【Excelマクロ(エクセルマクロ)・VBAの開発】外注相場/外注のポイント
- [更新日]2023/02/27
- [公開日]2019/04/02
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目次
【Excelマクロ(エクセルマクロ)・VBAの開発】外注相場/外注のポイント
普段の業務でも使用している方が多いexcelで、ルーチンワークや繰り返し業務を自動化できるexcelマクロ(エクセルマクロ)。
「名前は聞いたことがある」「便利だとは聞く」けども、自身でやろうと思うと、マクロ作成の学習が必要になります。普段の業務で忙しいときに、新しい作業を覚えるというのはなかなか手が伸びないもの。だからと言って利用しないのはとても勿体ないのです!
システム開発会社の中でも、excelマクロなどの小規模な開発業務に対応してくれる会社があります。しかも、一般的なWEBシステム開発などと比べ、お手頃な価格感でツールが作れるというのも魅力的です。
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▼ご自身で企業を探したいという方はこちら▼ エクセルマクロは、コンピュータ上の複数の操作を記録して自動的に実行することが出来る機能のことを言い、マイクロソフト製品に標準搭載されています。 特にエクセル上においては、マクロの「記録させる」機能によって複数の手順を記録することができ、記録したマクロはボタン一つで実行することができます。マクロで記録すると、全ての手順がVBAで記録され、記録後にVBAの編集でプログラムを修正、更新することが出来るようになっています。 よく一緒に出てくることが多い単語である、「エクセルマクロ」と「VBA」の違いについて説明します。 VBAは、Visual Basic for Applicationsの略称で、オフィス製品に搭載されており、エクセルマクロを開発するためのプログラム言語のことを言います。 エクセルマクロとVBAはイコールではなく、エクセルの複雑な操作を自動記録して実行できる機能がマクロで、そのマクロ内を実現しているプログラム言語がVBAになります。 エクセルマクロ・VBAを使うことで、手作業による人的ミスの軽減を始め、手間や時間を軽減することが可能です。 手軽に安価で、単純に行なっている手作業を定型化してエクセルマクロ・VBAプログラムによって自動化することで、業務効率化がはかれ、単純作業ではなくコア業務(企画や営業活動など)に集中できるようになります。では、どのようなシステムに向いているのかいくつか事例を紹介します。
今回は、excelマクロを外注する際のポイントについて紹介します。
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1.エクセルマクロとは
2.エクセルマクロを利用したシステム例
顧客管理システム
名刺交換した情報を入力してエクセルに保存しているデータは、一般的に数百件から千件程度持っている場合があります。エクセルシートの上から順番にデータ入力する中で、重複するデータも存在してしまうかもしれません。単純に名刺データを入力するエクセルから、マクロとVBAを使って、重複チェックのほか、住所から地図を表示したり、顧客管理を一つ先へ持っていくための開発がエクセルマクロ・VBAでは可能です。
アンケート管理システム
アンケート回答は、エクセルへ登録しデータ化する業務が発生します。ただ、データ化しただけではアンケートを実施する意義がありません。そこで、アンケート回答内容によって回答者の傾向を判別し、マーケティングとして活用するためにマクロを組みます。単なるアンケート回答データから、マーケティングデータへ進化させることができるのもマクロ・VBAシステムの活用方法の一つです。
データクリーニングシステム
それぞれの部署や担当者で作成されたエクセルのデータは、項目の考え方がバラバラになるのは仕方ありません。様々な書式で作られたデータを、統一した書式へ作り直すことをデータクリーニングと言います。住所だと、都道府県名とそれ以降を分けている場合や分けていない場合、氏名を名字と名前で分ける場合と分けない場合、このようなデータを一括で処理を行なってクリーニングしたデータへ統一させることも、エクセルマクロ・VBAでは実現可能です。
バックオフィスシステム(見積り・納品・請求書発行)
業務の中で、バックオフィス関連の業務は最も手間と時間がかかるものであると同時に、自動化しやすく、業務効率化しやすいものでもあります。見積書、納品書、請求書の発行に関しては、一般的に必要項目
3.エクセルマクロの費用相場と外注先選定のポイント
エクセルマクロの開発費用感
上述したようなexcelマクロを利用したシステム開発の外注相場は、データ量等にもよりますが、数万円〜十数万円程度となっています。
