データベース構築を外注するために必要な知識と制作会社の選び方
- [更新日]2023/05/11
- [公開日]2019/04/25
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目次
データベース構築を外注するために必要な知識と制作会社の選び方
企業がシステム開発を行う中でも、データベース構築は目には見えにくいのに、重要度が高く、システム運用にダイレクトに影響してくるので外注先選びは悩ましい部分があります。 ここでは、データベースに関する基本的な概念を紹介します。データベース構築をする前に本記事をご確認いただき、最適な外注先探しに役立ててもらえればと思います。
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03-6427-5422 データベースとは、「特定の条件で収集されたデータを1つの場所に集約し、追加・削除などの更新ができるように保管、管理する箱のようなシステムのこと」を指します。 例えば、商品情報を「商品名」や「商品カテゴリ」の項目ごとに整理したり、複数の顧客情報を「業種」別に分類したりしたものを想像すると、イメージしやすいのではないでしょうか。簡単にまとめると、データベースとは「大量にあるデータを整理してまとめたもの」です。 続いて、システム上におけるデータベースはどのように構成されているのか、その要素を見ていきましょう。 データベースには、「エンティティ」、「属性」、「関係(リレーション)」といった構造を示す単語が出てきます。それぞれ確認していきましょう。 特に、この「関係(リレーション)」は、リレーショナルデータベースというデータベースモデルにおいて重要な考え方となります。 続いて、「関係(リレーション)」を作るときに、データベースにおいては、「1対多」「多対1」という状態にして、関係性を作っていきます。 しかし、実際の関係性を見ていくと、「1対多」「多対1」ではない関係性もあります。これらは、データベース構築において、関連のある2つエンティティ間の関係性を整理するために使われる概念で、「関連の多重度」と呼ばれます。情報同士の紐づきはどのようなものがあるのか整理してみていきましょう。 データべースを導入する一番大きなメリットとしては、業務効率化が挙げられます。適切にデータベースを設計することで、より意図した情報を簡単に取得することができるようになります。データを整理して蓄積すること、そしてデータを「情報」として活用しやすくすることが、データベースを作る大目的と言えるでしょう。 以下に、もう少し細かいデータベースのメリットを紹介します。 データモデルとは、データベースへデータを保存した後、参照しやすいようにデータ同士をグループ分けして保存する形式のことを指します。 ここでは、データモデルを大きく2つに分けて見ていきましょう。 データベースにおいて、主流なのはリレーショナル型(RDB)と呼ばれるモデルです。リレーショナル型では、SQLと呼ばれる言語を使用してデータベースを作ります。SQLとは、「Structured Query Language」の略で、リレーショナルデータベースのデータを操作するための言語です。このSQLという使いやすいデータベース言語ができたことも、リレーショナル型が主流となっている一つの要因でもあります。 一方で、昨今注目されているのが「NoSQL」です。NoSQLは、「Not Only SQL」を略した言葉で、リレーショナルデータベースではないデータベースの総称です。「Not Only」なので、SQL「だけではない」という意味となります。このNoSQLは、あくまでデータベースの「分類」としての呼び名であり、NoSQLというデータベースがある訳ではないということを確認しておきましょう。 なぜNoSQLが注目され始めたかというと、ビックデータやクラウドなど、大量のデータを取り扱うシーンが増えてきたためです。その点を踏まえて、それぞれの特徴とメリット・デメリット、向いているケースなどを見ていきましょう。 では、改めてリレーショナル型のデータベースとNoSQLの違いを見ていきましょう。 簡単にまとめると、リレーショナル型データベースはトランザクションの一貫性が重要な場合に適しており、NoSQLデータベースは大量のデータを高速に処理する必要がある場合に適しています。 ただし、実際には両者のデータベースを併用することもあります。例えば、トランザクション処理にはリレーショナル型データベースを、非構造化データの処理にはNoSQLデータベースを使用するなど、データの特性や目的に合わせた最適なデータベース選択が求められます。 データベースを選ぶ際は、データ量の拡張性と処理速度、導入・運用コスト、セキュリティレベルなど、それぞれの項目ごとにニーズに合致しているか確認しておくことが大切です。 費用については、初期導入費用だけでなく、サポートやコンサルティング、ランニングコストも考慮しましょう。 データベース構築の基本的な手順は、要件を決め、詳細を洗い出し、必要な機能を整理し、構築して、テストする、という基本的なシステム開発のフローを辿ります。 その上で、データベース構築を考える際には、どのような部分に注意すればよいのか、成功のポイントを確認していきましょう。 社内にシステム開発の部門がない場合は、基本的にデータベース構築は、外注するのが一般的です。データベースの構造化など、専門知識が必要なためです。データベース構築の依頼先を見極めるポイントについて紹介します。
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03-6427-5422 目には見えにくいデータベース構築のポイントについて、データベースの種類や開発会社の選定基準とともにご紹介しました。データベース構築は、その目的によって適切なデータベースの型が存在するため、本当に必要な機能を見極めて開発する必要があります。 一方で、開発検討時には要件についてわからないことが多いと思います。「短時間で複数社を比較・検討したい」「どのように比較すればよいかわからない」と考えている方は、まずは「リカイゼン」に無料で相談してください。 ビジネスマッチング業界で10年以上の実績があり、常時500社以上の受託会社をネットワークしているリカイゼンでは、予算が決まっていない相談レベルから無料で対応することが可能です。 構築するデータベースの種類や扱うデータの容量などでも金額やスケジュールは異なってきます。まずは一度ご相談ください。
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1.データベースとは
データベースの要素
データベースの活用メリット
2.データモデル(データベースの型)の種類
リレーショナル型
概要
メリット
デメリット
向いているケース
NoSQL型
概要
メリット
デメリット
向いているケース
まとめ:リレーショナル型のデータベースとNoSQLの違い
型
リレーション
NoSQL
データ構造
表形式
非構造化
保存方法
複数のテーブルを結合
複数のサーバーにデータを分散
こんな場合にお勧め
おすすめケース例
3.データベースの主要な製品
データモデル別、おすすめデータベース製品
リレーショナル型
NoSQL
4.データベース構築の成功のポイント
データベース構築の考え方のポイント
まず、データベースを構築する前に、 「
これを利用して何をしたいのか」構築目的を明確にすることが重要です。目的を明確にすることで、必要な項目や、どのような機能を持たせるかなどの判断基準も明確になります。
例えば、在庫管理システムを作って発注計画を立てることを目的とするのであれば、「どの商品がどれだけ在庫があるか」、「商品発注のタイミングはいつか」などのデータを収集する必要があり、それを分析して、発注計画を立てるなどの活用ができます。
構築目的を明確化すると同時に、どんな出力結果が欲しいかのイメージを考えましょう。
目的を達成するためには、どのような出力結果があればよいのかを定義します
目的と出力結果を明確にしておけば、データベース開発者との認識の齟齬が生まれにくく、より適したデータベース構築が行えます。
テーブルを設計後に要件のヌケモレが見えてくると担当者とのすり合わせを何度も行う必要があります。
例えば、現在は「取引先企業」に紐づく「業種カテゴリ」が1つだとしても、顧客数が増加した際には、より細分化したカテゴリを紐づける可能性などが考えられます。
後々の手戻りを防ぐために、将来を想像しながら必要な要素を洗い出しましょう。その際は、
業務の担当者などに設計側の立場から提言や助言をもらうことをオススメします。
外注先企業を選ぶポイント
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5.データベース構築のまとめ
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