DX人材とは?7つの役割やマインドセット、必要なスキル・資格について解説
- [更新日]2025/06/30
- [公開日]2025/06/30
- 5 view

目次
DX人材とは?7つの役割やマインドセット、必要なスキル・資格について解説
DXが経営の重要課題として注目を集めるなか、DX人材についてよくわかっていない人も多いでしょう。そこで今回は、DX人材の定義や役割、必要なスキル、企業がどのようにDX人材を確保・育成すべきかを体系的に解説します。DXに取りかかるための第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
DX人材とは?
DX人材とは、DXの実現に向けてIT・デジタル技術を活用し、ビジネスモデルの変革を推進する人材です。ただITに詳しいだけではなく、会社のビジネス全体をデジタルの力で変えていける存在として、期待されています。
DX人材に必要なのは、ITの知識だけではありません。技術の進化が盛んな現代社会では、今あるルールを壊して新しい変化を起こすために、柔軟な考え方や変化に対応できる力も必要です。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
DX人材が担う7つの役割
DXを成功させるには、多くの専門的な知識やスキルをもった人材が必要ですが、すべてを1人のDX人材でこなすわけではありません。本節では、DX人材の7つの役割を解説します。
➀ビジネスプロデューサー
ビジネスプロデューサーは、DXのプロジェクトを全体的にまとめるリーダーです。どのようなシステムをつくるのか、どの技術を使うのか、どのような人たちが必要なのかなどを決め、プロジェクト進行のハンドルを握ります。ビジネスとITの両方に詳しく、社内外の関係者をうまくまとめる力が求められます。
②ビジネスデザイナー
ビジネスデザイナーは、ビジネスの仕組みやルールを新しく考える役割です。お客様がどんなことで困っているのかをよく観察し、それを解決するためのサービスや仕組みを検討します。アイデア力と、相手の立場で考える想像力が必要になるでしょう。
③データサイエンティスト/AIエンジニア
データサイエンティストやAIエンジニアは、数字やデータを有効活用し、よりよい判断ができるようにする人材です。収集したデータをもとに、コンピューターが自動的に判断する仕組みをつくります。数学やプログラミングの知識が求められ、ビジネスのことも理解している必要があります。
④UXデザイナー
UXデザイナーは、アプリやサービスを使う人が気持ちよく使えるように、デザインを考える人です。たとえば、情報が見やすいか、操作がわかりやすいかなどを調整します。見た目のデザインだけでなく「どの順番で入力すればよいか」「エラーがあったときにどうするか」など、システム利用者の気持ちを想像しながら設計することが求められます。
⑤アーキテクト
アーキテクトは、システムやサービスの設計図をつくる人材です。サービスをつくるには、さまざまな技術を組み合わせて、一つの仕組みをつくる必要があります。アーキテクトは、その全体の構造を決めていきます。技術的な理解に加えて、安全性や使いやすさ、将来の拡張性なども考慮する必要があるでしょう。
⑥エンジニア/プログラマ
エンジニアやプログラマは、実際にアプリやシステムをつくる人材です。プログラミング言語を使い、設計された仕組みを形にします。UXデザイナーやアーキテクトが設計したものを実際に作り出すのが、エンジニアやプログラマの役割です。つくった後も、システムの不具合改修や、改善の保守運用も行います。
➆先端技術エンジニア
先端技術エンジニアは、AIやIoT、ブロックチェーンなど、最新の技術を活用する専門家です。新しい技術をどうビジネスに取り入れるかを考え、試しながら活用方法を検討します。たとえば、工場にAIカメラを導入し、不良品を自動で見つけるようにすることなどが、仕事の一つとして挙げられます。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
DX人材に必要な6つのマインドセット
DXは、ただITの技術を使えば実現できるものではありません。DXに取り組む人の考え方や姿勢が、成功の鍵を握ります。本節では、DX人材に求められる6つのマインドセットについて説明します。
➀変化に柔軟に対応する
DXの世界では、技術やルールの移り変わりが激しいため、変化を怖がらず、新しい方法に前向きに取り組む気持ちが必要です。たとえば、会議の記録を紙からクラウドツールで共有する案が出た際に、臆せず実行してみる気持ちをもてる人が、DX人材には適しているでしょう。
②周囲を巻き込む
DX化には、部署や職種を超え、さまざまな人たちと協力する必要があります。周囲の人たちに理解してもらい、一緒に行ってくれるよう巻き込む力が必要不可欠です。たとえば、新しいアプリを使って働き方を変えるとき、ITに詳しくない人にも丁寧に説明し、安心して取り組めるようにできる力です。
③主体性や好奇心をもつ
DX人材には、言われたことだけを行うのではなく、自分から動く力が必要となります。新しい技術やサービスについて自ら調べ、新しい方法を積極的に提案する姿勢が求められます。主体性と好奇心をもって動くことで、組織全体の動きを変え、DXの実現につなげられるのです。
④失敗を恐れず挑戦する
DXには、これまでにない取り組みが多く、失敗がつきものです。そんななか、失敗として終わらせず、挑戦を続けるマインドが必要になります。たとえば、新しいツールを導入してうまく使えなかった場合でも「使い方を変えれば改善できるかもしれない」と前向きに考えられる人が、DXの成功につなげられるのです。
⑤諦めずに最後までやりきる
DXは、すぐに結果が出るものではありませんが「どうすれば進められるか」を考え、粘り強く進める姿勢が求められます。社内の抵抗がある場合や、DXのように慣れないことを進める際は、忍耐強さが武器になります。
⑥継続的に学習する