簡単なものでは、5万円〜10万円程度、難しいものや項目データの取り扱いが多い、複雑なものは100万円程度かかるものもあります。
エクセルマクロの外注先の候補とは
エクセルマクロの開発を社外にお願いする場合、どこに依頼するのがよいのでしょうか。
エクセルマクロは、小規模な開発内容が多いため、個人やフリーランスの方も開発支援を行っている場合があります。中には、特に開発経験がなくても、エクセルやその周辺機能のリテラシーが高い人であれば、学習しながら作成できるでしょう。
一方で、システム開発会社など法人として業務しているプロに外注するメリットとしては、データ処理速度を意識してくれたり、今後の拡張を考えての開発を提案してくれるなど、そのエクセルマクロの業務に付随したプラスαを見据えて対応してくれることがあります。
データの処理速度などを気にせず依頼し、せっかくマクロを開発してもらったのに、スピードが遅いために使えないとなってしまうと本末転倒です。しかし、システムに従事していない担当者としてみれば、そうした処理速度などは前提条件となっており、依頼内容として記載を漏らしてしまう場合があります。こうしたシステム専門外の担当者としては「前提」としてしまう要件は「非機能要件」という要件項目に入っていることが多く、こうした見逃しがちな内容に関し、プロのシステム開発会社であれば、非機能要件などの前提状況も踏まえてサポートしてくれるケースが多いです。
エクセルマクロの見積もり依頼のポイント
問い合わせをする候補が決まったら、まずは見積り依頼をします。見積り依頼は複数社、できれば3社以上へ依頼することをお勧めします。1社のみですと見積り比較が出来ず、その見積り金額が高いのか安いのかわかりづらいからです。同時に、その会社の得意とするところ、不得意とするところなども他会社と比較が出来ません。
複数社へ見積り依頼をする場合に必要なことは、あらかじめ実現したい要件を取りまとめておくことです。また、課題などがあれば、それも合わせて取りまとめておくと良いです。一度要件をまとめておくことで、複数社に問い合わせをした場合も、同じ条件下での見積りを出してもらえますし、どの会社に何を言ったか忘れてしまう懸念がなくなります。
各社より見積りが集まってきたら、比較を行います。この際、要件を出す時に欲しい見積り項目を提示しておくことで、各社の見積り項目が揃った状態で出てくるので、断然比較がしやすくなります。見積り書の比較で注目するべきポイントとしては、見積り項目において高すぎたり、逆に安すぎたりするものがあれば、何故なのかを確認するということです。それらの比較を行うことで、各社の得意とするところ、逆に不得意なことが何なのかが分かります。また、想定よりも安い見積りの場合は、想定していた仕様に漏れがないかどうか、逆に想定よりも高い場合は、業務的に複雑化してないかどうかなど、業務効率化と合わせて業務の見直しにも効果的です。
エクセルマクロ開発の依頼したい内容が固まっている場合、リカイゼンにご相談いただければ無料で見積もりの相談可能な会社候補を集めることができます。まだ企画段階の場合もご相談いただければ、実績のある会社様のご案内をさせていただきます
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エクセルマクロの外注先決定時のポイント
各社より見積り取得ができたら、比較を行なって外注先を選定します。外注先選定で必要なことは、決定前に必ず面談をしておくことです。実際に外注先が決まったら、要件を詰めたり開発を進めるにあたり、コミュニケーション力が問われます。依頼元の意図することを汲み取ってくれる担当者であれば問題ないですが、コミュニケーション力の問題等で思うようなシステムができなかったら、例えば数万円のシステムだったとしてももったないものになってしまいますし、業務効率化どころではありません。しっかりと窓口担当者となる人と面談を行なっておきましょう。
外注先が決まったら、契約書、発注書、秘密保持契約書など、必要書面の確認と捺印による締結を行うことを忘れないようにしましょう。また、同時に支払いサイクルの確認、不具合が起きた場合の対応、保守対応など、発注のタイミングで確認をしておくことをお勧めします。
4.まとめ
エクセルマクロの外注相場、選定方法についてまとめてきました。
エクセルマクロでは、大規模なシステム構築はできませんが、手軽に安価で小回りの利くシステムを作ることができるのが特徴です。エクセルで扱っても遅いと感じない程度のデータ量であること、もし今後拡張予定があるのであれば、それを考慮した上での開発を開発会社であれば行なってくれるでしょう。
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