EC-CUBEを使ったECサイト構築方法
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2019/04/25
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目次
EC-CUBEを使ったECサイト構築方法
ECサイトを構築する場合、いくつかの方法があります。既に開発などをする必要がなくID登録をすればすぐにでも使えるモール型(楽天ショッピングやヤフーショッピングなど)のものから、インターネット経由で使えるASPサービス、既にパッケージソフトウェアとして用意されているパッケージ式などがあります。そして、ここで紹介する「オープンソフトウェア」があるのですが、これはEC-CUBEが使われることが多いです。では、何故ECサイト構築を行う場合、EC-CUBEが人気なのでしょうか。ここでは、EC-CUBEを使ったECサイト構築方法について説明します。
EC-CUBEは、日本の株式会社ロックオンが提供しているECサイト構築用パッケージになります。日本発のECパッケージとして、国内シェアNo.1のオープンソース・ソフトウェアになります。ECサイトの運営や管理に特化したCMS(コンテンツマネジメントシステム)で、専門的な知識がなくても導入が可能です。大手のECパッケージの多くが有料な中、EC-CUBEは無料で使用できるのがシェアNo.1になっている理由の一つでもあります。 導入までの間に手続きで時間を要するのが、決済導入の部分です。クレジット決済やコンビニ決済など、各決済ごとに手続きと審査などで意外に時間はかかってしまいますので、そのあたりのスケジュールを考慮した上で導入計画を立てる必要があります。 EC-CUBEには、ECサイト運営で必要な基本機能が揃っているため、必要な機能を独自で探す必要がありません。また、プログラムの拡張性が高く、プラグインを導入することであらゆるカスタマイズを行えるのです。 この項目では、EC-CUBEを使用するメリットとデメリットを紹介します。基本的にはメリットの方が強いですが、ITリテラシーが高い、もしくは開発者が近くに居るなどの場合に、メリットを強く受けられるような印象です。自己責任に委ねられるがゆえのデメリットをどのように捉えるかは、ECサイト構築を検討している人それぞれによって考え方は異なるように思います。 大手ECパッケージのほとんどが有料な中、EC-CUBEは無料でインストールができます。無料とは言え、ECサイトとして必要である基本的なプログラムがほぼ搭載されているので、初期投資のリスクを極力抑えられます。 オープンソースのECパッケージは、多くが海外製のものです。EC-CUBEは日本製で、国内を中心に3万店舗以上の導入実績があるので、導入への安心感があります。 EC-CUBEには、最初の段階で必要な基本機能が組み込まれています。すぐに営業を開始したいというユーザの場合、パッケージに基本機能が組み込まれているものの、過剰な機能は運営に支障をきたす場合があるので、注意が必要です。 EC-CUBEでは、機能やデザインを自由にカスタマイズできる、拡張プログラム「プラグイン」が用意されています。誰でも入手することができるのですが、デザインテンプレート、決済、集客、販促など800種類以上、用意(一部有料)されています。また、業種ごとのデザインテンプレートや固有の機能のプラグインがあるので、あらゆるタイプのECサイトに対応できるようになっています。 EC-CUBEを利用する1.8万人の「開発コミュニティ」があります。このコミュニティでは、技術的な質問やコミュニケーションができるので、 EC-CUBE初心者でも効率的に問題が解決できます。 ECサイトを運営する場合、物流(商品配)EC-CUBEでは物流サービス会社との連携により、いくつかのサービス連携先を案内しています。 EC-CUBEはオープンソースなので無料で導入できるところは良いのですが、そこにデメリットがあります。懸念事項として、技術力や知識が求められるということです。 EC-CUBEを使ったECサイト構築に関するまとめを説明してきました。多くのECサイト事業者に人気のEC-CUBEは、オープンソースで公開されていることもあり、導入コストを抑えて始められるところが、これだけ広がっている理由の一つのようです。また、最初の段階で、ECサイトに必要な基本機能が備わっているというのもソフトウエアを選択する上では強みでもあります。1. EC-CUBEとは?
無料で利用できることにプラスして、日本で開発を割れたCMSということで、日本語対応が充実しているだけではなく、機能や操作性についても日本人が使いやすい点で人気の理由とされています。EC-CUBEの導入から開店までの流れ
2. ECサイト構築でEC-CUBEが使われる理由
では、EC-CUBEの基本機能がどのようなものが揃っているのか、機能一覧として紹介します。主な機能例
3. EC-CUBEを使用するメリットとデメリット
メリット
無料でインストールできる
日本での導入事例が多く、信頼性が高い
標準でECサイトに必要な機能がほぼ揃う
カスタマイズが自由
利用者向けのコミュニティが充実
物流サービスとの連携
デメリット
例えば、ショッピングモールやASPサービスなどは、不具合やトラブルはもちろん、利用方法で困ることがあったら、サポートを利用することができます。
しかし、EC-CUBEに関しては、全て自分で解決しなければいけません。全ては自己責任になります。
あと、無償で使えるオープンソースというところで、セキュリティ面の脆弱性には不安が付きまといます。これは、オープンソースの特性上、ユーザが広がっていきますので、悪意を持った利用者が脆弱性を狙ったサイバー攻撃を仕掛ける危険性が高いということです。また、プラグインの導入などカスタマイズをすることが知らない間に脆弱性を高めてしまうという可能性もあるということです。
このセキュリティ対策に関しては、常に意識しておかなければいけないことですし、脆弱性に対応したバージョンアップの案内があった場合は、遅れずに対応する必要があります。EC-CUBEのコミュニティなどで常に情報交換がされています。4. まとめ
しかし、オープンソースだからこそユーザが増え、それとともにセキュリティの脆弱性を突かれるような悪意のある利用者も増えていることは確かです。その辺りはよく吟味して、EC-CUBEを利用するかどうかを決める必要があるでしょう。
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