システム開発コストの削減方法～アウトソーシングの活用「オフショア開発」の概要

システム開発コストの削減方法～アウトソーシングの活用「オフショア開発」の概要

アウトソーシングの活用

システム開発コストの削減方法には、サーバー数を減らしたり、人的工数を減らしたりと、様々な方法がありますが、中でも多くの企業で主流となっているのが、アウトソーシングの活用です。

アメリカ企業

アメリカの企業では、すでに自国における開発のコストを削減するために、ソフトウェア開発を海外のソフトウェアベンダや子会社に委託する方法が多く取り入れられています。なぜなら、中国やインドのように人件費の安い国のエンジニアを使用してソフトウェア開発を行い、同じ期間で同じ品質のものが出来上がれば、開発原価が下がるからです。

オフショア開発

このようにソフトウェア開発を海外のソフトウェアベンダや子会社に委託することを、「オフショア開発」といいます。システム開発コストを抑えるには様々な方法が考えられますが、このアウトソーシングによる方法は多くの企業で取り入れられています。

アメリカ→インド

アメリカではインドへの委託が主流となっていますが、日本では中国への委託が主流となっており、大連や北京、上海などの拠点にすでに3000社以上の日系企業が、中国でのオフショア開発に乗り出しているといわれています。

国外へ委託

国外へ委託するからには、コスト面の安さだけでなく、国内と同等の技術レベルが求められます。しかし、最初のうちは技術面の調整に時間を取られ、なかなかコスト削減にまで至らないのが現状のようです。