DXに関わる技術や考え方は、年々アップデートされていきます。そのため、学ぶことをやめず、常に知識もアップデートし続ける姿勢が必要です。たとえば、新しいAIが話題になったとき、それが自社の業務にどう活かせるかを調べて、実際に試して学習する姿勢がDX人材としての価値を高めます。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
DX人材に求められるスキルと資格
DX人材として活躍するためには、さまざまなスキルが必要です。また、DX人材として信頼性を高めるために、役立つ資格もあります。本節では、DX人材に求められるスキルと、取得しておくとよい資格について解説します。
必要なスキル
DX人材は、次のようなスキルが求められます。
- <DX人材に必要なスキル>
- デジタルリテラシー:ITツールやインターネットの基本を理解し、活用できる力
- プロジェクトマネジメントスキル:目標に向かって計画を立て、進行管理しながら成果を出す力
- 推進力:困難があっても前に進む意志の強さ
DX人材の資格
DX人材に資格は必須ではありませんが、知識やスキルの証明になるため、学ぶ意欲があることを示す手段として有効です。DX人材として役立つ資格には、次のようなものがあります。
- <DX人材として役立つ資格>
- デジタルトランスフォーメーション検定:DXに関する基本知識や、企業内での活用方法を幅広く学べる資格
- DX検定™:AI、IoT、クラウド、5Gなど、今注目されている技術分野を幅広くカバーする資格
- +DX認定資格:実務に近い形でDX推進の力をチェックできる資格
DX人材不足の状況・課題
独立行政法人情報処理推進機構によると、日本企業の約9割が「DXを進めるための人材が不足している」と感じていることがわかっています。とくに中小企業では、以下のような理由から、DX人材の確保が難しいとされています。
- <DX人材の確保が難しいとされる理由>
-
- 社内にITに詳しい人材がいない
- 人材育成のための時間やお金が足りない
- DXの重要性は理解していても、どこから始めればよいかわからない
企業が求める高度なスキルをもつ人材像と、実際に市場にいる人材との間にギャップがあることで、採用や育成がうまく進まないという問題があります。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
企業がDX人材を獲得するための3つのポイント
DX人材の不足が叫ばれるなかで、多くの企業が工夫して人材確保を行っています。本節では、企業がDX人材を獲得するために、取り組むべき3つの方法を解説します。
社内人材の育成
DX人材の採用が難しい場合、今いる社員を育てることも一つの方法です。社員の育成には、以下のような方法が挙げられます。
- <社員の育成方法>
-
- デジタル技術に関する社内研修の実施
- eラーニングなどのオンライン講座の導入
- 外部セミナーへの参加支援
DX人材の採用
すぐにDXを進めたい場合は、即戦力としてDXに強い人材を採用するとよいでしょう。しかし、DX人材は専門性が高く、採用競争が激しいため、採用には工夫が必要です。仕事内容の魅力を伝えることや、柔軟な働き方を用意する必要があるかもしれません。
外部組織との連携
自社だけでDX人材をそろえるのが難しい場合、外部の専門機関や企業と連携する方法もあります。ITコンサル会社やシステム開発・運用を行う企業などの専門家と連携すれば、安心してDXを進められます。補助金を利用すれば、金銭面の心配を減らせるかもしれません。
専門家のサポートを受けながら、DXを推進しよう!
DXを成功させるには、自社の力だけに頼るのではなく、外部の専門家のサポートも受けることが重要です。専門家は、最新のデジタル技術や業界の動向を把握しており、企業ごとに適したアドバイスやサポートを行ってくれます。
とくに中小企業やDXに不慣れな企業の場合は、専門家の力を借りることで失敗のリスクを減らし、より効果的なデジタル化を進められるのです。
DX支援実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して 無料 でご紹介します。企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。
お電話でのご相談は03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:00
まとめ
本記事では、DX人材の定義から、DX人材について直面している課題、DX人材の育成・確保方法などを解説しました。
これからDXに取り組む場合は、DXの全体像をしっかり理解する必要があります。自社でDXを推進するには、役割や必要なスキル、マインドセットを正しく理解し、社内外のリソースを最大限活用することが重要です。
人材不足が深刻化するなか、確かな知識と戦略的な取り組みが求められています。DX人材の育成支援や導入支援の実績がある外部機関のサポートを受けながら、ぜひDXを成功させましょう。
DX支援開発(AI、IoT、5G)の依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

DX支援開発(AI、IoT、5G)の依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

- 会社の選び方がわからない
- 何社も問い合わせるのが面倒くさい
- そもそも依頼方法がわからない
- 予算内で対応できる会社を見つけたい
発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!
DX支援開発(AI、IoT、5G)の
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!
相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。