すべき)基本要素は以下のものとなります。
*商品名(英文字の場合はカタカナ表記も)
*商品内容(写真やイラストで見せる)
*商品特徴(キャッチコピーや商品名の補足など)
*社名やブランド名(ロゴやマーク)
*内容量(側面や裏面でもOK)
ここでさらに重要となるのが、
どんなコンセプトを持った商品なのかを明解にすること。
コンセプトがしっかりしているか否かでデザインに大きく影響します。
*どんな人たちに向けた商品なのか
*どんな時に使って欲しい商品か
*どの様にして使って欲しい商品か
*どんな特長をもった商品なのか
*どの様な効果・結果をもたらす商品か
開発背景をまじえ、商品ストーリーや方向性をシートにまとめておくと良いでしょう。
外注する際のオリエンシートにもなります。
このシートが無いと、ごくありふれた、特徴のない顔つきになってしまいがちです。
デザイン会社は、これを大きな手がかりにしてイメージを膨らませ
細部の表現に落とし込んでいくからです。
オリエン時に必要なもの
外注オリエン時には前述のシートの他に以下のような点もご用意頂くと良いでしょう。
*開発の動機や商品への熱い思いなどを記した1枚
*現状考えているデザインイメージ。例えば色や形や見ための雰囲気など、
他社商品他サンプルをご提示頂いても良いですし、
具体的でなくとも、「高級感が欲しい」「ナチュラル志向で」「爽やかな色合い」「清潔感を持たせたい」「男っぽい感じに」・・・など言葉での表現でも構いません。
全く白紙の場合はイメージ無しでも大丈夫です。
ここでちょっとだけ留意頂きたい点があります。
具体的なものを見せる場合ですが、こんな風なデザインがいいな〜と、意識的にある方向性に持っていく場合は良いのですが、そうでない場合は、デザイン自体が提示の具体例に引っ張られる可能性もあります。
逆に言えば、こんな風にはしたくないと、望まないデザイン例を提示するのもありだと思います。
*競合と考えている他社商品(理由も含め)。←特になければ不要です。
*商品概要シート(特徴・原料素材・内容量・成分・使用上の注意・記載
すべき注意事項や住所や問い合わせ先・決定していれば価格なども)
*社名やブランド名のロゴデータ(出来ればイラストレーターデータ)
*すでにパッケージ自体の形状が決定されている場合は、
パッケージの展開データなど
そして、ご予算がある程度決定しているような場合は、
オリエン時にデザインにかけられる大体の金額もご提示頂くと良いでしょう。
デザイン会社を選ぶコツは?
では、どのデザイン会社に発注すれば良いか・・・。
もし商品名が決まっておらずこれからという場合は、
コピーライターが在籍するパッケージデザイン実績のあるデザイン会社(ネーミング含)や、
ネーミング開発から請けられるパッケージ専門デザイン会社などが良いでしょう。
また、パッケージデザインといってもご存知の通り多種多様です。
*化粧品は得意だが日用品のパッケージは実績がない・・・
*菓子や飲料など一般食品は多いがサプリメントといった薬事的表現が
絡むのは不得手・・・
*女性用商材を得意にするが医薬品は経験がない・・・
など、デザイン会社も様々ですので事前に調べておく必要があります。
特に注意したいのが、パッケージ自体の形状(工業デザイン)から考えて欲しい場合です。
デザイン会社の多くは、平面デザイン(グラフィック中心)の会社が多いため、
箱やボトルなど形状の決まったものにデザインしていくパターンが多いからです。
形状から新たにデザインを起して欲しいというケースでは、
先の得意・不得意分野を調べると同時に形状デザインも可能かを知っておくことが大事です。
そしてもう1点、仕事を進めやすいデザイン会社かどうか。
発注前に出来れば直接会って話すことである程度判断できるかと思いますので、
時間をおしまず機会を設けることが肝要かと思います。
以上、パッケージデザインの件でお困りのことがございましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
ネーミングに関しての、外注時のポイントについては改めて記したいと思います。
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EDITOR PROFILE
株式会社アドギャラリー
菅野仁
ビジュアル中心、イメージ先行で進めがちなデザインではなく、
きちんとしたコンセプトのもと、
キャッチフレーズ始め、しっかりメッセージを伝えるクリエイティブをお届けします。
『人に喜ばれるデザイン』を社是に掲げる私のデザインポリシーはここにあります。
<菅野仁はこんな人です>
●山形県出身で今年55歳になる田舎者です。 ●小さなベランダでガーデニング。今年もメジロのつがいが梅花の蜜を吸いに訪れてくれてホーホケキョ(鶯ではないので本当はこんな鳴声ではない)。 ●狭いリビングに小さな水槽が6つ。熱帯魚の世話で癒やされるこの頃です。特に4匹のベタにべた惚れ! ●クルマ好きで、ちょっとした渋滞なんてなんのその。ハンドルさえ握っていればずっと平常心? 人の運転ではガチガチ緊張! ●中学、高校と「国語」が大の苦手だったにも関わらず、コピーライターになった自分が未だに信じられない。 ●信じられないと言えば、以前は年間150本くらい映画館で映画を観ていたが、いまでは数年に1本観る程度に(黒澤明監督の助監督募集に応募したほど映画好き、なはずの私です)。 ●自他ともに認めるワイン好き! 最近は498円のチリ産赤ワイン、648円のカリフォルニア産白ワインにはまっている。「この2本のハイコスパワインは、一流ソムリエもはまるはず!」と豪語してやまない今日この頃である。
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