【エクセルVBA開発】外注メリット・外注先の選定方法

［更新日］2020/12/18
［公開日］2019/04/24
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【エクセルVBA開発】外注メリット・外注先の選定方法

エクセルは、集計業務や定型的書類作成、顧客管理などで多くの人が使用しているのではないでしょうか。
ただ、エクセルが持つ機能を、より活かした使い方をしている人はそれほど多くないかもしれません。
実は、普段の集計業務やデータ入力など、VBA機能を使って簡単なシステム構築をすることで、業務効率化がはかれるエクセルにすることができます。
最近では、エクセルVBAを中心に請負開発をしているシステム会社も出てきています。
そこで、エクセルVBAとはどのようなものなのか、そして業務効率化を目指したシステム構築を外注する方法などを説明します。

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１．エクセルVBAとは

はじめにVBAに関するキーワードについて説明します。

VBAとは？基本知識、使用するメリット

VBAは、Visual Basic Applicationsの略語で、マイクロソフトオフィスに含まれるアプリケーションソフトの拡張機能で、Visual Basic言語をベースにしたプログラム言語になります。VBAを用いることでエクセル操作を自動化できるので、業務効率化をはかりたい場合には必須の機能です。また、開発するための特別な環境が必要なく、エクセルが動くパソコンであれば、VBA開発が可能です。業務効率化ツールを開発する際に用いる言語をエクセルVBAと呼ぶこともあります。

Visual Basicとは

Visual Basicは、VBと呼ばれています。マイクロソフトが開発したプログラム言語です。マイクロソフトの統合開発環境Visual Studioの中の一つの言語として使われており、現在ではExcelやWord、Accessなど、様々なアプリケーションに使用されています。

VBEとは

VBAは、VBAでプログラミングを行うために使用するエディタで、Visual Basic Editorの略です。基本的に、VBAはVBEを使用してプログラム記述を行うため、VBAにとって必須の機能になります。尚、エクセル操作をマクロで記録した処理はVBAへ変換されるので、VBE上にて記録されたプログラムをカスタマイズや修正、追加することができます。

マクロとは

マクロは、エクセルで行う操作を記録して自動化する技術のことを言います。マクロで記録したものはVBAへ変換され、プログラムをカスタマイズしたり追加したりすることで、更にシステムを進化させることができます。

VBAとマクロの違い

VBAは、VBをベースとしたプログラム言語になります。マクロは、コンピュターの操作を自動化する技術のことを言います。

ExcelVBAのメリット

エクセルVBAを使うメリットがいくつかありますので、紹介します。

✔︎操作自動化: エクセルを使用するとき、同じ操作を繰り返し行う作業はないでしょうか？例えば、同じ集計を繰り返したり、別シートからデータを拾ってきたりなど。そういう定型的作業に関して、マクロの登録をして自動化することでわざわざ手作業で同じ操作を繰り返さなくてもマクロの実行で自動的に操作することができます。自動化された操作は、エクセルVBAへ変換されているので、プログラムを修正することもできます。
✔︎操作の簡易化: 手作業で行っていた操作を自動化すると、その自動化したプログラムを動かすだけで作業が行え、操作の簡易化ができます。エクセルに詳しくない人でも複雑作業が行えるようになります。
✔︎ケアレスミスの防止: 手作業が増えるほどにケアレスミスの確率も増えるものです。エクセルVBAによって単純作業を自動化していれば、人間特有のケアレスミスを回避できます。
✔︎開発環境は必要ない: エクセルVBAは、マイクロソフトオフィスに標準搭載されているので、特別な開発環境は必要ありません。エクセルを使える環境であればエクセルVBAを作成することができます。

エクセルVBAの開発実績を持っている開発会社を探したい場合は、リカイゼンまでご相談ください。
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２．エクセルVBAでできること

エクセルVBAは、エクセルで行う様々な操作を自動化することができます。例えば、あるセル内にあるデータを別のセルへ移動させるという操作も、マクロ登録してしまえば自動化することができます。
エクセル内の操作を、ほぼ自動化しようと思えば実現できるので、使用者のアイデア次第で、日々の単調な事務処理をやらなくてよくなるかもしれません。

基本的なエクセルVBA用語

ではエクセルVBAでよく用いられる用語を紹介します。

オブジェクト: エクセルVBA内では、エクセル内のさまざまな操作対象をオブジェクトとして操作します。
プロパティ: オブジェクト一つ一つの属性情報をプロパティと言います。オブジェクトは、プロパティによってどのようなものなのかが決められています。
メソッド: メソッドは、オブジェクトに対して行える操作で、オブジェクトはメソッドによって行えることが設定されています。
引数: 引数はメソッドの処理を指定することです。メソッドは引数から指定された値を実行します。
コレクションオブジェクト: 同じ種類のオブジェクトの集合体をコレクションオブジェクトと言います。コレクションオブジェクトとは違う、メソッドやプロパティを持っています。
変数: 変数は、文字列、数字などの値を一時的に保存しておく場所です。
定数: 定数は値を保存しておく場所ですが、定数は変数と違い、プログラム実行中に変更はできません。
ステートメント: コード内にある命令文おことをステートメントと言います。様々なステートメントを組み合わせてプログラミングできるのが、エクセルVBAです。
プロシージャ: 一連の処理のまとまりをプロシージャと言います。ステートメントの集合体でもあります。
VBA関数: VBA関数は、色々な関数が用意されているのですが、関数を呼び出す際に引数を渡すと処理結果が出力されます。

VBAの基本的な使用方法

エクセルVBAの基本的な記述方法は、

① マクロで記録　→ エクセル操作をマクロで記録させます。停止するとマクロ記録が終了します。
② VBEの確認　→ マクロ編集画面へ行くと記録された内容VBAへ変換されてVBEにて編集が可能になります。
③ 保存　→ VBEにてプログラムを記述し、テストして問題ない場合は保存をする

上記の手順で、あらゆるプログラムを組み込めるようになります。

３．エクセルVBA開発の外注先選び

エクセルVBAは、特別な開発環境が必要ないので、エクセルが動くパソコンであればVBAを開発することができます。すなわち、自分の業務効率化を行うためにエクセルVBAを開発することも有りでしょう。ただ、実際にエクセルVBAを触ったことない場合は、習得するのに時間がかかります。最近は、エクセルVBAで簡単なシステム開発をしてくれる開発会社などもありますので、習得する一貫として外注依頼してみるのも一つです。簡単なシステムであれば、費用も高くなく数万円から請け負ってくれる会社もあります。
エクセルVBAを外注する場合は、小回りの利く小規模な開発会社を選定するのが良いでしょう。煩雑な日常業務を効率化するためのエクセルVBA開発であれば、それほど開発工数はかからないので、まずはスピード感のある開発会社を選ぶのがオススメです。

エクセルVBA開発をどこにお願いしたら良いか分からない場合はリカイゼンにご相談下さい。専任スタッフがお電話でヒアリングさせていただき、ご要望・ご予算に合う開発会社をご案内します。

４．まとめ

エクセルVBAを使った簡単なシステムを外注するにあたってのノウハウを説明してきました。エクセル自体は多くの人が使っていても、エクセルVBAへ範囲を広げて実際にプログラムを組んで作業を簡略化している人は、それほど多くないのではないでしょうか。特別な開発環境が必要のない分、そこまで複雑なプログラムを組んで膨大なデータを扱えるツールでもありません。データ量では1,000件以内程度がストレス無く動かすことができます。
これまでの内容をもとに、まずは身近な業務の簡略化を目指して簡単なシステム開発を外注してみると、業務見直しにも繋がるのではないでしょうか。

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