【10分で分かる】AIで今後の教育はどうなる?
- [更新日]2021/03/08
- [公開日]2021/03/08
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目次
【10分で分かる】AIで今後の教育はどうなる?
昨今、AI技術の発展は目を見張るものがあります。
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そもそもAIとはどういったものなのでしょうか。なんとなくイメージは分かる人は多いと思いますが、深く知り、言葉の粒度を上げることで本質的な理解をしてきましょう。
と記載されています。
要は、「多くのデータから特徴を見つけ、それを基に判断ができるコンピュータといったところでしょうか。
▼AIについての詳しい説明はこちらから
上記を踏まえて機械学習は「機械(コンピューター)が学習する」技術全般を指していることが理解できたと思います。
まずAIが教育に与えるメリットとして成績を正確に分析出来る点があります。
AIが教育に与えるメリットとして学生それぞれにあったカリキュラムを作成することが出来ます。
AIが与えるメリットは学生に対してだけではありません。教師側もAIを導入することで採点や試験監督などの事務作業などの負担を軽減することが出来ます。
2019年9月、教育サービス事業及びAI事業を展開する株式会社EduLabと、Z会グループは資本業務提携を締結し、AIを活用した英語スピーキング能力の自動採点に関する共同研究を開始することを発表しました。
埼玉県は兼ねてから民間企業との連携を積極的に行っており、2018年からは「Saitama-Collaboration-Lounge」を設置して、民間企業からの提案を受け付けています。
10年前はAIと聞いても「私達の生活には遠いもの」そんなイメージがあったはずです。
それがいまや、私達の生活の中で当たり前の様にAI技術は使われるようになりました。
分かりやすいところでは、世界的な検索エンジンである「Google」や巨大インターネットショッピングモールの「Amazon」
これらのサービスの仕組みにはAI技術が大きく関わっています。
今後もAIの技術発展は大きく進み、ますます私達の生活にAIはなくてはならないものになっていくでしょう。
そういった中で今回は、AIが教育に対してどのように影響を与えるのか、教育業界がどのように変わっていくのかを解説していきます。
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そもそもAIとは
AIとは「Artificial Intelligence」の略で、日本語訳で人工知能と呼ばれています。
辞書的な定義では
コンピューターで記憶・推論・判断・学習といった人間の知能の持つ機能を備えたコンピューターシステム (小学館 デジタル大辞泉より抜粋)
しかし、学術的な定義は専門家の間でも定まっていないのが現状です。
ここでは日本における人工知能研究の第一人者である東京大学の松尾教授の言葉をご紹介いたします。
人工的に作られた人間のような知能、ないしはそれをつくる技術。
人間のように知的であるとは、「気づくことのできる」コンピュータ、つまり、データの中から特微量を生成し現象をモデル化することのできるコンピュータという意味である
AIを教育分野に導入するメリット
では実際にAIを教育に導入することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
成績を正確に分析
これによって学生の成績を的確に分析することが出来るため、生徒全員を平等に評価を下せることが出来、更に学生一人一人の学力を上げるために必要なことを視覚化することが出来ます。
学生それぞれにあったカリキュラムの作成
先程の成績の分析にも通じる話ですが、学生一人一人の成績や性格などを分析した上でそれぞれにあったカリキュラムを作成することが出来ます。
そのため、現在の学校教育のように平均的な教育ではなく、学生の学習の進捗状況に合わせて最適な教育を提供することが出来ます。
教師の負担軽減
現在、教育業界の長時間労働は大きな問題になっており、ある調査機関によると教師が学校にいる時間は11時間30分以上にも及ぶと言われています。
こういった教育業界の働き方にもAIは改革する大きな可能性を持っています。
AIによる教育の変化の事例
【Z会×EduLab】AI活用の自動採点に関する共同研究を開始
Z会グループが実施する英語4技能テスト「英語CAN-DOテスト」での数万規模の回答音声データ、観点別の評価データを活用し、EduLabが持つテスト技術及びにAIを活用した自動採点技術を用いることにより、スピーキング自動採点の研究開発に着手するとのことです。
参考記事:Z会×EduLab|AI活用の自動採点に関する共同研究を開始 - TOMORUBA (トモルバ) - 事業を活性化するメディア
【埼玉県】ユニファと連携し、2019年9月から官民連携「スマート保育園」の実証実験を開始
2019年9月からは埼玉県はユニファ株式会社と連携し、保育士の業務負担軽減と保育の質向上等を目指す実証実験を行うことを発表しました。
内容としては、ユニファが開発するAIツールの「ベビーテック」を保育園に無償で試験的に導入することになりました。
データの収集・分析を行い、安全性確保を前提に、効率化出来る業務の整理やICT化の課題等を検証します。
参考記事:埼玉県|ユニファと連携し、9月から官民連携「スマート保育園」の実証実験を開始、IoTやAIを保育業務に活用 - TOMORUBA (トモルバ) - 事業を活性化するメディア
今後の世界に求められる教育とは
テクノロジーの進化によって私達の生活は急激に変化しています。
それに伴って、社会に求められるスキルも変わってきています。
高度経済成長期の日本では、モノを作れば売れる時代であったため、工場のライン工などのいわゆる単純作業に多くの人材を配置する必要がありました。
そのため、その頃の学校教育では「言われたとおりに正しい答えを出す力」が必要とされていました。
しかしながら、現在では、そういった単純作業はAIに取って代わられると言われており、人間はより高度な知的活動が必要とされるようになってきました。
では、こういった時代において教育ではどのような力を育む必要があるのでしょうか。
2016年に総務省が行った「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究」によると、今後重要な能力は下記の5つになると述べられています。
1位「チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質」
同率1位「企画発想力や創造性」
3位「コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力」
4位「情報収集能力や課題解決能力、論理的思考などの業務遂行能力」
5位「語学力や理解力、表現力などの基礎的要素」
これらの能力を今後、教育によって育む必要があります。
こういったことを踏まえて、従来型の「言われたとおりに正しい答えを出す力」を伸ばすのではなく、今後は、「問題を発見する力」が求められています。
そのため、現在、アクティブラーニングなどの生徒が能動的に授業に参加することが出来る授業形態が徐々に浸透しつつあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、AIが教育に与える影響について解説させていただきました。
教育は国家が反映していくために最も重要なことであり、私達の生活にもかなり身近な話題ですので、今後AIによって教育がどの様に変化していくのかを考えることは非常に重要です。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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