BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

スマートスピーカーとは?基本知識と仕組み、セキュリティのまとめ

目次

スマートスピーカーとは?基本知識と仕組み、セキュリティのまとめ

2014年にAmazon.comが「Amazon Echo」を発売したのを皮切りに、現在ではあらゆるメーカーから発売されているスマートスピーカーですが、日本においてはまだまだ一般化までには至っていません。

音声だけで、あらゆる機能を動かすことができることで、可能性のある分野として業界内外で注目されつつも、セキュリティに関する危機感を持っている人も少なくありません。

今回は、スマートスピーカー(AIスピーカー)についての基本と仕組み使い方事例セキュリティに関して解説します。

スマートスピーカーに関するシステム開発の依頼先探しなら
リカイゼンにお任せください!

リカイゼンは、多数の開発実績のある会社を無料でご紹介いたします!
まずはご相談からも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00〜18:30

スマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカーです。
AIスピーカー」とも呼ばれています。

スマートスピーカーに内蔵されているマイクで音声を認識し、情報の検索や連携している家電の操作を行います。

スマートスピーカーの特徴について簡単に説明します。

スマートスピーカー内には「AIは搭載されていない」、「クラウド上にAIアシスタントがある」ということ、「会話ができる」ということです。

自宅等に設置するスマートスピーカー本体は、単なる端末にしか過ぎず、スマートスピーカー本体をインターネットにつなぐことによってクラウドとやりとりを行い、本来の動作を行います。

現在、インターネットを介して多くの人が、飲食店の検索や買い物、音楽鑑賞などのサービスを利用しています。
スマートスピーカーでは、そのようなサービスをパソコンやスマホを介さなくても音声のみで操作が可能なのです。

AIアシスタントは、最近ではスマホに搭載されており、ちょっとした操作や検索などが画面にタッチしなくてもできるので、とても手軽に扱えるというメリットがあります。

因みにスマートスピーカーの普及率ですが、電通デジタルの調べ(2018年12月)によると、日本における普及率は約6%、認識率は76%になっています。

AIスピーカーの主な用途は、音楽鑑賞、天気予報、アラームなどがあっています。

スマートスピーカーの仕組みと使いかた

様々な機能を持つようになったスマートスピーカーは、どのような仕組みになっているのでしょうか。基本的な仕組みを解説します。

① 音声を聞き取る

音声認識技術によって、人の声などを聞き取ります。

この音声認識技術は、AI分野における機械学習の一機能です。
声の質やボリュームは人によって異なります。わずかなイントネーションの違いなども聞き分け、コンピュータが認識できるデータへ置き換える作業を行います。

スマートスピーカーへ、最初に話しかけるときは、機種によって「OK、グーグル」「アレクサ」「クローバ」と一声かけてから次を続けないと、スマートスピーカーは反応しません。

似たような仕様として、iPhoneの「Hey、Siri」も音声認識としては同様です。

② 聞き取った内容をクラウドへ送る

音声認識によって聞き取った内容は、クラウドへアップされたのち内容が分析されます。

例えばGoogle Homeの場合は、「Google Assistant Service」、Amazon Echoの場合は「Alex」と言われるクラウドサービスです。

ユーザから投げかけられた音声データは、データとして集約されビッグデータのようなボリュームになっていきます。

スマートスピーカーが使われるほどにデータは増え、細やかな解析が進むことでスマートスピーカーの性能向上が図られます。

③ クラウドからの返答を音声で出力する

クラウド側での処理結果をスマートスピーカーが音声で出力する場合、単語の前後の文脈に応じてイントネーションの調整が必要です。

それらは、英語以上に日本語は複雑です。
ただし、現在のスマートスピーカーは、すでに自然なイントネーションが完成されつつあり、あまり違和感なく聞くことができます。

また、スマートスピーカーの基本的機能に加えて優れている部分が、周囲360度すべての方向から音声を聞き取れるような対応がなされていることです。

部屋のどこに置くかは、利用者の意向に任せられているため、特定の方向は読み取れないなどは避けなければなりません。そのためにも、あらゆる方向から音声を聞き取れるように設計されています。

さらに、音声を聞き取る際に、周囲のノイズを除去して聞き取るというものもあります。
例えばテレビの音、ペットの鳴き声や外部の雑音など、さまざまな音が紛れていても、的確に投げかけた音声を聞き取ることができます。

スマートスピーカーでできる5つのこと

主にスマートスピーカーができることを5つ紹介します。

① 音楽再生

スマートスピーカーの使用用途として最も多いのが音楽再生です。

「◯◯の曲をかけて」「Spotifyから曲をかけて」「J-Popかけて」のようなリクエストに応じることができます。
スマートスピーカーの音楽再生でベースとなるのが、各社から出ている音楽ストリーミングサービスです。
Google Homeは「Google Play Music」、Amazon Echoは「Amazon Prime Music」などがそれに当たります。いずれも月額定額課金の聴き放題サービスです。

