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【ECサイト構築のCMS化】のメリット・依頼方法まとめ

目次

【ECサイト構築のCMS化】のメリット・依頼方法まとめ

1.CMSとは?

企業のホームページや採用ページ、最近ではオウンドメディアの制作など、複数のWEBサイトを設けて管理する企業は増えています。そのような中で考えなければいけないことが、WEBサイトの運用を効率よく且つ定期的な更新をどのように行なっていくべきかということです。管理するには人的リソースがかかってくるのは当然ですが、そのかける時間や手間などを最小限に抑えたいのが企業です。
そこで、ホームページなどのWEBサイトを構築から更新、運営までできるシステムCMSになります。CMSとは、「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、HTMLやCSSなどの専門的な知識がなくても手軽に短時間でWEBサイトの運営や更新が行えるシステムになります。

そして、昨今市場拡大が著しいEC市場においても、CMS化するECサイト構築が増えてきています。ECサイトでCMSの相性が良い理由としては、製品情報や在庫情報など常に最新の情報をECサイトでは紹介する必要があります。新商品の情報を早く紹介したい場合に、商品登録の仕方が複雑だったり専門的知識が必要だと、リアルタイムに更新することは難しくなります。そこで、CMS化されていれば、属人化することなく誰でも更新することが可能なのです。尚、CMSはすでに必要機能が組み込まれていて導入が容易にできるパッケージ・ソフトウエアと、オープンソース・ソフトと言われるプログラムの元となるソースコードが無償で公開されていて自由にソフトの改良が行えるものがあります。

ここでは、オープンソースを用いてECサイト構築を行う場合のCMS化に関するメリット見積もり依頼発注先選定などを説明します。

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2.ECサイト構築を行う場合のCMS化について

では、ECサイトを構築する場合、どのような機能が必要になってくるか紹介します。ECサイトでは大きく2つに機能が分けられますが、それはフロント機能とバックエンド機能になります。
それぞれで搭載する必要のある機能は、下記の通りです。

フロント機能(お客様向けの販売機能を含む)

商品の紹介商品サムネイル、商品詳細のそゆかい、在庫状況、口コミ、価格、商品検索、商品一覧ページなど
注文、決済カート機能、配送方法、決済方法、注文履歴など
ユーザーページ会員登録、会員情報編集、ログイン画面、利用規約、退会処理など
コンテンツページブランディング及びSEO対策用のコンテンツやブログページ
その他サイトマップ、問い合わせフォーム、キャンペーンなど

バックエンド機能(スタッフなどが利用する管理機能含む)

商品管理販売する商品登録、変更、削除、商品カテゴリー管理
ユーザー管理ユーザー一覧、ユーザー情報検索
受注、在庫管理受注情報、在庫状況など
売り上げ管理商品別、日次別、カテゴリー別などの売上集計
コンテンツ管理ブログ、コンテンツ新規登録、編集、削除、検索、一覧
その他スタッフ管理、システム設定、基本情報設定等

上記のように、ECサイト構築では2つの機能開発が必要です。では、ECサイト構築でCMS化をする場合の費用相場について紹介します。
一般的な企業のホームページや採用ページなどのWEBサイトをCMS化する場合、パソコン及びスマートフォン対応などを含めて初期費用の相場は50万円〜100万円になります。この金額は、紹介ページのパターンが増えるほどに金額も増えるイメージになります。
ECサイト構築の場合、初期費用相場は200万円〜と見ておくのが良いでしょう。これは、約20ページの作成の場合の費用相場感になります。

また、システム開発では初期費用だけではなく運用費も考慮しておく必要があります。運用費に関しては、初期費用の10%弱を考えておくと良いでしょう。

どのような構成するか企画から実績ある会社に相談したい場合もリカイゼンにご相談下さい。無料で実績ある会社のご案内・サポートをさせていただきます。

3.見積もり依頼、比較、発注先選定

ECサイト構築をCMS化する場合のおおよその仕様がつかめたところで、開発会社へ見積もり依頼をすることになりますが、見積もり依頼から発注先選定までのプロセスにも上手く開発を進めるためのポイントがありますので、紹介します。

見積もり依頼は、複数社の開発会社へお願いすることをお勧めします。その理由は、1社のみで決めてしまうと、その費用が高いのか安いのか、妥当なのかが分かりにくいからです。また、今回の開発は「ECサイト構築をCMSで行う」という大前提がありますので、その開発に向いているかどうかの比較がしにくいのです。
最低3社以上の開発会社へ見積もり依頼することをお勧めしていますが、依頼をする場合にRFP(提案要望書)を各社へ渡しましょう。これは、上記の機能概要としてまとめたものやおおよその予算があればそちらも明記、想定しているユーザーの規模感、スケジュール等、わかっている事はなるべく多くまとめて渡した方が良いです。
また、必要な見積もり項目も指定しておきたい場合は、そちらも明記した方が良いでしょう。各社からくる見積書の見積もり項目が揃っていると、高いのか安いのかの比較がしやすくなります。

各社より見積もりが届いたら、比較を行います。それぞれの項目が、想定していた金額なのか、それとも高いのか安いのか。何かが際立って高い、安いなどの見積もり額になっている場合は、なぜなのかを確認しましょう。

発注先選定でのポイントは、必ず発注先を決定する前に面談をしておきましょう。尚、面談の場合は、実際に発注後にプロジェクトリーダーとなる人やディレクションを行う人と会っておくことがポイントです。発注先が決まるまでは、営業担当が窓口になっていることがほとんどですが、実際にプロジェクトが稼働し始めると担当窓口は変わってきます。その際に、コミュニケーションが成立していた営業担当者から別の担当者になることで一度、コミュニケーションがフラットに戻ります。それまでの内容がうまく引き継がれていれば良いですが、そうでない場合が開発の現場では起きます。

実際に、発注先が決まったら、発注書、機密保持契約書等の書面手続きを進めましょう。特に、納品後の不具合対応など含めた瑕疵担保期間を明確に決めておくことが重要です。さらに、運用を行っていくにあたり、いつから運用費がかかってくるのかなど納品スケジュール、支払いサイクル含めて最初に決めておくことが必要です。
開発が始まると細かい仕様の調整に追われることになりますので、書面やお金関係は発注段階で明確にしておくことが重要です。

4.まとめ

これまで、ECサイト構築する際のCMS化開発について機能概要、見積もり相場、見積もり依頼、比較について説明してきました。ECサイト構築では、個人情報を扱い、また決済機能なども搭載するため、開発のみならずセキュリティ面も考慮しなければいけません。初めてECサイトを構築する場合は、どこから手をつけて良いかわからないのも当然です。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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