発注時には要注意!医療パッケージのデザインの特徴と種類について
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2019/04/26
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目次
発注時には要注意!医療パッケージのデザインの特徴と種類について
流通している商品には必ずパッケージのデザインが伴います。商品の特徴が伝わるかどうか、また対象となるターゲットに手に取ってもらえるかなどはよく考えられますが、医療パッケージのデザインには注意が必要です。医療パッケージそのものの理解を深め、パッケージデザインをする時に気を付けたいポイントをご紹介します。
パッケージデザインは、業種・商品によって注意するべきポイントが異なります。さらに医療パッケージの中でもカテゴリによっても異なりますので、それらの特徴・違いをまずはご説明します。 OTC(over the counter=処方箋なしでの略)医薬品は、医師の処方箋が無くても店頭で買える一般用医薬品です。OTC医薬品のパッケージは、ドラッグストアなどで専門知識の無い一般消費者が直接目にして自らの判断で選ぶことから、医薬品の有効性や安全性の確保はもちろん、手に取ってもらいやすいように箱のデザインや、キャッチコピーなどの表現力も求められます。 OTC医薬品とは異なり、医師の処方箋が必要とされる医薬品のことで、医師が病院で処方してくれるお薬になります。医療機関での利用が基本になります。取り扱う医薬品の種類や量が多くなりますので、当然のことながら類似品との取り間違いを防止したり、在庫管理がしやすいような工夫がされていたり、未開封/開封済みの違いが一目でわかるようになっていたり、医療従事者ならではの「ヒヤリハット」に対応したデザインが特徴です。 取り間違いや誤飲などを防ぐといった安全面の担保は当然クリアすべき課題です。しかしながら、実際に取り扱う病院・薬局の医師や薬剤師が日ごろどのように薬剤を手にしているのか、調剤しているのかなどは、現場に赴いて直接目にしたり耳にしたりしないと気づけないことばかりです。 スーパーやコンビニ等に並ぶ食品等であれば、「視認性=ほかの商品より目を引くこと」が重要な目的になります。一方、医薬品の場合は「視認性=医療過誤を防ぐこと」が大きな目的です。 医療パッケージの場合、基本的に薬機法などを熟知した社内で作られることもありますが、デザイン会社に依頼される場合、コピーは企業から支給することになります。ただし、取り間違いを防ぐという大きな目的をクリアするために、デザインのアイデアを出してもらうのであれば、病院や薬局の現場を一度見てからデザインをしてもらうのがおすすめです。医療パッケージとは?
医療用パッケージの種類
① OTC医薬品パッケージ
② 医療用医薬品パッケージ
医療用パッケージデザインには、外箱だけでなく、様々な包装資材が含まれます。例えば、錠剤が入ったPTPシートや、PTPシートをまとめたピロー袋のほか、注射バッグや、点眼液などに貼り付けるラベルや、粉薬が入る分包なども対象です。パッケージデザインに必要な現場の声
パッケージデザインの「視認性」について
例えば同じ薬でも、「3mg」、「5mg」など含有量が異なるものを患者さんへ正しく処方するために、含有表示を薬の名称よりも大きく目立つようにしたり、類似した名前の医療品の取り違いを防ぐために、文字やパッケージのメインカラーなどではっきりと区別させたりするように気を付ける必要があります。
特に似た名前の医薬品については、薬棚に並んだ時、正面に来る箱の側面部分の識別性を高めるようにデザインを工夫したりしています。まとめ
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