② 情報蒐集(ニュース、天気予報)

スマートスピーカーでは、天気予報やニュースなどの情報を聴くこともできます。
「今日の天気を教えて」「最新のニュースは?」などと投げかけることで、最新の天気予報やニュースを手に入れることができます。

③ 動画連携

スマートスピーカーでは、TVとの連動によって動画を再生する機能があります。
ほとんどのスマートスピーカーはYouTubeに対応しているので、音声で動画を呼び出すことが可能です。
Amazon Echoの場合は、リモコン操作が必要なくなります。

④ 家電製品連携

スマートスピーカーを使う中で注目を集めているものが、家電製品との連携です。
照明やエアコン、テレビなどの家電製品を音声でコントールすることができ、リモコン操作は不要になります。

⑤ ネットショッピング

例えば、Amazonと連携してショッピングをしたい際に、「◯◯を注文して」と話しかけると、商品をオーダーすることができます。
※Amazon Echo限定の機能でAmazonプライム会員である必要があります。

各メーカーによって提供している機能はさまざまです。

スマートスピーカー利用による個人情報漏洩の危機感

スマートスピーカーは、話しかけるだけでユーザの手間を取らせずさまざまな機能を使うことができます。
それはとても便利な反面、個人情報保護の観点では懸念事項もあります。

まず、スマートスピーカーへの投げかけ以外の会話を読み取られているのではないかということ。
つまり、個人が意識せずとも個人情報がスピーカーを通して取得されているかもしれないという危機感を持っている人は決して少なくないということです。

また、外部要因として、ハッキングによる家電などの不正操作(乗っ取り)などの危機感を持っている人もいるようです。

スマートスピーカーの進化、普及によって、これらセキュリティに関する危機感は、より高まってくる可能性があります。
今後、考えていかなければいけない分野です。

参照:
約6割が、AIスピーカー利用による「個人情報漏洩」に危機感! AIによる利便性向上に「実感なし」と回答した割合は? | ロボスタ

まとめ

ここまでスマートスピーカーについて解説してきましたが、いかがでしょうか。

スマートスピーカーは、単体でサービスを提供するのみならず、家電を含めてあらゆるIoTとつながることで、ポテンシャルはさらに上がる可能性を秘めています。
基本知識や仕組みを理解できると、今後の可能性について想像ができ、ビジネスに活かすアイデアが出てくるかもしれません。

もし、スマートスピーカーに関するシステム開発等の依頼先をお探しでしたら、ぜひリカイゼンにご相談ください。
リカイゼンでは、一度にまとめて複数社から概算見積もりを取得ることができ、費用相場を知ることが可能です。
完全無料でご利用いただけますので、まずは気軽にご相談ください

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

かんたん3ステップ
お急ぎの方はお電話で 03-6427-5422
※サポートデスク直通番号
受付時間:平日10:00〜18:00

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

お悩み
  • 会社の選び方がわからない
  • 何社も問い合わせるのが面倒くさい
  • そもそも依頼方法がわからない
  • 予算内で対応できる会社を見つけたい

発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!

ソフトウェア・業務システム開発
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

サポートデスク

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。

この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

ソフトウェア・業務システム開発の関連記事

なぜプログラミング言語はこんなに多い?各言語の特徴を徹底解説!

なぜプログラミング言語はこんなに多い?各言語の特徴を徹底解説!

プログラミング言語は、システム開発するために欠かせない技術の一部ですが、 以下の疑問を持ったことはないでしょうか? ・「プログラミング言語はこんなに多いけど、どれを選べば良いの?」 ・「そもそも何でこんなに種類が多いの?」 ...

アプリのDIY?~BeelineStore~

アプリのDIY?~BeelineStore~

このアプリ。こんな場面に、あの仕事に使えそうだな 株式会社ビーラインが運営する『Beeline Store』では 「日常が少し楽になる」「使い方次第で様々なシーン」に応用できるアプリを提供しています。 *掲載しているアプリは...

東京都荒川区ソフトウェア開発会社10選

東京都荒川区ソフトウェア開発会社10選

東京都には、約1万5000社ほどのソフトウェア開発会社があると言われています。今回は、東京都荒川区エリアに拠点を持つソフトウェア開発会社を紹介します。 荒川区は、地域社会との強い結びつきがあり、地元企業や住民...

東京都北区にあるソフトウェア開発会社10選

東京都北区にあるソフトウェア開発会社10選

東京都には、約1万5000社ほどのソフトウェア開発会社があると言われています。今回は、東京都北区エリアに拠点を持つソフトウェア開発会社を紹介します。 北区は、都心部や主要エリアへのアクセスが容易であり、また中...

東京都足立区のソフトウェア開発会社10選

東京都足立区のソフトウェア開発会社10選

東京都には、約1万5000社ほどのソフトウェア開発会社があると言われています。今回は、東京都足立区エリアに拠点を持つソフトウェア開発会社を紹介します。 足立区は都心部からやや離れていますが、その分低コストでオ...

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す